朝比奈あすかのレビュー一覧

  • やわらかな棘

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    うわぁ重たい。重たかった。

    そういう人生もあるよね、と思うけど。
    たいていはとてもかけ離れたものに感じた。
    まぁこれからどうなるかなんて、自分でもわからないけれども。

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    2017年03月30日
  • 天使はここに

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    ファミレスチェーンで15歳からバイトをはじめて7年、ただ真面目に誠実に、自分の働くお店が好きで仕事を続ける真由子。大学生バイトから見たら何でそこまで?といわれるような働き方ですが、彼女にとってファミレスで働くことは、大切なことでただ生活のために働いてるんじゃないことがわかります。

    今のお店での店長やバイト仲間との関係、仕事場での自分の立場。幼いころ、祖母と育ての親代わりの叔母と楽しみに訪れたファミレスの思い出。ファミレスという場所で働く真由子の感情と日常が書かれています。

    誠実に一生懸命働くことや、自分の目で人を見ることや、何かを大切にすること、淡々としたストーリーですが読後感良しです。

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    2017年03月12日
  • やわらかな棘

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    ほぼ他人、でも少しずつ接点がある人たちのオムニバス。

    人にはそれぞれ事情がある。恋人がお金持ちの若い女の子と結婚したり、弟が自殺したり、自分の家柄や要領良く生きる双子と距離を取りたかったり、若くしてシングルマザーになって改めて自分の母について考えたり。

    それぞれの悩みを抱えながら、人と関わっていかなければいけないし、その誰かもまた悩み苦しみながら日常は回っていく。
    時間が解決するのをただ待つしかないのかもしれない。

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    2017年02月18日
  • 憧れの女の子

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    ネタバレ

    表題作は、どうしても女の子の母になりたがっていた妻を見下していた夫が、物語の後半にいくに従い女の子の父になれない寂しさに気持ちが変わっていくのが意外性があり怖くてリアル。

    出産前の検査も生み分けも個人の自由だと思うが営みそのものや、命の芽生から神々しさが失われるのは確かかも。

    他の短編もどれも身近に感じられる物語で、ラストが爽やかな光が想像出来るのがとても良い。
    もがいてあがいて、何かが終わって見えてくるものがあるという事を教えてくれる。

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    2017年04月10日
  • 天使はここに

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    真摯に働く非正規労働者の話。働くことの意義や心持ちをかんがえさせられる。正しいことがすべてではないと思うし、清濁併せのむことを悪だとは思えない。だが、真摯にとりくむ志はもっていたい。インテグリティ、よい言葉を知った。

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    2017年01月15日
  • 憂鬱なハスビーン

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    東大卒、有名企業に就職、同じく東大卒弁護士の優しい夫、理解ある姑…
    恵まれ過ぎているのに、凛子はイライラしている
    ずっとイライラしていて
    読んでいて疲れてしまった

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    2017年01月11日
  • 憧れの女の子

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    ネタバレ

    リボンやわたくしたちの境目は、が考えさせられる。産むこと、女性、っていうのは、生きてく上で忘れてはいられない、一生ついて回る問題だと思う。

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    2016年07月16日
  • やわらかな棘

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    ネタバレ

    どの章の主人公にも共感はしなかったけど美雨ちゃんがママに「ありがとうは?」とせかされるのが嫌な気持ちはわかる。子どものときを思いだした。わかってるよって。せかさないでって。比呂人には早瀬じゃないけど、ざまあみろ(笑)と。第3章「美しい雨」では第2章「ヒヨコと番長」の奈津子と隼人が結婚したり幼稚園の先生になろうと勉強を始めたのがわかってうれしかったです。最後は早瀬が少しずつ元気になっていけそうな終わりかたでよかった。

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    2016年06月08日
  • 彼女のしあわせ

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    一人で生きていくことを選択し、マンションを購入してしまった長女。
    田舎町でのひとり孤独な育児に、次第に追い詰められていく次女。
    夫とふたり仲良く暮らしながらも、姉たちにさえ言えない過去を背負っている三女。
    はたから見れば充分幸せそうなのに、どこか空虚な三姉妹の日々。

