藤崎翔のレビュー一覧

  • お梅は次こそ呪いたい

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    お梅は小さな日本人形のくせして、考えてることは結構えげつない。
    人間をいかに呪い殺そうかと常に思考し、しかも臓腑飛び散る派手な殺め方を好んでいる。

    今作では、よりパワーアップした呪いの力により、人間たちも結構追い込まれる。お梅の"負の感情をより増強させる力"、怖いわぁ。これは確かに精神状態が荒れてたら、殺意願望に発展してしまうかも。

    しかし、前作を読んでいるから分かる。人間、そう簡単に呪い殺されてくれないということを。
    お梅がきっかけとなって良い方向性へ変化した人間もいたが、基本的には皆、自分の力で立ち直ったと思う。
    私が好きなのは、お受験を控えた幼稚園生の話。彼女はお梅の「言ってはいけないことを言ってしまいたい欲」を増強させる力により、周囲に絶賛され、あげく両親の不仲まで解消させてしまう。オプション的な有名私立学校の面接官(教師)の暴露話も面白かったし。
    意外性があって驚かされたのは、二世帯住宅で母親を介護している女性が、娘と夫の自分勝手ぶりに嫌気がさして家出する話。これは想像できなかったし、お梅もびっくりしたのではないだろうか。人間にしてやられるとは(意図的ではないが)、お梅もまだまだだ。

    毎回、お梅の後悔が綴られているのも面白い。これだけ失敗が続くと、次はうまく行くといいね…と言ってあげたくなるが、私も人間なので、人間側の勝利を願ってしまう。ごめんね、お梅。

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    2026年02月28日
  • ある謎解き作家の遺書

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    ネタバレ

    謎解きしながら読み進めていくスタイルで、ミステリー要素は終盤のどんでん返し(?)くらいなので謎解き色が強い一冊。とはいえ謎解きは比較的シンプルらしい。らしいというのは私自身はしっかり苦戦しながら楽しめたので、らしいということで。

    テンポ感もよく、サクッと読めた。
    プロローグの文章を最終盤にまた持ってくるところも個人的に好きでした。

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    2026年02月23日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    短編&ショートショートの10編。

    短編は5作。
    タイムスリップ・リアリティ ★★★
    勇者たちのオフ ★★★★
    君のためなら死ねる ★
    ファーブル昆虫記を読んで ★
    オリエンド鈍行殺人事件 ★★★★

    勇者たちのオフと、オリエンド鈍行殺人事件は好きだった。特に勇者たちのオフは、勇者たち目線で描かれる世界が新鮮で、ユーモラス。人生はゲームのようだけど、なるほどそういう見方があるのかと思わせられた作品。

    オリエンド鈍行は、いうまでもなくオリエント急行殺人事件を題材にしているが、慎重すぎるほどにネタバレ防止の予防線を張っていて、笑ってしまった。

    他は好みの問題。
    私はグロいのは苦手なので、君のためなら死ねるはそうと知ってたら読まなかったのに…というところです。

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    2026年02月22日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    最初の目次から笑いをこらえるのが大変です
    なんだよ「しんがそん某」って
    わざとらしい違和感や解説なども全てが面白いです
    このシリーズを読むまで元お笑い芸人ということを知りませんでしたが、ぜひネタも見てみたいです
    検索してみようとおもいます

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    2026年02月17日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    お梅シリーズが好きなので著者買い。
    短編集なのだがどの話も読みやすくて面白く、ハズレがなかった。ひとつめの「タイムスリップ・リアリティ」から掴まれた。タイムスリップものはよくあるけどその観点は無かったので新鮮だったし、そりゃそうだなと納得感もあった。合間のショートショートも面白かった。

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    2026年02月15日
  • お梅は次こそ呪いたい

    匿名

    購入済み

    今回も人を呪おうとするが逆に幸せにしてしまう、お梅。可愛らしいなと思ってしまいそうになるけれど、大昔は大勢の人を残酷に呪っていたんだと思うと、やっぱり可愛くはないなと思い直す。

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    2026年02月14日
  • お梅は呪いたい

    匿名

    購入済み

    呪いの人形のはずが幸福の人形になってしまうお梅。
    お梅を拾った人達はそれぞれ悩みがあり自分の人生に幻滅している。少しの心の変化で良い方に進んでゆく。人間は心の持ち用で変われるだと思いました。

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    2026年02月12日
  • 冥土レンタルサービス

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    誰にも分からない死後の世界、こんなサービスが受けれるなら自分は何になって誰に会いに行くのか、そんなことを想像しながら生きるのも悪くないなと思いました。

    最初は設定が面白いなって思って読み始めたのですが、物語といえど色んな人の人生を垣間見て、人の繋がりを感じました。他人の人生は外から見ただけじゃ分からないということを改めて自分に言い聞かせながら日々過ごしたいです。

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    2026年02月08日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    自虐ネタありの
    ブラックユーモアだった
    もう一度、オリエント急行殺人事件読もうかな

    本文でネタバレあり
    回避方法もあり

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    2026年02月03日
  • 神様の裏の顔

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    とても面白かったです。読む手が止まらず、あっという間に読むことができました。ミステリーという要素も多いですが、教育業界のこともわかりやすかったです。登場人物一人ひとりにキャラクターや個性や心理描写などがあり、没入感を持ちやすかったです。やはりこの作家はエンタメの天才だと思います。テレビ番組を見るような感覚で読書を行うということです。

