藤崎翔のレビュー一覧

  • 神様の裏の顔

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    神様のようと言われた、清廉潔白な元教師・坪井誠造が亡くなった。通夜に集まった人々は皆坪井を偲んで涙を流した。通夜の席に集まった坪井の娘、教え子、元同僚の体育教師、隣に住む主婦、アパートの店子の6人が思い出を振り返ると、坪井は殺人犯だったのではないかという疑惑が湧き上がる。「神様」には裏の顔があったのか?
    結末にびっくり。清廉潔白な人ってすごいけどやっぱりどこかマイナスのところがあってほしいと思っているんだろうか。教え子の斎木が手のひらを返したところからそう思った。こんな風に手のひらを返す人にはなりたくないなぁ。
    そして坪井の娘の将来が少し心配になる。このままだと未来は暗そう。友美はずっと誰かの

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    2025年04月28日
  • みんなのヒーロー

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    おすすめ度 ★★★☆☆
    どんでん返し度 ★★★★☆

    どんでん返しのパターンが、ちょっと同じになってきてるが藤崎翔の良さなんかな。
    ルッキズム、見た目で恋人を選んでしまったら後悔する。。ってのは、痛いほどよく分かるけど
    ブスはあたしもどうしても抱けない。。。。

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    2025年04月25日
  • おしい刑事

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    抜群の推理力で事件をほぼ解決までもっていくのに最後に事態が大逆転して手柄を同僚に横取りされてしまう押井刑事の物語……周りからは「惜しい刑事」と呼ばれているけど…どうしても上手くいかないんだよなぁ

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    2025年04月22日
  • 神様の裏の顔

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    設定のユニークさに惹かれてすらすらと読み進められた。けれど実際、自分が長年信頼していた人が実は殺人犯だったかもしれない、しかもいくつもの殺人・傷害事件に関わっていたかも、という事実が発覚したら、めちゃくちゃ怖いし、彼らのように冷静ではいられないだろうなぁ。
    坪井先生と関わりの深い登場人物たちばかりの中で、寺島は唯一関わりがさほど深くなく、先生への思いも大きくなかったから他のキャラクターたちと違う立ち位置でおもしろかった。事件を紐解くキーパーソンとなったのも、真実を知りたいとかそういう熱い想いからではなく、晴美に良いところを見せてあわよくば付き合いたいという下心100%で動いていて、どこか憎めな

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    2025年04月06日
  • みんなのヒーロー

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    前半から中盤は、ホラーではないのに背筋がゾワゾワする感覚に見舞われた。
    それはもう、身の毛もよだつような出来事の連続で、こんなことが身に降りかかれば人生に絶望しか抱かないだろうと思う。
    後半は藤崎翔のメッセージのようなものが強く伝わってきた。
    藤崎翔作品に見られるクライマックスの意外性は少なかったように思えるが、読後感は悪くなかった。

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    2025年03月23日
  • 刑事の灯

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    4人の有名小説家たちの作品。
    シリアスあり、ユーモアあり、それぞれテイストの異なる味わい深い作品です。

    ・星の傷痕
    ・道案内
    ・読心刑事・神尾瑠美
    ・ファーストレディの黒子

    特に、3つ目の読心刑事は、ユーモアたっぷりでこんな刑事がいたら、事件は即解決ですね(^^;

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    2025年03月09日
  • 逆転泥棒

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    逆転と銘打っているが、前作「逆転美人」とは異なり電子書籍でも楽しめる。空き巣と初恋の女性との物語。トリッキーな設定と、なんかふわふわした展開だなと思わせての最後の展開。ミステリー初心者にもおすすめ。

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    2025年03月04日
  • 逆転泥棒

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    空き巣で前科二犯の主人公が出所後に凝りもせず空き巣に入った家は幼馴染の初恋の人の家だった

    現在と過去の思い出が交差して、ラストの逆転に繋がっていく
    驚きのトリックというわけではないが、時代背景とか男同士の友情が良かった

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    2025年02月23日
  • 神様の裏の顔

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    清廉で誰からも尊敬された元教師の男性が亡くなった。彼を慕う人々が葬儀に訪れ、思いを馳せる。が、今思い返すと彼との思い出には不審な点が…もしかして彼は犯罪者だったのでは…?

