藤崎翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お梅シリーズ第三弾。
人々を不幸にするつもりが、何故か間違えて幸せにしてしまう呪いの人形・お梅。
そんな失敗続きのお梅の前に新キャラが登場します。
「私、ハッピー魔法少女イライザ。よろしくね!」
「はっぴゐ、魔法少女・・」
昭和に放送されて“あまり流行らなかった”アニメのキャラクター人形で“ハッピー”というだけにお梅とは真逆で人々の幸運を願う自称“幸福の人形”イライザ。(お梅風に言うと“ゐらゐざ”)
そんなイライザと出会い、成り行きで行動を共にすることになったお梅ですが・・。
例によって、“呪ってやる!”という意気込みが見事に空回りして、結果的に幸せにしてしまうという皮肉な展開にニヤニヤが止まりません。
で、イライザはイライザで人々を幸せにする為に奮闘するのに結果不幸にしてしまうという・・この凸凹コンビっぷりが面白かったです。
(イライザがちょいちょい見せるブラックな部分も結構ツボw)
連作各話ええ感じでドタバタと楽しいのですが、個人的お気に入りは、修学旅行で東京を訪れたスクールカースト底辺の高校生男女グループが、最初は雰囲気最悪だったのに、お梅のパワー(?)で、結果、充実した東京旅行を満喫できて和やかになっちゃう「修学旅行を呪いたい」が好きでした。
「ゑぴろをぐ」では、この高校生達の卒業後の後日譚が描かれているのですが、それぞれの道を前向きに歩んでいる彼らの姿が微笑ましかったですね。
ということで、お梅&ゐらゐざの虚しい(?)奮闘劇を今回も楽しませて頂きました。
著者のあとがきに書かれていた“次回作”と“スピンオフ”も是非お待ちしております~。