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    2026年01月25日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    大好きな藤崎さんの作品。
    今回もすごく楽しませていただきました。

    色々なお話がありましたが印象に残ったのは、短編では『勇者たちのオフ』、ショートショートでは『猫じゃらしとマイクロチップ』。
    どちらも短いお話なんですけど、視点がすごくおもしろかったし、共感できたり、気づかせてもらったり。
    ほんとに楽しい読書時間でした。
    また藤崎さんの作品買いに行こう!
    ありがとうございました。

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    2026年01月25日
  • 冥土レンタルサービス

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    この本を読んだあと、しばらくの間、外で見かける鳥が気になるようになった。
    私のまわりに亡くなって間もない人はいないので、私に会いに来たというのではないな。

    死後も生前の性格をそのまま引き継いで「お魂様」になるのが面白かった。
    反社は反社のまま、エロはエロのまま。
    でも最後はよかったなー、面白い小説を読んでいるはずが、予想外に感動が割り込んできて驚いた!

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    2026年01月24日
  • ある謎解き作家の遺書

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    おもしろかったーー!
    オバサンだから謎はぜんぜん解けないかな?と思ったけどそんなこともなくて(だからといって全部は解けなかったけど)ちょうどよく頭を働かせながら読めました
    息抜きにぴったりな一冊でした

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    2026年01月11日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    飄々としていてユーモラスな文体。どんどん続きが読みたくなって、普段は遅読な自分でもあっという間に読み終えました。
    短時間で複数のどんでん返しを浴びられて大満足です。

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    2026年01月10日
  • 神様の裏の顔

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    一気に読み終わるほど展開が気になる本だった。物語がどんな収束を迎えるのかワクワクしながら読んだ。読み終わったもう一度読み直すと色んな仕掛けに知らずに騙されていたと気づく。著者の作品は初めて読んだが、元お笑い芸人だけあってテンポ良く読みやすい。

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    2026年01月10日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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     表題作「オリエンド鈍行殺人事件」他、笑いあり涙ありどんでん返しありの短編&ショートショート全10編から出来ています。
     さすが、藤崎翔さん!!どの作品も最高に面白かったです。いい意味で最後に裏切られてしまう、、、私には絶対に想像できない結末に、脱帽です。
     またしても電車内で読んで、一人でクスクス笑ってしまいました(笑)
     オリエンド鈍行が停車する駅の名前も笑えました。殺人事件を巡る話なのに、そこに居合わせた人たちが何故か幸せになってしまうという展開が、藤崎翔さんらしいなあと思いました。
     短編の間に挟まっているショートショートも、懐かしい話題も混ざり、楽しく読めました。

    ✦内容✦
    〈短編〉
     タイムスリップ・リアリティ
     勇者たちのオフ
     君のためなら死ねる
     ファーブル昆虫記を読んで
     オリエンド鈍行殺人事件

    〈ショートショート〉
     過保護
     猫じゃらしとマイクロチップ
     流れ星
     こっくりさん
     崖

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    2026年01月10日
  • モノマネ芸人、死体を埋める

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    タイトルからして主人公が何をしでかすかは明白。あとはそれがどう決着するのかを楽しみに読みました。
    結論、どいつもこいつもみんなクズ!w
    クズというよりかは、人は誰しも善であり悪であり、その狭間を状況によって行ったり来たりしているという感じでしょうか。
    右に行くか左に行くか、その判断を誤ると人生はとことん転落していくんだというのが良くわかりました。でも、死体を埋めるなんて…その決断をした時点ですでに人生詰んでるんだと思います。
    悪事はかならずばれる。
    ばれたきっかけが、人の善意(サプライズの誕生日プレゼント)からなんて本当に皮肉です。
    そこはよく考えられてるな、と思いました。
    あと、芸人が芸をするシーン、「笑い」を文章にするのって本当に難しいですね。
    そこで読者を笑わせる必要はないのでいいんですけど、ただなんとなく、そう思いました。

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    2026年01月08日
  • 神様の裏の顔

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    元芸人さんの作品とのことで、読者を楽しませようとするサービス精神に満ち溢れていました。

    「通夜ぶるまい」と「艶ブルマ」、「登頂」と「盗聴」など言葉いじりの小ネタはもうおかしくって、電車の中でニヤニヤしてしまいました。

    それに展開が最高!オセロでいうと全部白だった盤上がだんだん黒くなり、黒の勝利でゲーム終了かと思った瞬間いきなり盤をひっくり返されたような(笑)

    大げさな描写や舞台がほぼ葬式会場というところは舞台にぴったりでは?普段、演劇とかみないのですが、これが舞台化されたら観に行ってゲラゲラ笑いたいです。

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    2026年08月16日
  • 冥土レンタルサービス

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    あらすじに惹かれて読みたくなったけど、表紙でなんとなく買うのをためらって。。
    読み始めは「なるほど、こういう感じか」と思い、
    途中で「またこの感じか」となって、
    最後は「読んで良かった!」となりました。
    バラバラの話だけど、繋がってもいくので、小分けに読んでも楽しめる本だと思います。
    私は何ポイントあるのかな…

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    2026年01月03日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    サクッと読める短編集。
    まあワタシとしては、読んでいるときは楽しく、読み終えれば後にはなにも残らない・・・そんな本でした。
    いつも読書嫌いを公言している中学生の娘が、なんだか勝手に一気読みしていたので、きっと面白かったのだろうと思います。

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    2025年12月27日