藤崎翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレおもろ。ミステリー要素も散りばめられていたり、過去から来たお梅の視点から、現代の歪みをうがったり。ストーカーやら、宗教やら、自殺やら、現代の普通も異常だと浮かび上がらせるのは、秀逸。
序章と最終章で、不倫を描いていて、不倫を批判して飯の種にしてるのに自身も不倫しているものには罰が当たり、個人的な関係として不倫しているものには、バチが当たってなかったり。不倫なんざ個人的なものでと、著者の考えも見えてくる。
その意味では今回、お梅ちゃんは、沖原、水戸、不良兄弟、ストーカー、宗教にハマった人間をきちんと呪っているのでは?
お梅ちゃん、形を変えて、あなたの呪いは、成功してますよ
何なんだ、受験って -
Posted by ブクログ
呪いの人形・お梅が呪いと笑いと幸せを振りまいてしまう物語。まさかの続編は、なんとお梅がパワーアップしちゃいます! が、パワーアップしても効かないのか瘴気……なんだか切ない。新たな能力を手にしたお梅がまたしても人間を呪いまくるものの、やっぱりそうなっちゃうのか、という安定の安心感で実に楽しく読めました。お梅頑張れ、と言いたくなっちゃうけれど、そうしたら楽しい話にならないか。あ、でもひそかに呪いに成功してる部分もあるよね。グッジョブ!
今回、前作よりもミステリ的な部分もパワーアップしています。伏線回収やある意味トリックな部分にしっかりと騙されてしまいました。まさかそんな真相だったなんて……!
さて -
Posted by ブクログ
『神様の裏の顔』がとても面白かったことを思い出し、久しぶり藤崎翔さんの作品を読みました。
時にはドラマの原作者と主演女優が、時には日本代表の枠を争うライバルでもあり普段はチームでプレーするサッカー選手同士が、対談形式のインタビューを受けています。
ただ、特徴的なのご、腹の底で何を考えているかも括弧書きになっている、という今まで見たことのないスタイルで斬新でした。
それでいてとにかく裏切りの連続で、最初から最後までハイカロリーな仕上がりになっています。
最初は「舞台劇でも面白いかもな〜」と思ったものの、読み終えてみると、文章でしか表せない面白さも沢山あり、藤崎翔さんの「読ませる力」の凄さを改めて