藤崎翔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とびぬけた発想力と創造性に降参です!バラエティと機知に富んだ短編&掌編集 #オリエンド鈍行殺人事件
■きっと読みたくなるレビュー
何、このタイトル! 爆笑! こんな露骨なタイトル、藤崎翔先生しかありえない。本作は短編5作、掌編5作のミステリー短編集。本作もとびぬけた発想力で楽しませてくれます。
特におすすめなのは『ファーブル昆虫記を読んで』『オリエンド鈍行殺人事件』の二作、もうやりたい放題。そして掌編では『こっくりさん』がイチ推しですね、独創性というか、目の付け所がユニーク。どなたでも肩の力を抜いて楽しめる、ゆる~いミステリー。通勤通学のお供にぜひどうぞ。
■各作品の簡単レビュー
○タイ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ藤崎翔氏の本は何冊か読んだけれど、彼の文章は読みやすく 彼らしさがあっていい。
お梅シリーズと、同じニュアンスのこちらのストーリー。それぞれのストーリーが大きな流れで繋がっていて 楽しめた。
古畑先生を嫌な人だなと思い読んでいたけれど最後にはキチンと回収されていて、とてもスッキリした。
時代によって、バーコードからQRコードに変わってる所も細かくていい。
もし私にポイントがあるなら、何になるだろう。
どこに行くのだろうと思ってみたけど、その時にならないとわからないな。
ブラッシュアップライフみたいに人生は徳を積む事が大事だなと思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレ人は死ぬとバーコードだけの「お魂様」になって冥土に向かい、生きている間に積んだ徳のポイントに応じてさまざまな生物に形を変えて現世に戻れる、という話
確かにお葬式とか法事とかお盆のときに、蝶々が飛んできたりして「もしかしたらあの人の生まれ変わりかも」なんていう話は聞いたことがある。
96歳で大往生した人、16歳であっけなく死んだ人、産まれたばかりの我が子の前でうっかりミスで死んだ人… さまざまな「お魂様」が自分のポイントに一喜一憂しながら現世に戻る短編集。最後の話が良くてホロっと泣いた。私なら何になるかな
やっぱり鳥とか蝶々とか飛べるのがいいな。
登山家がヤモリになって東京タワーを登ったり降りた -
Posted by ブクログ
神様のように万人に対して善良だった教師が亡くなり、通夜でその人に実は裏の顔があったのでは?と話し合う事になる物語
以下、公式のあらすじ
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神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した―と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり…。聖職者か、それとも稀代の犯罪者か―驚愕のラストを誰かと共有したくなる、読後感強烈ミステリ!!第34回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
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主な登場人物
坪井晴美:誠造の長女で、小