藤崎翔のレビュー一覧

  • 読心刑事・神尾瑠美

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    驚異の凶悪事件の検挙率を誇るR県警捜査一課。
    なぜなら、その秘密は1人の女性刑事にあった。
    神尾 瑠美、彼女は何と人の心が読めるテレパス能力者。
    彼女の前では、誰も嘘が付けない。
    難事件を型破りの方法で、次々に解決に導く。
    しかし、、、

    ・読心刑事登場
    ・読心刑事の難敵
    ・読心刑事と結婚式
    ・読心刑事と老人ホーム
    ・読心刑事絶対絶命

    登場人物のキャラも面白く、流れもユーモアあり、ぜひ第二弾を。

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    2023年07月08日
  • 時間を止めてみたんだが

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    藤崎翔先生の作品は、シリアスと笑いが絶妙なバランスで、コレ普通に考えたらグロイよな、って事も重くなりすぎないところがよいです。
    そして、毎回笑える(大声で笑うレベル)
    この本も楽しませていただきました。

    ミステリ×SF。
    藤崎先生の手にかかると、そこに笑いも加わり、絶妙なコンビネーションとなります。
    登場人物全てに意味を持たせ、無駄のないストーリー展開でした。お見事!

    ラストのシーンはまるでラブコメのワンシーンを見ているようで、「ププッ」となりました。
    主人公に恋愛っ気がなかったので、ちょっと急展開な感じはしましたが、これはこれで青春ぽくて〇(まる)。

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    2023年07月29日
  • 殺意の対談

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    安定した面白さ。
    藤崎翔さんの本は3冊目ですが、毎回違う驚きと笑いをもたらしてくれます。

    今回は対談がテーマ。
    まあ、本音は出さないですよね。笑
    特に、世間に向けてのインタビューともなれば、当たり障りのない会話で乗り切るのが人かと思います。
    話している内容≠思っている内容、でないのは大人であれば理解出来る事(本音と建て前ってやつです)ですが、こんなにもふり幅が大きいと笑うしかないです。
    そして、この小説読んで他人を信用できなくなりそうで怖い。笑

    読み進めるうちに、登場人物の相関関係が1つ、また一つと出来上がっていきます。
    命がけの騙し合い。
    一体だれが生き残るのか、最後まで手の汗握って読破

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    2023年06月19日
  • 守護霊刑事

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    軽快なコメディSFミステリ。短編だしテンポも良く軽快であっさり読めてしまった。トリックは複雑ではないもののちゃんとしたものがあり、守護霊がツッコミながら助ける部分が楽しい。守護霊との関係には一工夫あるし、ご都合主義に振り切られてない感じは出てて、そこまでばりばりSFでもないのは良い。中編くらいで続編を読んでみたい。

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    2023年06月17日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    想像していなかった展開で面白かった。
    ミステリーではあるのだが、ユーモアを感じる面白さ。

    最後の友人同士の会話を聞いて、鈍感ほど強いものはないんだなと笑

    ミステリーとしては物足りないかもしれないが、話の展開はとても好きで後半になるにつれて読むペースも早くなった。

    話が重苦しくないので悪くいえば子供っぽさがあるような気がするが、楽しく読めると言う意味ではとても満足。

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    2023年05月06日
  • 時間を止めてみたんだが

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    SF青春ミステリ?そんなノリで、しっかり伏線を置きながら繋げていき、かつ読み易い。お笑いの話題がちょこちょこ出るあたりも、藤崎翔ならではかなと思った。時間停止出来たとして、真面目にどうなるか考えたら結局こうだよね、というのは納得出来るし、その結果バディものになるのも展開として面白いし、序盤の展開からここまで広げるとは予想出来ない。

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    2023年03月16日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    途中までラブコメと学生生活のお話か〜と思って読んでいたけど、見事に騙された〜!!おかしいな?と思う点はあったけど、それが後半でちゃんと回収されていった。面白かった!

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    2023年02月08日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    ネタバレ

    今回はラブコメかと思いきやしっかりとどんでん返しを喰らってしまった。2度見でしっかり内容確定して納得!色々な所に伏線が散りばめられていた!お見事!

