朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 普通の子

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    読後感はあまりぱっと晴れやかになるものではなかったけれど、それがいじめのリアルとして描かかれているのだと思いました。被害者は何十年もトラウマとして残るのだな。ほんとに残酷なことです。

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    2025年11月27日
  • 温泉小説

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    どの話も重たい人間関係や暗めの性格の人物が登場するけれど温泉が癒やしてくれる。友情を続けるときに『努力しなきゃ、恋愛以上に丁寧に繊細に対等に』の高宇さんのセリフはとってもいい。温泉のように身体に沁みる。『また会う日まで』のお父さんもいい。

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    2025年11月26日
  • 人間タワー

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    これも独白連作だったか。それぞれ視点が違って面白かったけど、少しパワーは足りない気がした。
    塾に通う女の子のパートが一番しっくりきたなぁ。

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    2025年11月22日
  • 普通の子

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    読完です。
    作者の本は初めてでしたが、少し重かったですね。
    親子ともどもいじめに遭遇するのは。
    でいじめられた方は10年超経っても忘れられないというのは現実なんだろうなあと思いましたね、自分はそういう経験はないんだけど。逆の立場のいじめたことはあるのかもともうと怖いですね。
    少し考えさせられた本です。

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    2025年11月21日
  • 翼の翼

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    中学受験がテーマ。マンガ『二月の勝者』を読んでたので衝撃はそこまでではなかった。

    子どもに中学受験させるなら、親は二月の勝者なりこういう本なりを読んで「覚悟」した方がいいと思う。

    うちの子はまだ低学年で運動はできないけど、勉強は正直できる方で、好きでテストを受けるような子。
    夫はここに出てくるようなタイプじゃないけど、成績や私は同じような道を辿る可能性が大いにある。

    一喜一憂しない、いつでも引き返す覚悟、メンタル優先。自戒しないと。

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    2025年11月19日
  • 人生のピース

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    久しぶりに恋愛とか婚活を描いたお話を読んだ。
    かなりの長編だったのでこのままでは終わるまいと思いながら読んでいたけど、ほんとにあのまま終わってしまった。
    結婚相談所とはほんとにああいう感じなのかな。
    結局かわいらしくはかなげでオーソドックスなワンピースが似合う感じの方が男性ウケはいいらしく、それを受け入れられないとやっていけない。
    34歳で仕事面でも確実にキャリアアップしてる女性には、辛いものがあるだろう。
    ツイッターの仕掛けにも解説を読むまで気づかなかったが、別に悔しい!とかやられた!と思うこともなく、へーって感じ。

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    2025年11月17日
  • ミドルノート

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    菜々、麻衣、愛美、彩子。
    4人の女性の生き方や思いを軸に描かれていました。
    みんなタイプが違っているものの、全員に共感できる部分があり、感情移入しながら読めました。
    テーマはモラハラ夫だったり、コロナがきっかけの派遣切りだったりと暗いものがベースなのですが読みやすかったです。

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    2025年11月15日
  • 人間タワー

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     運動会で行われる「人間タワー」を巡り、児童たちや教師、親、地域の老人たちがそれぞれの目線で考えを募らせていく。
     
     伝統や団結や根性論など、時代とともに変化していく学校行事の考え方の中で行われた新しい「人間タワー」。
     「やる」か「やらない」かの2択ではなく「どうすればみんなが納得できるか」を模索していく児童たちの姿が印象的だった。

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    2025年11月12日
  • ななみの海

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    ネタバレ

    児童養護施設で暮らす高校生のななみ。祖母の言葉に縛られて医学部を目指し、進学費用のためアルバイトをしながら、部活動にも励む。
    自分のことで精いっぱいのななみが、施設の後輩たちや部活仲間たちとの関わりを通して成長していくさまを描く。

    ななみがいわゆるヒロイン系の「いい子」ではないので、物語がリアルに感じられる。

    子どもは良くも悪くも周りの大人に影響される。「いい大人」になろうとするななみたちの決意は尊い。

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    2025年10月30日
  • 人生のピース

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    34歳って女性の分岐点のイメージがある…
    そして、「ああ…こういうことあるなぁ…」と想像しやすく、どこかの街で起こっているようなお話で楽しく読めた。

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    2025年10月27日
  • 温泉小説

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    ネタバレ

    おひとり様限定の温泉バスツアーで出逢った彼女の教え。
    娘に免許返納を迫られる後期高齢者のドライブ旅。
    44歳になっても母親の呪縛から逃れられないひとり娘の旅路。
    亡き妻との思い出の秘湯へ息子家族と旅する初老の男。
    自分が生きてきた半世紀に想いを馳せる、50歳女ひとり旅。
    婚約者と訣別し、南の島で再出発を試みる若者に訪れた奇跡。
    年齢も性別も境遇も違う主人公たちが、思い惑い人生の苦みを抱えながら温泉地へと向かう。
    その湯は強ばった心さえ解く力がある。
    心が溶け、身体が伸び、皮膚も骨も神経も筋肉も、自分を構成するすべてのものに湯が染み込んで、なんだか生まれ変わったような気がする。