    気を付けて読んでいたが、まさかこんな真相とは…イッキ読みです

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    2025年02月16日
  • 神様の裏の顔

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    誰からも評判のいい神様みたいな人に、実は裏の顔があって……?な話。少しずつ真相が明らかになっていくくだりは思わず前のめりで読んでた。最後はそんなのあり?とちょっと不満だけど(推理しようがない)、読む分には楽しく読めるんじゃないかと思う。

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    2025年02月11日
  • モノマネ芸人、死体を埋める

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    元プロ野球選手・竹下竜司のモノマネ芸人・関野宏樹は本人公認で竹下にも気に入られている。ある日いつものように呼び出され、竹下の自宅に向かうと頭から血を流した女性の遺体が。竹下が逮捕されてしまえば竹下のモノマネしかできない関野は仕事を失う。悩んだ末、遺体を山に埋めることに…。
    タイトル通り、モノマネ芸人が死体を埋める話。モノマネ芸人の悲哀と人間関係が描かれている。逮捕されるきっかけがなんとも言えず。うーん…。すごい悪人は出てこないけれど、みんな少しずつ「いい人」ではないところが人間臭くてポイントなのかな。

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    2025年02月02日
  • 神様の裏の顔

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    ネタバレ

    逆転美人がおもしろくて、藤崎翔さん2冊目を購入。
    どんどん疑いが深く広く繋がっていき、状況証拠が固まっていく一方で、藤崎さんのことだから、きっとこのまま先生の仕業として終わることはないのだろうと思いながら読み続ける。
    最後にすべてが分かった時、予想もしていなかった結末に相当驚いた。
    でも、これってちょっとズルいような気もする…。
    もちろんすれ違いや奇跡的な連鎖の構成は評価されるべきなんだろうけど、二重人格を取り入れちゃうと騙されざるを得ないような…。
    と思いつつ、総じていろんな人物の目線で先生や事件がテンポよく描かれていくので、飽きることなく楽しめた。

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    2025年01月24日
  • 逆転泥棒

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    3人の幼馴染が織りなす物語です。

    裕福な医者の息子、貧しい家庭の息子、そしてハーフの少女。
    異なる背景を持つ3人の登場人物の関係が高校生まで続きます。
    これが物語の大半を占めます。
    物語のクライマックスで、立場が逆転しますが少し違和感を感じました。

    叙述トリックを活かした作品ではあるものの、最後に「なるほど、そういう事だったのか」と素直に納得できませんでした。
    仕掛けが強引で、あたかも後出しジャンケンの様な印象を受けました。
    伏線の提示が不十分で、結末が唐突に感じられたため、騙されたという快感というよりは不快感が残りました。

    最後に病院に連れてくる手段が大袈裟すぎてリアリティを感じれれな

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    2025年01月14日
  • モノマネ芸人、死体を埋める

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    『お梅は呪いたい』のような笑いを期待していたので、違った感はある。
    だけど、サスペンスとして面白かった。

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    2025年01月10日
  • モノマネ芸人、死体を埋める

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    往年のプロ野球選手のモノマネ1本のみで踏ん張るモノマネ芸人が、その元プロ野球選手による過失致死遺体の遺棄を手伝わされる羽目になる…というミステリ。
    スラスラ読めるが、後半はややアッサリ気味。
    ラストシーンの警官2人の会話は、何か意味があるのだろうか。「結局は地道に働くのが一番」というのが、この本の主題なのかな。

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    2025年01月08日
  • おしい刑事

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    設定が個人的にはあんまり好きじゃなくて、ささらなかったです。
    話しが単調な感じで、乗り切れなくて…
    最後の落ちだけは、可哀想だけどクスッと笑えました。

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    2025年01月03日
  • 読心刑事・神尾瑠美

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    サクッと読めて楽しめる作品でした。
    人の心を読むことが出来る、憧れる能力を持つ刑事と、同じ係の人間関係にほっこりしました。
    心を読んで事件解決。
    刑事としては有能だけど、実際は心を読めることで負う心理的ダメージの方が大きくて、人間不信になりそう。

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    2024年12月30日
  • 逆転泥棒

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    逆転美人のトリックが凄かったので期待して読んでいましたが逆転美人程の驚きはあまり無かったです!
    最後は全部軽く流れていく感じで少し納得いきませんでした、、、

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    2024年12月27日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    ちょっと展開が予想出来てしまったのですが、安定の面白さでした。
    伏線が丁寧で、ちゃんと回収してくれますし。
    正直、苦手な人は誰でもいるし、この人いなくなったらなんて考えてしまうこともあります。
    殺し屋の存在が身近なのは困りものですが、最終手段として、こんな殺し屋だったら頼りたくなっちゃうなと思ってしまいました。

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    2024年12月23日
  • 指名手配作家

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    「逆転美人」では長女が、「指名手配作家」では、長男が書き上げた手記。
    謎解き種明かしみたいだけど、どうなんだろう?二度使うかなぁ?

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    2024年11月09日