藤崎翔のレビュー一覧

  • 逆転泥棒

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    ネタバレ

    最初からあざといマリアが何かしら意図的に善人に近づいているのも分かるし、マリアの夫が出てこないので善人が最後に嵌められるのかと思いきや、この結末は予想していなかった。思いのほか温かな結末であり、感涙まではいかないが帯にある通りであった。
    しかし真相が分かった後は頭が混乱しながら読み進める。それも作者が巧くそしてリアリティがある展開で現実と回想を入れていったからだと思う。
    途中までは★3だったが、最後にすっかり騙される展開に★を加え★4とした

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    2025年06月22日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    今回もお梅ちゃんは可愛かった!!

    前作に比べると、どんでん返しが多く、さすが藤崎翔さん!という感じで最後までとても楽しく読めました。

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    2025年06月21日
  • お梅は呪いたい

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    藤崎翔さんの本は、面白くて温かくて、お話のテンポが良くて、読み始めると止まらなくなります。
    「お梅は呪いたい」も面白かったです。
    一見、気味の悪い日本人形・お梅が、とても可愛く思えて、呪いたい相手を逆に幸せに導いてしまうという展開が笑えます。
    続編をたくさん出してほしいです。

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    2025年06月08日
  • 恋するおしい刑事

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    天才てきな閃きと推理力で事件をほぼ解決するのに最後のあとあと一歩で手柄を横取りされてしまう押井刑事の活躍を描く第2弾!今回は灰田刑事という女性刑事も出てきて事件と共に恋の行方も気になる所でしたが……
    あまりに押井刑事が可哀想でしたけど面白く読めました!

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    2025年06月05日
  • お梅は呪いたい

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    あらすじ見ただけで面白かったので即購入。期待を裏切らない面白さでした。5つのお話があって、笑いあり涙ありです。最初のゆふちゅふばあのお話は笑っちゃいました。読み進めていくうちにお梅ちゃんを応援したくなります。お梅ちゃんがぱわああっぷした続編も絶対読みます。

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    2025年06月05日
  • お梅は呪いたい

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    コメディの軽快さとハートフルなテーマが絶妙にマッチした、気軽に楽しめる癒し系の作品だった。
    各登場人物が最終話でゆるく繋がっていく様に、読後のほっこり感が増した。
    深刻なテーマも笑いで包み、テンポ良く読める連作短編の形式のため、難しく構えず、ストレスフリーでまったりと読み進めるのに適した作品だった。

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    2025年06月03日
  • お梅は呪いたい

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    戦国大名を滅亡させた呪いの日本人形が現代に解き放たれる
    現代人を呪い殺そうとするが瘴気がうまく効かなくてなんだか良い方向に
    最後はみんな出てくる

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    2025年06月01日
  • 神様の裏の顔

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    誰からも慕われ、神様のような元中学校の校長先生が亡くなった。その葬儀で、お世話になって慕っていた人たちが故人を偲ぶお話ですが…なんか違う方向に向かってる。「通夜ぶるまい」からもう止められない。実は極悪人なのではないかと疑ってしまうことから始まる物語。途中で「このままで終わるはずはない」と予想することはできたが、この結末は想像していなかった。ユーモラスを交えつつ全体的に不惑な雰囲気で、且つ単純にミステリーとしても気になる内容で面白かった。それまでが充分だっただけに、ラストいるかな?

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    2025年05月31日
  • お梅は呪いたい

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    ネタバレ

    フォローさせて頂いている方のレビューを見て面白そうと思って購入。結果面白かった。五百年前の日本人形のお梅が(人々を呪い殺してきた優秀な呪い人形)、たまたま発見されて逃げ出し、人を呪おうとむちゃくちゃ努力して頑張る話。お梅はとっても頑張り屋さん。一言で言うと、エンターテイメント。ただただ楽しく読書ができる話。

    お梅がどんなに頑張っても最終的に逆の方向性に向かってしまうのが面白い。ある意味それが予定調和という感じで。もともと作者がお笑い芸人だった方のようなので、コント的な感じかな。あと日本人ならすぐ想像できるあの髪の毛が伸びそうな日本人形が色々ばたばたと頑張っているところを想像するとかわいらしい

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    2025年05月28日
  • 殺意の対談

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    藤崎翔さんらしさが全開の作品でした。
    発想が面白く、最後の怒涛に騙してくる感じがさすがだと思いました!
    短編集かと思いきや、全部繋がっていて感心しながらもすごく面白かったです。

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    2025年05月26日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    呪いの日本人形お梅が、呪うつもりで繰り広げる次々の出来事が面白いシリーズ第2弾。事件がらみだったりとなかなか内容もあの手この手と考えられていて楽しく読めた。

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    2025年05月25日
  • 神様の裏の顔

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    面白かった!!!
    友人に勧められて読み始めて、
    最初は、んーなんの話だろう…なんだ…?って
    楽しめてなかったけど、
    途中から夢中で読んだし、
    続きが気になって眠りにつけない夜もあったくらい!