    主人公の三女は 『本当に欲しいものは手に入らない・・・』というけれど
    手に入らない物を欲しがり続けても、そこに幸せは見つからないはず。
    目の前のことから逃げずに、ひとつひとつ小さな事を積み上げていくような
    ささやかな生活の中にしか本当の幸せはないのだから。

    いくつになっても
    迷ったり、泣いたり、後悔したり女の人生は大変だけれど

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    2016年04月22日
  • 天使はここに

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    これが日本の現状なのかと思うと虚しくなる。アメリカの最低賃金が日本の倍はあるらしいので、それだけの経済格差があるということか。いや、経済格差というより日本の労働者全体が搾取されているように思える。あまりこの作品の感想ではないけど。

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    2016年04月04日
  • 憧れの女の子

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    いろんな年代の女の人の心理描写がおもしろい。男性目線だったりね。女の子産みたいって気持ちはよくわかるけど、夫はこんな風に思うのかなー笑

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    2016年04月02日
  • BANG! BANG! BANG!

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    BANG! BANG! BANG!…おせっかいでも孫を思う気持ちが強かったおじいちゃん。
    トン骨とジュリアン…評価はこの作品。切れ味のいいナイフを振り回して自分を守っていたつもりが、気がつくと自分自身を切っていたかのような怖さ。虚栄心は大切な存在を見失わせることになる。

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    2016年01月24日
  • やわらかな棘

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    一話完結かと思いきや、登場人物が重なっていて、気になる人たちのその後がわかる感じの話でした。

    とりあえずヒロが不幸せそうでよかった(笑)

    「美しい雨」では、私も喜多さんみたいな態度の人を「ちょっと……」と思ってしまってたけど、確かに子供を守れるのは親しかいないんだよなあ。

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    2015年07月15日
  • やわらかな棘

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    秘密を隠して、今日も私は微笑む。

    女性を主人公にした短編オムニバス。少しずつ登場人物は重なり合っているので、裏側がわかる。誰も、外から見えるものだけではできていない。人が幸せに見えるのは、隣の芝は青いだけ。でも、どの話も一応歩き出すラストが描かれているので、救いはある。幸せは気の持ちよう。だから、難しいんだけど。

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    2015年07月05日
  • 彼女のしあわせ

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    「主張は『ない』のではなくて、見せてこなかったのだと今は分かる。」

    主張しないといけないとき。
    見せるべきではないとき。
    見極めて生きていくって難しい。

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    2015年03月13日
  • 密やかな口づけ

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    ネタバレ

    女性作家達による官能アンソロジー。男性作家が執筆する官能小説とは違い、女性作家の官能小説は繊細。そして、女性の気持ちがわかっているのでリアルでもある。吉川トリコと遠野りり子の作品がすごく良かった。遠野りり子はSMの事がよくわかっている。自称Sの人に関しての部分は特に同意。豪華な作家陣の小説が一気に読めて満足。

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    2014年03月26日
  • 憂鬱なハスビーン

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    他人から見たら幸せそうな女性の苛々と憂鬱が、所々共感するものがあった。
    この時期にこの小説を手にとったのが笑えた。
    私はまだわたしに何を期待しているのだろう。
    という文が心に残った。

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    2014年03月10日
  • BANG! BANG! BANG!

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    こういう学生生活では無かったけれど、「掲示板」が懐かしくなりました。
    2011年発行で、当時25歳の主人公達…同年代だものね。

    桃花の決心が身に染みます。

    表紙はダイモンなのかしら??

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    2014年02月15日
  • 彼女のしあわせ

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    最近ハマりの連作小説。3人姉妹のそれぞれの人生が面白かった。いちばん感情移入をしたのが、三女の凪子だったけれど、ラストが凪子から月子への手紙で終わっているのが面白いなぁ〜꒰ღ˘◡˘ற꒱

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    2014年01月09日
  • 憂鬱なハスビーン

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    ネタバレ

    第49回(2006年)群像新人文学賞受賞作。
    他の独特な受賞作品と違い、女性が感じる日常的な「あるかも」が多い作品で、面白い。
    個人的にはこんなだんなさん、ちょっといいなと思った。
    彼女の他の作品も読んでみたい。

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    2013年12月05日