藤崎翔のレビュー一覧

  • オリエンド鈍行殺人事件

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    とびぬけた発想力と創造性に降参です!バラエティと機知に富んだ短編&掌編集 #オリエンド鈍行殺人事件

    ■きっと読みたくなるレビュー
    何、このタイトル! 爆笑! こんな露骨なタイトル、藤崎翔先生しかありえない。本作は短編5作、掌編5作のミステリー短編集。本作もとびぬけた発想力で楽しませてくれます。

    特におすすめなのは『ファーブル昆虫記を読んで』『オリエンド鈍行殺人事件』の二作、もうやりたい放題。そして掌編では『こっくりさん』がイチ推しですね、独創性というか、目の付け所がユニーク。どなたでも肩の力を抜いて楽しめる、ゆる~いミステリー。通勤通学のお供にぜひどうぞ。

    ■各作品の簡単レビュー
    ○タイ

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    2025年10月11日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    ネタバレ

    お梅は今回は更にパワーアップしてました!
    だけど、やっぱり呪うことはできなくて…
    悪いことしてる人には裁きが下ることになってたりして…。笑
    やっぱり笑わせてくれるお梅なのでした。

    0
    2025年10月10日
  • お梅は呪いたい

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    現代に蘇った呪いの人形お梅。持ち主を呪おうとするものの、思い通りになかなかいかず…

    瘴気を出すとなぜかテレビがつくところが笑える。そしてなかなかにハートフルでほっこりするお話でした。好き。

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    2025年10月08日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    短編集で読みやすかったのが一つ。
    特にお気に入りは「ファーブル昆虫記を読んで」かな。
    おぉ!急展開!かと思ったら、なーんだ(笑)みたいな奇想天外の展開が面白くて、一気に読んでしまった。

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    2025年10月08日
  • 神様の裏の顔

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    いろんな視点から書かれているので読みやすい作品だった。
    読み進めるうちに見方も変わっていくので飽きずにスラスラと読める。

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    2025年10月06日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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    短編とショートショート。疲れた頭をほぐすのにちょうど良かった。クリスティのオリエント急行の真逆の表題作も笑えるし、ひねりが効いていて面白い。

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    2025年10月05日
  • 逆転泥棒

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    美人の件もあるので120%警戒。うん、今回は全く真正面から騙さてしまった。首尾よく運ぶ展開に違和感を感じつつも、騙されながら大円団。所謂一周回って楽しめるってやつ。

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    2025年09月29日
  • オリエンド鈍行殺人事件

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     電車内で殺人事件が発生するも名探偵不在の中で捜査は一向に進まず、何故か乗客のプライベートな問題ばかり解決していく表題作の他にタイムスリップへのアンチテーゼというべきものや読書感想文に施した仕掛けが絶妙なものを含んだ五編の短編と五編のショートショートが収録された短編集で、どれも面白く特に表題作はコミカルなやり取りから一転する予想外のラストに驚かされた。

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    2025年09月28日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    あまりにも(主人公にとっては)負のご都合主義が続く展開に「そうはならんやろ」と突っ込みたくなるが、なぜかお梅ちゃんを応援したくなる

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    2025年09月24日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    おすすめ度 ★★★★☆

    お梅シリーズ第2段
    お梅が可愛らしく思えてくる
    第二段もどんでん返しが面白い
    お梅は故意に呪うより、自然に生きた方がいい

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    2025年09月18日
  • 神様の裏の顔

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    物語の中心にいる坪井先生だが、物語に直接登場する訳ではなく、家族や親交のあった人々の坪井先生とのエピソードという形で人となりが描かれている。「神様」と評されるほどの人物だった坪井先生。非の打ち所がなくて、知らず知らずのうちに周りの人はプレッシャーや劣等感を感じていたのかな。目を背けてきたそれぞれの事件、事故のモヤモヤ部分を「神様」の犯行と考えるけど、実はそれぞれに秘密があり…。物語がテンポよく進んで読みやすいし、登場人物のセルフ突っ込みも面白い。

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    2025年09月13日
  • お梅は呪いたい

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    聞いてた通りの内容とおもしろさ
    可愛いお梅ちゃんにケラケラと笑えて、楽しく読み終えた
    (20250219)

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    2025年09月11日
  • 冥土レンタルサービス

