朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 君たちは今が世界

    Posted by ブクログ

    6年生のとあるクラス。
    エピソードごとに違う主人公の生徒から見た、それぞれの学校生活を描いています。

    グループの一番下のいじられ役男子、自閉症の子、ダンスの上手い可愛い子、勉強ができて達観してる子‥
    親もそれぞれ、高圧的だったり、多少ダサくても思いやりがあったり、それとなくネグレクト気味だったり。

    一人一人の心理描写が瑞々しく、手に取るようにわかります。まるでその子本人か親になったみたいな気持ちで読みました。

    クラスの他の子はこの場面でどう思ったのだろう。
    続編が読みたい。名作だと思います。

    0
    2025年01月16日
  • 人生のピース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「婚活」という文字に惹かれて何となく手に取った本だったけど、めちゃくちゃ面白かった!!
    最近の婚活系の話は基本暗くて人生が嫌になるような話ばかりだったけど(この本もそういった一面はある)、最終的には出てきた登場人物が全員明るい方向に進んでいく過程が描かていて、とても晴れやかな気持ちになった。
    私も友達の結婚式出たいな〜!という気持ちになった。

    0
    2024年09月29日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

    Posted by ブクログ

    若者の心にある葛藤。大人や経験した人からすると、大したことないと思えるようなことに思春期の若者は戸惑い悩み、選択をする。中学生から高校生に上がるタイミングはだれもが自分の進路について、生まれて初めて向き合い時だ。大なり小なり悩みがある若者が自分や自分の環境を理解し、他者のそれと比較をしながら受け入れて成長する。
    人生は不可逆で人間の価値観や感情は多様である、だからこそ楽しいし難しい。出会いに感謝して、自分の大切な人の時間に着目をしたいと思えた作品。

    0
    2024年09月27日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分と重なるものがあって、夜中泣きながら3時間ほどかけて読み終えた。
    アンドロイドの話が盛り上がったというのは 物語のきっかけとしては小さいかなと思ってしまったけれど、そういうちょっとした不思議な縁って確かにあるよなーと中学生活を思い出した。
    4人それぞれが私と似た想いを持っていたので、辛いよなー が半分、でもなんだか嬉しいのが半分(ひとりじゃないと思えたからかな)。
    寄り添い合える小説に出会えて嬉しい。
    私も少しずつ前に進みたい。

    0
    2024年09月22日
  • ミドルノート

    Posted by ブクログ

    共感共感共感!30代以降の女性だったら共感できること間違いなし。まだ若いけど、すっごく若いわけでもないアラサー世代。人生の転機を迎えることも多い年頃。そんな彼女たちの悩み・揺れる心が手に取るようにわかり、登場人物の誰が語り部の場面でも共感のため息が漏れる。「ちやほやされているけどバカにされているのでは」「昇進したけど女性枠としてでは」「怒るより諦めた方が早いのでは」と女性が直面するネガティブな感情の書き方が本当に上手い。それでいて香水というよりオーデトワレくらいの軽さで読みやすく後味も悪くないのがグッド。

    0
    2024年07月19日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

    Posted by ブクログ

    陽菜、湊、悠真、咲希のキャラがまるで違う4人がひょんなとこから同じ班になりロボット博物館に行く所から物語は始まり、それぞれが中学生ならではの悩みを抱えながら成長していく物語。
    傍からは才能があって自信いっぱいに見えても、本人は色々と悩んでいたり人間ってそういうものだよな、うんうんって頷きながら人生ってこういうものなんだって再確認できたな。
    あと体育のダンスの発表会での「どうせやらなきゃいけないんだから開き直ろう!」って陽菜の発想がすごく素敵だし、そこからどんどんみんなで楽しくしちゃう所は社会人になった私も取り入れていきたい姿勢だなって思った!
    とっても読みやすいし、小学生から大人まで読んでいて

    0
    2024年07月14日
  • 君たちは今が世界

    Posted by ブクログ

    始めの話であった事件は、本当に胸が痛い。先生はあの言葉を言ってはダメだったろうけど、言いたくなるよね。
    子供たちの幸せなだけじゃない複雑な世界がとてもよく表現されてた。良かった

    0
    2024年07月03日
  • 人間タワー

    Posted by ブクログ

    組体操のタワーをモチーフに、子供、親、教師、近所の施設に住む老人、卒業生からの視点や、そのそれぞれの人の人生まで掘り下げた作品。
    やはり朝比奈あすかさんは人間の深い部分の心理描写が上手くて、先に読み進めたくてどんどん読んでしまう。
    いろいろな考え方があり、多様性が求められる今の世の中だから昔のようにはいかないこと、その中でどうすれば他の人間と関わりながら生きていけるのか。
    人間タワーを題材にしながら、今の世の中に全てに対してそ問いかけている、素晴らしい作品だったと思う。

    0
    2024年07月01日
  • 不自由な絆

    Posted by ブクログ

    中高同級生の母親とそのそれぞれ子供が主人公。
    子供の片方がもう片方をいじめて、母親の関係性も変わっていく…
    ものすごく重たい題材なのに、早く続きを読みたくて一気に読んでしまった。
    朝比奈あすかさんは心理描写がすごく上手い。なんでこんなにも人の心の奥底が分かるのかというほど。
    だから自分にもこういうところあるよなって毎回自身を省みている気がする。
    最後は爽やかで、主人公たちの今後に希望が持てた。

