あらすじ
推理力抜群で華麗に犯人を追い詰めるのに、いつも最後の最後で詰めが甘く、イケメンの後輩・横手に手柄をとられてしまう押井敬史巡査長。 そんな彼を周囲は愛ある上から目線で“惜しい刑事”と呼ぶ。 完璧に事件を解決し、不本意な呼び名を返上すべく奮闘する押井。 でも、やっぱり今日もまた……。 日本一残念な刑事が挑む6つの難事件。 腹筋崩壊の連作ミステリ。
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Posted by ブクログ
ちょっとの読み違いや思い込みによる視野の狭さ等で初動捜査はいいものの最後の最後にコケる姿はギャグ漫画そのもの。
ミステリーとしてある程度いいものだし押井本人は真剣だからこそその姿に笑ってしまいながらも彼を「おしい刑事」と呼んでしまう。
続編もあるらしいから読みたくなるね。
Posted by ブクログ
抜群の推理力で事件をほぼ解決までもっていくのに最後に事態が大逆転して手柄を同僚に横取りされてしまう押井刑事の物語……周りからは「惜しい刑事」と呼ばれているけど…どうしても上手くいかないんだよなぁ
Posted by ブクログ
設定が個人的にはあんまり好きじゃなくて、ささらなかったです。
話しが単調な感じで、乗り切れなくて…
最後の落ちだけは、可哀想だけどクスッと笑えました。
Posted by ブクログ
有能的に推理をするもいつも最後の最後で事態が大逆転し手柄を同僚に横取りされてしまう押井刑事と六つの事件。癖のないシンプルさを心地好くサクサクと読んでいると、惜しい刑事化した途端に文章まで崩れるのがつらく残念。口述表記を含む家族の高校の話や最後の一編ではそれが気にならず爽やかに読み終えられて良かった。