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    ネタバレ

    藤崎翔氏の本は何冊か読んだけれど、彼の文章は読みやすく 彼らしさがあっていい。
    お梅シリーズと、同じニュアンスのこちらのストーリー。それぞれのストーリーが大きな流れで繋がっていて 楽しめた。
    古畑先生を嫌な人だなと思い読んでいたけれど最後にはキチンと回収されていて、とてもスッキリした。
    時代によって、バーコードからQRコードに変わってる所も細かくていい。
    もし私にポイントがあるなら、何になるだろう。
    どこに行くのだろうと思ってみたけど、その時にならないとわからないな。

    ブラッシュアップライフみたいに人生は徳を積む事が大事だなと思った。

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    2025年09月07日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    能力をアップデートして、いざ!
    と言ったものの意気込むのは本人ばかりで、読んでいる私たちはほぼ顛末が見えている。

    なのに、これだけ楽しいのは一重にメタ的に時々登場される作者さんの努力の賜物なんでしょう。
    あ、あとお梅さんのご苦労もね!(呪わないでね)

    このシリーズ、続編あれば必ず読みます!
    好き!

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    2025年09月07日
  • 冥土レンタルサービス

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    ネタバレ

    比較的限られた範囲の舞台のなか、作り込まれた設定で筆者お得意の伏線が散りばめられた連作短編集。魂がQRコードだったり三段バーコードだったりするところから時間軸がバラバラなことがみて取れて、それぞれの登場人物がどのように関わっていくのかが段々と明らかになっていく楽しみがあります。バーコードより前はどうやってたんだろうとか、自分が死んだら何ポイントくらいになるのかなと思わずにはいられない、楽しく気軽に読める小説です

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    2025年08月31日
  • 冥土レンタルサービス

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    ネタバレ

    人は死ぬとバーコードだけの「お魂様」になって冥土に向かい、生きている間に積んだ徳のポイントに応じてさまざまな生物に形を変えて現世に戻れる、という話
    確かにお葬式とか法事とかお盆のときに、蝶々が飛んできたりして「もしかしたらあの人の生まれ変わりかも」なんていう話は聞いたことがある。
    96歳で大往生した人、16歳であっけなく死んだ人、産まれたばかりの我が子の前でうっかりミスで死んだ人… さまざまな「お魂様」が自分のポイントに一喜一憂しながら現世に戻る短編集。最後の話が良くてホロっと泣いた。私なら何になるかな
    やっぱり鳥とか蝶々とか飛べるのがいいな。
    登山家がヤモリになって東京タワーを登ったり降りた

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    2025年08月31日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    せっかくぱわーあっぷしたのに…
    それでも現代では呪えないお梅人形。前作より、さらに笑わせてくれます。
    え、みいらまで?!お梅がかすみます。

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    2025年08月29日
  • 神様の裏の顔

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    神様のように万人に対して善良だった教師が亡くなり、通夜でその人に実は裏の顔があったのでは?と話し合う事になる物語
    
    以下、公式のあらすじ
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    神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した―と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり…。聖職者か、それとも稀代の犯罪者か―驚愕のラストを誰かと共有したくなる、読後感強烈ミステリ!!第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
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    主な登場人物
    坪井晴美:誠造の長女で、小

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    2025年08月29日
  • 冥土レンタルサービス

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    藤崎さんの小説は安定して面白い。
    死後に現世に戻る、前世での徳によってポイントが決まる…とこの辺りまでは世にも奇妙な物語とかであるようなシステム。
    そこにさらに動物ごとのポイントややり直し、事故によるマイナスポイントなどの基本システムが重なることで独自性が生まれる。
    係員のバックグラウンドや登場人物たちの関係性が徐々に明らかになっていったりするのも面白かった。

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    2025年08月23日
  • 冥土レンタルサービス

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    ネタバレ

    全部丸っと繋がる。
    あ、あの人またいる!
    あれ?この人?あれじゃん!
    みたいな、面白さ。

    面白あり。
    感動あり。

    とにかく読みやすい。
    分かりやすくて。
    学術新書とかの次に読んだらピッタリ☆

    因みに。。。
    最後、私は何になるかな。
    ヤモリ悪くないな…って思った。
    できれば、100ポイントくらいは摘んでおきたい。

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    2025年08月16日