あらすじ
モノマネ芸人・マネ下竜司こと関野浩樹は、往年の名投手・竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている。竹下本人に気に入られ、酒のお供をすれば小遣いも貰えて、順風満帆な芸人生活……のはずだった。竹下が人を殺してしまうまでは! 罪がバレたら自分も失業! 窮地に陥った浩樹はスコップを握る。その苦闘ぶりに同情&爆笑&戦慄必至の喜怒哀楽全部入り傑作サスペンス!
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Posted by ブクログ
おすすめ度 ★★★★☆
どんでん返し度 ★★★☆☆
読みやすくて一気読み
まさかのどんでん返しが2度3度とあり
読み応えが抜群やった、物語の進むスピードもよくてテンポよく読めた。
残念な終わり方やったけど、ふと自分も犯罪のきっかけがありそうで怖くなった。ないけど
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んでみました…殺人事件から死体遺棄に発展してそこからいろんな事件があり…と予想のつかない面白さがあって一気に読みきりました!
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれたのと、『逆転美人』の著者という事で読みました。
読みやすくて、あっという間に読めました。後半は驚くことが色々あり面白かったです。
Posted by ブクログ
「女性は怖い。男性は単純。」
とつくづく感じました。
「逆転美人」「逆転泥棒」で藤崎翔さんの作品にハマってしまい、こちらも拝読。
元プロ野球選手である竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている主人公、関野浩樹。ある日、竹下が殺人を犯してしまい、死体の遺棄を頼まれる。竹下が捕まると、仕事が無くなってしまうため、関野は死体を埋めることに•••
というあらすじ。
散りばめられた伏線を終盤にかけて回収していき、物語もどんでん返しが複数回。予想外の展開に満足感が高かったです。
絶対的に悪ではあるが、もしかしたら罪を免れることができるかもしれない道。正義ではあるがその道を行けば、必ず罪を背をわなければいけない道。
どちらか必ず選択しなければいけない時、自分なら100%迷わずに正しい道を進む事ができるのかをすごく考えさせられました。
Posted by ブクログ
読みやすくて面白かった!
さすがお笑い芸人ならではの発想と視点が何とも気持ちよく、あまり複雑でないから辿り着く先のラストに様々な想像力を掻き立てられる。
本当にありそうな心理的悲劇であり、本当にありそうな芸名で更にウケました!
Posted by ブクログ
エンタメ要素強めのミステリーで、題材・舞台設定も流石に元芸人さんあってリアル。プロットも良かったが、この終わり方はどうなんだろう。もう一山あっても良かったと思うけど。
Posted by ブクログ
犯人謎解き推理小説とはちょっと違うけど面白かった。
主人公マネ下に感情移入して途中から応援してしまった。
モノマネ芸人の芸名がたくさん出てきたけど、よくこんなにたくさん思いつくなーと思いながら読んでいた。
Posted by ブクログ
「逆転美人」が面白かったので、こちらも読んでみた。
ぜんぜん作風違うのね。こういう軽くて楽しく読めるお話も好き。
ワタシ、マネ下のこと応援してやのになぁ・・・
藤崎さん、他の話も読んでみる。
Posted by ブクログ
モノマネ芸人・マネ下竜司は、往年の名投手・竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てていた。そこそこ売れていて、このままこの暮らしが続けば良いと思っていた矢先、何と竹下が買春をした女性を殺害してしまい…
ジェットコースター展開でハラハラしっぱなしでした。最後まで気が抜けずどうなるかと思っていましたが、因果応報で悪い事は出来ない物ですね。
色々散りばめられた違和感が読み返して納得でした。
Posted by ブクログ
結構しょうもない話なんだけど、テンポが良くて、次々と思わぬことが起きてページをめくる手が止まらなかった。元お笑い芸人なんだ。「セーフティ番頭」、オンバトで1回放送されたそうだけど、覚えがない・・・
Posted by ブクログ
殺人事件をこんなにもアップテンポにライトに描くとは。
死体を埋めてるのに思わず笑ってしまうっていう。
元芸人さんならではの
芸人さんの裏事情。
うん、色々大変だよね。
夢と現実で
苦しんでいる人もいっぱいいるのは
本当だろうなぁ。
絶対ダメなのに、主人公を
応援しそうになったり
かと思ったら
怒りに変わったり
結局笑っちゃったり
忙しい本だった。
最後も共感できそうで
ちょっとしきれなかったけど、
私は真っ当に生きていきます!