    でもオチは、気づけたのかもだけど、
    それ言い出したらなんでもありやーんw
    って思っちゃって、
    自分の期待してたオチではなかったなって感じでした!

    たくさん登場人物は出てくるけど、
    映像が浮かびやすい文章で、
    すごく読みやすかった!

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    2025年05月13日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    この人の作品は軽快さと、どんでん返しがあってホント面白い!
    今回も騙されました笑
    逆転シリーズに続いて、この作品もある意味逆転⁇って感じ。
    他の作品も読んでみたい作家さんです!

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    2025年05月10日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    前回に続き、なかなか人を呪えない呪いの人形・お梅の話し
    前作同様に空回るお梅の姿がコミカルで好き
    やっぱり人を幸せにしちゃいますからね笑

    テンポ良く読めて、難しいこと考えず楽しめる作品でした

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    2025年05月10日
  • 神様の裏の顔

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    ネタバレ

    まさにタイトルにある通り『裏の顔』がポイントになったストーリー展開であり、後半は一気読みだった。
    非常に読みやすい文体でテンポも良く、それぞれの人物像もリアリティがあると感じた。
    結末にいたる展開も小説ならではであり、結末が分かる数ページ前の娘:晴美の行で「ん⁉誤植か?」と思わせつつ、それが伏線であり「なるほど!」としっかり感心させられた。
    真犯人の動機にやや統一感がないような気もしないでもないが非常に巧く構成されている秀作であると感じた。
    是非、他の作品も読んでみたくなった作家さんであった。

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    2025年05月07日
  • 逆転泥棒

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    ネタバレ

    まさに逆転に次ぐ逆転の物語でとても面白かったです!
    前作の『逆転美人』は紙の本ならではの仕掛であっと言わせる物語だったのが、今回は内容と記述で騙しに行く本格的な叙述トリックで平成末期と1990年代~2000年代初頭を行ったり来たりしながら主人公の善人とマリアの関係が深まっていく。
    渾名と本名の結びつきがあまりにも自然すぎて完全に騙されてしまった。そしてそのトリックによってマリアの本当の目的も明らかになっていき、怪しい物語が感動の物語に変わっていくのがとても良かったです。善人はもはやツンデレとしか言い様がないほどの独白とそこから立ち直りがとても良かったです。
    スカッとするどんでん返しでとても面白

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    2025年05月04日
  • 神様の裏の顔

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    先生に対する色んな違和感が積み上がっていくところがおもしろかった。しかし、おそろく先生は犯人ではないだろうと。
    娘が怪しいなとは思っていたが、まさかそういう人格だとは思っていませんでした。
    そういう人格になった経緯は飛躍しすぎてないし、良いかなと思いましたが、少し暴れすぎかなとも思いました。
    先生も先生で教え子と関係を持ってるところはおもしろさすら感じました。

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    2025年05月02日
  • 神様の裏の顔

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    今日から、11連休!!
    読むぞ〜
    観るぞ〜
    まずは、連休前から読んでたヤツ。

    神様とまで言われた元教師が亡くなって、そこから色々な事が発覚したような流れ…
    お通夜終わって、食べてる時に…
    色々、発覚したように見えるけど、そんな状況証拠だけで決め付けんの?
    そんなん死んだ時に、警察調べるでしょ!って思ってしまいそうなんがあるような気がする。
    こんなんで、死んでから疑われたら、何か可哀想な気もするけど、これは、今まで、色んなミステリーとかで、大どんでん返しとかばっかり読んでた後遺症か?

    まぁ、これも大どんでん返しがある訳やけど…

    ただ、事件とは関係ないけど、人間味があるのが分かって、故人の人

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    2025年04月28日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    戦国時代以来の封印が解け現代に蘇った呪いの人形お梅シリーズ第二弾
    ひょんなことでぱわぁあっぷしたお梅、
    次こそ人間を呪えるのか?
    五百年も眠ってたためのブランクで間違って幸せにしちゃいがちだけど特定の人に呪いは効いてると思う笑
    悪い人にはそれなりの罰がくだってる…あれ?それはお梅の呪いとは関係ない?いやいやお梅が放つ瘴気が回り回ってちゃんと人間を成敗してくれてるのか?

    小説ならではの仕掛けありで、途中から
    思ってた話と違う展開になったりと面白かった。
    「二世帯住宅で呪いたい」は最初こそ共感してたのに…?びっくり。。
    「恋煩いで呪いたい」は思わずややこしわっと叫んでしまった。なるほどの仕掛けに

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    2025年04月22日
  • 神様の裏の顔

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    喜怒哀楽が揃うミステリー。一人称の口語体の連続は続かないのではと思っていたが、ストーリーにぴったりだった。舞台にすれば面白いかも。

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    2025年04月19日