藤崎翔のレビュー一覧
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ネタバレ売れない作家の賢がふとした弾みで担当編集者を殺してしまい逃亡、その逃げた先で自殺を決意するも今にも自殺しようとする先客の女直美を止める
最初は「人を殺してしまった自分よりは自殺をする理由は軽いはず」と思ってたがすぐ止めたときに感じた女性の体の柔らかさ性的興奮を覚えてセックスするために止めようとする・・・・うん屑やな。
そして直美はある理由で警察に恨みを持ちゴーストライター計画を賢に提案する。逃亡者の稼ぎ方は限られるため賢もこれに同意。かくして賢は直美の名前で再デビューを目指すが
ていうのがあらすじ
こんな歪んだ形から始まった二人の関係性だが一定期間共に過ごせばそれなりに情も出来るのか二人 -
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ネタバレ驚異の検挙率を誇るR県捜査一課。そこへ転属になった根津は、自分の力が認められたと高揚した気分だったが、その検挙率はテレパスの持ち主だと言う神尾瑠美刑事のお陰であった。神尾は被疑者の隠している犯罪を全て見破り、難事件を解決してきたのだ。個性的な捜査一課班のメンバーと共に難事件を解決していく…
テレパスの持ち主の神尾に掛かれば、犯人の殺害方法や死体の隠し場所などすぐに解ってしまうのは凄いです。捜査会議が学級会のノリなので、クスッと笑ってしまいました。
神尾の人の考えている事が全て聴こえてしまうのは苦痛だったと思いますが、言動がかなりキツくてちょっと閉口気味でしたが、ラストなんだか可愛らしく -
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ネタバレこれは、ずるい(^ ^;
かなり色々と「禁じ手」を使ってる感じ(^ ^;
体裁としては「短編集」で、
色々な雑誌などに載った対談集を集めた本、
という心づもりで読み始める。
インタビュー記事の合間に、話者の「心の声」が混じり、
段々とその比率が逆転していく(^ ^;
ごく表面的なつながりしか無い、と思われる
対談の参加者達が、実は深いところで意外な関係が、
ということが、読者には徐々に分かってくる。
最初の内は「ご都合主義もここまで突き詰めれば
気持ちよいくらいだ」などと思いながら読み進むが、
徐々にゾクゾクするような要素が増えてきて。
しかも、関係なく独立した記事だと思ってたが、
と -
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犯人逮捕を目前にして殉職してしまったおっさん刑事が、ちょうどその時産まれたばかりの部下の子供になってしまう、というユーモアミステリ。意識はそのままだけれどなんせ産まれたてなので何もできない、というもどかしさ。そして赤ちゃんの視点からさまざまなものを見るユーモラスさ。それらを絡めた上での、大真面目なミステリの数々。軽い読み心地ながら、読みごたえはばっちりです。
笑いあり涙あり、そして驚きあり。ラストでは感涙なのだけれど。それ以上にあの事実が……うわあ、たしかにあのセリフ変だと思ったんだけど。それが伏線だったのかー!!!
とまあ、ミステリとしても満足しつつ、感動の涙で終わるはずだったのですが。なん -
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お梅の続編。
前作と同様、呪いたい相手を呪えないお梅の活躍(?)を楽しませてもらったけど、けっこう怖い話もあったなぁ。新興宗教は、怖い怖い。
お梅がターゲットとした人ではないものの、悪い人が成敗されるので、そこは呪いが成功しているのかもよ。けっこう勧善懲悪な感じで(微妙な人もいるけど)、読後感はすっきり。
二世帯住宅と恋患いは、驚きの真相が出てくるけど、全然わからなかったなぁ。ちょっとミステリー交じり。
辞書を引いたり、ボイスレコーダーを使いこなしたり、だんだん現代にも馴染んでくるお梅。捨てられたり壊されたりしそうなのに、なんだかんだサバイブしているお梅。すごい。
でもスマホは、木と紙で