ユーザーレビュー おしい刑事 藤崎翔 / 師岡とおる ちょっとの読み違いや思い込みによる視野の狭さ等で初動捜査はいいものの最後の最後にコケる姿はギャグ漫画そのもの。 ミステリーとしてある程度いいものだし押井本人は真剣だからこそその姿に笑ってしまいながらも彼を「おしい刑事」と呼んでしまう。 続編もあるらしいから読みたくなるね。 Posted by ブクログ 恋するおしい刑事 藤崎翔 / 師岡とおる そう、押井がさっきから「こ、この」とか「つ、つまり」などと言っていたのは、脚の震えのせいで声まで震えていたのが原因だったのだ。決して誤植ではなかったのだ。 (P.213) Posted by ブクログ おしい刑事 藤崎翔 / 師岡とおる 文学的素養のある作家なら、このへんを見事な文学的技術で乗り切るのかもしれないけど、この作者には無理なのである。 (P.220) Posted by ブクログ 恋するおしい刑事 藤崎翔 / 師岡とおる 美人で素直な女性刑事灰田後輩が加わり、押井の手柄の横取りで出世した横出後輩と三人で遭遇する五つの事件。良い意味で前巻と変わらない雰囲気と最後の最後以外前巻よりも洗練されたシンプルな文章によるテンポの良い軽快さを存分に楽しんだ。お笑いライブの話は元芸人な著者の来歴も過るキレのなさがちょっと生ぬるい…。 Posted by ブクログ おしい刑事 藤崎翔 / 師岡とおる 有能的に推理をするもいつも最後の最後で事態が大逆転し手柄を同僚に横取りされてしまう押井刑事と六つの事件。癖のないシンプルさを心地好くサクサクと読んでいると、惜しい刑事化した途端に文章まで崩れるのがつらく残念。口述表記を含む家族の高校の話や最後の一編ではそれが気にならず爽やかに読み終えられて良かった。 Posted by ブクログ 師岡とおるのレビューをもっと見る