藤崎翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初読みの作家さん。
何~、このインパクトのありすぎるタイトルと装丁!
おどろおどろしいタイトルだけど…
内容紹介には「オカルトハートフルコメディー」って書かれてるし。
私、「ホラー」は苦手なんだけど
「オカルト」ってことだしね。
ちなみに
「ホラー」は怖いもの
「オカルト」は神秘的、不思議なもの
らしい…
ちょっとビクビクしながら読み始めたら
怖いどころか…、クスリと笑える。
いやいや、それどころか
最後には、じ~~~~んとしてしまった。
”してしまった”って失礼すぎるけど(汗)
みんな自分なりに必死で生きてて
みんなどこかで繋がってて
無意識のうちにお互いを思いやって助け合ってる -
Posted by ブクログ
東京都杉並区高円寺。とあるアパートの1室に入居した20歳の美菜。専門学校に入学するため、北海道から上京してきたばかりだ。さっそくお隣さんに挨拶に伺ったところ……。
人を見かけで判断することのリスクをコミカルに描くサスペンスコメディ。
◇
美菜がアパートで荷解きを半分ほど終えたところで携帯に着信があった。実家からだ。
さっそく出てみるとママの雅子だった。ママが片づき具合を尋ね、すぐパパの洋一に替わる。パパは腰を痛めて引越を手伝えなかったことをすまなそうに謝っている。
そして、またママが出て、お隣さんに挨拶に行くよう念押しして電話は切れた。2人とも用事というより娘 -
Posted by ブクログ
「女性は怖い。男性は単純。」
とつくづく感じました。
「逆転美人」「逆転泥棒」で藤崎翔さんの作品にハマってしまい、こちらも拝読。
元プロ野球選手である竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている主人公、関野浩樹。ある日、竹下が殺人を犯してしまい、死体の遺棄を頼まれる。竹下が捕まると、仕事が無くなってしまうため、関野は死体を埋めることに•••
というあらすじ。
散りばめられた伏線を終盤にかけて回収していき、物語もどんでん返しが複数回。予想外の展開に満足感が高かったです。
絶対的に悪ではあるが、もしかしたら罪を免れることができるかもしれない道。正義ではあるがその道を行けば、必ず罪を背をわなけれ