    0
    2024年06月21日
  • 彼女のしあわせ

    Posted by ブクログ

    3姉妹とその母の物語。
    30代後半まで独身で仕事頑張ってて、その後結婚して今2児を育てている私は、独身バリキャリの長女征子と、子持ち主婦の次女月子のどちらにも共感できた。
    それぞれの女性の立場で感じる感情、気持ちの揺れ、そういったものを表現するのがとても上手い。
    朝比奈あすかさんの書く文章、とても好き。

    4人だけでなく、月子のママ友のハナママや元外科医の相沢さん、佐喜子の叔母ユキナの人生についても聞いてみたい、と思った。

    0
    2024年05月04日
  • ミドルノート

    Posted by ブクログ

    アラサー女性4人の視点で描かれる人生の不安や悩みの話。目新しいストーリーではないけれど、とても繊細で、リアル心当たりのある不安な気持ちに心がざわつきつつ、不思議と癒やされる作品だった。

    0
    2024年04月29日
  • ミドルノート

    Posted by ブクログ

    それぞれ違うライフステージにいるアラサー女性4人の話。私が共感するのはワーママの愛美だったけれども、読んだ人それぞれ共感できる登場人物がいるのではないかなと思う。人生を香水の香りの移り変わりに例える様が素敵。

    0
    2024年04月18日
  • 君たちは今が世界

    Posted by ブクログ

    小中学生に特に読んでもらいたい小説です。
    この本は、小学6年生のとあるクラスの話です。
    そのクラスの色々な人の視点で話が進んでいくのでとても読みやすく、共感する所や、そういう考えもあるんだなと感じる所があります。

    0
    2024年01月01日
  • 君たちは今が世界

    Posted by ブクログ

    よくいる子供達の日常を、妙にリアルな心理描写と共に描く作品。
    この作品に登場する小学生達が普通の子達であるが故に、自分の子供時代にいた周りの友人達に自然と重なっていってしまうのが逆に怖い。

    全編を通して子供の持つ無垢な純粋さと残酷さに癒されたり苦しめられたりするせいか、何枚かページを繰るたびに、いちいち考えてこんでしまっていた。

    どんな人にも事情がある。
    その人の立場になって物事を考えてみよう。

    言葉にするのは簡単でも、子供に理解してもらうのは実際かなり難しい。
    ただこの作品を子供に読んでもらえたら、親の言葉とは全く違う種類のインパクトを与えられそうな気がする。

    0
    2023年04月05日
  • 彼女のしあわせ

    購入済み

    姉妹であっても三者三様の生き方をそれぞれ送っている。
    本当に欲しいものは手に入らないもの。皆何かを諦めたりして自分を納得をさせながら人生を生きている。
    傷ついても力強く生きている彼女達の幸せを祈らずにはいられない温かな作品でした。

    0
    2023年02月17日
  • 人生のピース

    Posted by ブクログ

    読みやすく、暗いだけでなく明るさもあり楽しく読めました。
    婚活小説ということでどろどろした女の嫌な部分を描いているのかと思いきや、
    「なんとなく結婚したい」「結婚しないと」という抽象的な気持ちを抱えるリアルな女性視点の、
    人生の試行錯誤の話。 
    最後は希望のある終わり方で、頑張れと言いたくなりました。

    0
    2022年09月14日
  • 人生のピース

    Posted by ブクログ

    今の状況と重なって、共感の嵐。ロイヤルのくだりがいまいち分からんかったけど、全体的に読みやすかった。

    0
    2022年08月03日
  • 人生のピース

    Posted by ブクログ

    34歳独身3人組仲良し女子が1人の突然の結婚宣言に驚いて婚活を始めるお話。何かキッカケが無いと思い切りがつかない落ち着く一歩手前の34歳。
    まず年齢設定が絶妙。
    3人組のそれぞれの個性が絶妙。
    3人のオチも三者三様で絶妙。
    特に主人公の妙にひねくれた、それでいて周囲に甘えたい微妙な感情を丁寧に描いている。
    会社での地位がアップすると妙にみんな落ち着いちゃうんだよね。見たことあるっ!と思う情景がたくさん。
    面白いです。

    0
    2021年06月24日
  • 憧れの女の子

    Posted by ブクログ

    ある男女を取り巻く風景

    は、自分がいかに性役割が潜在意識にあったのかを感じさせられた。
    口では男女平等だとは言うけど、根底の意識ってなかなか変わらないもんなのかな

    0
    2020年06月05日
  • 憧れの女の子

    Posted by ブクログ

    はじめての作家さんの短編集。
    すごい。なんというか、話のつくりもテクニックも文章も上手で衝撃を受けた。自分の中にある男女の固定観念を突きつけられたり、色んな意味で男女の違いを考えさせられたり。女性を書くにあたっての視点も面白い。
    「ある男女を取り巻く風景」のテクニックに圧倒され、「リボン」のメッセージに泣きそうになった。あえて好きなのあげたけど、本当に全部良かった~~。

    人間のマイナスの感情がプラスに働く瞬間を丁寧に的確にリアルに書いてるのもすごい。共感してしまう人は多いのではないかなあ。

    シンプルに、年を取るのもいいな、どんな生き方になってもその時々で幸せがあるんだなと、前向きな気持ちに

    0
    2018年11月10日