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    2023年02月05日
  • 殺意の対談

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    また藤崎翔氏の他の作品とも印象が違う。いつも誰もやってないものを作ろうという意欲を感じるし、今作は一層ややこしい構成をまとめあげてちゃんと驚かせてくれるのが凄い。珍しい構成だな、こんな感じの短編なんだな、と思ってると全然そうではないし、短編として読んでもちゃんと面白い。もしかしてこの話が後の作品にも活かされてるのかな、こういうのが好きなんだな、というのもあるし、それがしっかりツボった。

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    2023年01月28日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    あらすじも読まない方が良かった。これは怪しいな、と思っていたものが残念ながら当たってしまった。細かい点では面白かったし、突然起こるのも好きな展開。少し説明が多いようには感じたけど仕方ないし、基本はコメディぽいのは気楽に読めて良い。

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    2023年01月16日
  • 指名手配作家

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    藤崎翔の雰囲気も何となく掴めてきた。軽い感じでも芯は通し、張った伏線はしっかり回収、ちゃんと落ち着くところに落とす。今作もしっかり練られてて面白い。どう持って行くのか予想つかない序盤、若干飽きが来そうなところ、何とこ話を転がしていく中盤、意外な感じで締めにくる終盤。締め方はこういうの好きだねとも思ったけど、僕がこういうの好きだから問題ない。最近、藤崎翔が売れて来てるし、映画化とか面白そう。

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    2023年01月14日
  • 読心刑事・神尾瑠美

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    私は好きでした。
    着眼点が面白いです。
    ただ、ちょっと急すぎて、どした!?ってなる部分はあるけど。笑

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    2022年04月30日
  • おしい刑事

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    ネタバレ

    ちょっとの読み違いや思い込みによる視野の狭さ等で初動捜査はいいものの最後の最後にコケる姿はギャグ漫画そのもの。
    ミステリーとしてある程度いいものだし押井本人は真剣だからこそその姿に笑ってしまいながらも彼を「おしい刑事」と呼んでしまう。
    続編もあるらしいから読みたくなるね。

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    2022年03月19日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    どんでん返しの中身が薄々分かっていた、という感想がちらほら…。
    完全に騙されましたよ。驚愕しましたよ。キャラが崩壊しましたよ。もう一回読み返しましたよ。
    きれいな着地でした。読み終わるとすっきりします。

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    2022年02月05日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    田舎から上京したみなと長身の青年がお隣さんになったことで始まりそうな恋物語…。
    もしかしたらお隣さんは殺し屋⁇という感じで話が進みますが…最後に大どんでん返しが‼︎
    最後にやられました。ちょっとクスッとするお話です。

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    2022年01月12日
  • 守護霊刑事

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    刑事な拓真の守護霊な祖母ちゃん(若返り)が名探偵すぎる。標準的な警察官に祖母ちゃんレベルを求めるのは酷だ。そんな彼女の孫なら、少なくとも天才の血は引いてると思うけど、びっくりするくらい鈍いな。悪寒がせいぜいなんて。祖母ちゃんに頼まれて協力するコンビニ店員・美久さん、そこまで器用に幽霊とコミュニケーション取れるなら別に天職があるはず。拓真と美久さん、職業トレードしたら話早かったろうに。ままならない。

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    2021年07月04日
  • 殺意の対談

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    実は「私情対談」の改題とは気づかず読んでしまったので既読だったけど、やっぱり面白かった。
    読み進めていくうちに人間関係が少しずつ分かってくるところとか。ずっと同じ形式な割に飽きさせないストーリーで好き。

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    2021年03月02日
  • 時間を止めてみたんだが

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    ネタバレ

    コメディ風味のミステリ、謎解きよりもキャラの言動の面白さに重心をおいた作品。サクサク読める可読性の高さは、そう簡単に実現できない技術。
    あと、高校生の生活が妙にリアルだった。今の高校が実際そうかは分らないけど、高校生活が遠い過去になったワシからするとリアルに感じられた。

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    2020年12月11日
  • 時間を止めてみたんだが

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    広義のミステリーだが、ちょっとSF的高校生青春物という感じ。高校生の生態や思ってることを明るく描いていて、年配の者は、ちょっとなつかしい気持ちにさせられる。
    変顔をすると時間が止められるというのを主人公の笹森陽太が発見して、それを生かして日頃のHな欲望を満たそうとしたところ、いろいろないじめやとんでもない校内の陰謀を止めることになる。その辺りの描き方が上手いし、笹森と相田との友情もなかなかいい。

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    2020年12月06日
  • 殺意の対談

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    対談に挟まれる心の声という構築が斬新。著者の心配とは裏腹に大変読みやすい作品だった。

    一章での土台作り 二,三章でのデモンストレーション、そして【テレビマニア】をトリガーにした怒涛の伏線祭りに後半の畳み掛けが凄い。
    さすがは元お笑い芸人 、リズムが気持ち良い。SMLの小ネタやまるですれ違い漫才を見ているかの様で、口角を上げながら楽しんでいた。

    後半の急激に濃ゆくなるミステリ感との温度差には、構えていなかった自分の背中にピシッと喝を入れられる。急いで今までの完全ノーマークだった伏線達を纏めるのに必死だったがこれもまた楽しい。

    面白かったです!

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    2022年03月02日