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    2025年10月26日
  • 温泉小説

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    女子だけど、「女友達」がいないアラサー
    後期高齢者、でも運転したい
    親子共依存の女性
    かつて奥さんと行った温泉に孫たちと行くおじいさん
    健康的な断食ができる噂の温泉に1人で行った女性
    ある島で「ある人」と会いたい男性


    温泉は出てくるけど
    それよりも人間関係メインのお話でした。

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    2025年10月18日
  • 翼の翼

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    幼い頃の自分と被るところがあって読み進めるのがしんどい箇所があった。まさに母は主人公のようだった。
    成績が上がらない私に通常の塾に加えて個別、家庭教師とこれでもかという程ベットしたり、〇〇ちゃんは塾がない日も自習しに行ってるから同じように行けと行ったり、〇〇君が塾終わり22時まで残って勉強してると聞けばそーしろと言ったり…。そしたら成績があがんの?意味あんの?って話。当時私は、やるかやらないかは私次第なのに…と内心思いつつこなしていた。改めて思うと本当に滑稽、本当に意味がない。母を満足させる為の受験になっていたのだ。


    子を思うからこそ親のエゴが出るのは子育てをする立場になってよくわかる。親

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    2025年10月15日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

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    ネタバレ

    でもやっぱり人間がいいじゃん?

    安藤悠真、清水陽奈、長谷川湊、市川咲希は校外学習で同じ班になった。普段の学校生活ではほぼ交わりがない。なんとなく、気が乗らない人との交流。しかし見学したアンドロイドとそこで生じた疑問「不気味の谷」について悠真が説明したことで、4人は束の間だが心を開いて交流できた。そして、月日は巡り——。

    アンドロイドがどうこうするSFではなく、中学生の日常的な人間関係と成長を描いた穏やかな物語だった。難しいこともあるけど、アンドロイドのようにわかりきったことだけ答えてくれるのではなく、表面的な関わりだけでなく、悩みながらもがきながら、自分を見つめていける関係を持てるといい。

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    2025年10月08日
  • 翼の翼

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    2025.09.29〜10.18

    親の勝手な思い込みで翻弄される子。大変だね。
    大きな翼で羽ばたける、視野の広い子になってね、つーちゃん。

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    2025年10月18日
  • 人間タワー

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    タワーの上、下、それぞれの立場の思いがある。大人になってからもずっとタワーを作ってる気がした。上も下もそれぞれ意見があって、そもそもやるやらないという葛藤もあって、期待もあったり、反発があって、みんなが同じ思いではないけれど、結局タワーを作ってる。

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    2025年09月28日
  • 翼の翼

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    親の気持ちに応えたい小学生の息子。
    受験によって蝕まれていく。
    どんどん壊れていく。
    楽しくはない。ただただそこには中学受験のリアルな様子が描かれている。

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    2025年09月20日
  • 温泉小説

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    何気に日頃思ってた事、すぐに忘れる様な、ささやかな感情をどうして著者は文章にしてそして言葉にできるんだろう。中編集だが、どの作品も、大きなドラマがある訳でもないのに、何故か心に残る。言葉にも出来ない、通り過ぎる思いがスルッと流れる様に消えていく。読後の納得感が良かった。

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    2025年09月15日
  • 温泉小説

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    ネタバレ

    2025/09/05
    最初の派遣が終わり無職の女性が参加したバスツアー、これが一番好き。男性の飲み友達ばかりで女性の友人がいない歯科医が、しみじみ同性の友人を作りなさい、と伝えるシーンがいい。さっぱりした付き合いができる男友達がいる自分だと思ってるが、周りの男友達は自分に対して実はとても気を使ってる事に30歳過ぎて気づいた、と。温泉を通して過去を振り返り前に進む、みんないい人生を歩んでる。

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    2025年09月10日
  • 天使はここに

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    ネタバレ

    翼の翼に出てくるエンジェルズ。高校生の頃からバイトしてその後契約社員になった真由子。
    橋輝が言う「インテグリティが高い、不正をしない人」であることは正しくはある。大人になるにつれ正解でなくとも選ぶことがあると私自身は思う。いつか真由子も悩むのか、悩まず現状を突っ切るのか気になる。微妙な心の塩梅を描くのが本当に上手い作家さん。

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    2025年09月10日