Posted by ブクログ
『逆転美人』で一躍人気作家に仲間入りした、藤崎 翔の書下ろし最新作。
倒斜ミステリーは犯人がどんなミスを冒して捕まるのかが見物なのですが、まさかそうきたのか❗という感じの作品でした。『逆転美人』ほどのギミックがあるわけではありませんが、ちょっとソワソワしながら楽しめました。
どんな人間にも裏表があると知らされた、藤崎版『悪い夏』といった感じの喜怒哀楽全開ミステリーでした。
Posted by ブクログ
おもしろい設定の上に、文章がわかりやすく、とても読みやすかったです。
後半は、「そうだったのか!」と予想外の連続で、気持ちよく振り回されました。
また、ラストの一文を、お笑い芸人を経て小説家になった著者が書いているのが、なんともおかしく、変に感動してしまいました。
あと何人も出てくる架空のモノマネ芸人の名前が、本当にいそうでおもしろかったです。
Posted by ブクログ
タイトルに目を奪われ、購入してみたら、なんと内容も面白い!
これだから本との出会いはいいですねぇ
後半になるにつれ、どんどん目が離せなくなる小説。
是非本屋で見つけたらお手に取ってみては(^^)
Posted by ブクログ
元プロ野球選手・竹下竜司のモノマネ芸人・関野宏樹は本人公認で竹下にも気に入られている。ある日いつものように呼び出され、竹下の自宅に向かうと頭から血を流した女性の遺体が。竹下が逮捕されてしまえば竹下のモノマネしかできない関野は仕事を失う。悩んだ末、遺体を山に埋めることに…。
タイトル通り、モノマネ芸人が死体を埋める話。モノマネ芸人の悲哀と人間関係が描かれている。逮捕されるきっかけがなんとも言えず。うーん…。すごい悪人は出てこないけれど、みんな少しずつ「いい人」ではないところが人間臭くてポイントなのかな。
Posted by ブクログ
往年のプロ野球選手のモノマネ1本のみで踏ん張るモノマネ芸人が、その元プロ野球選手による過失致死遺体の遺棄を手伝わされる羽目になる…というミステリ。
スラスラ読めるが、後半はややアッサリ気味。
ラストシーンの警官2人の会話は、何か意味があるのだろうか。「結局は地道に働くのが一番」というのが、この本の主題なのかな。
Posted by ブクログ
竹下のモノマネ一筋で生きているモノマネ芸人マネ下が死体を埋める話。モノマネ芸人業界ほんまにこんな感じなんかなという興味と死体を埋めてからの展開にワクワクする。死体を埋める手際とその後の隠蔽が凄くて、嘘のつきどころの大事さをしみじみと感じる。
Posted by ブクログ
天網恢恢疎にして漏らさず
個人的な好みとして、犯罪を犯す側の話は精神的にしんどく感じました。とは言え、面白可笑しいと評判の作品も書いてらっしゃるので今度はそちらを読んでみたいと思います♪
Posted by ブクログ
執着すると〇〇の怖さを改めて認識する小説。
期待以上に面白かったです。
モノマネ芸人の立場になっての小説だったので、なるほどと感心しながら読みました。
また、いろいろな伏線も張られていて楽しく読むことができました。
最後のどんでん返しにはヒヤッとさせれましたね。
それでも一番の学びは、一つのことに執着する怖さかも知れません。
Posted by ブクログ
※
一冊の本が一つのネタみたいに繋がっていて、
オチあり、ツッコミあり、ボケもある。
騙して、騙して、そしてまた騙す。
愉快で軽快な話でした。
Posted by ブクログ
主人公モノマネ芸人のマネ下。往年の名投手竹下のモノマネ一本で生計を立てている。
ある夜、竹下が殺人を犯してしまい今後の仕事を考えマネ下が死体遺棄を手伝ってしまった。
マネ下の破滅しかない道を著者の藤崎さんはどうまとめるか期待しながら読めた。
後半に畳み掛けてくるどんでん返しと悪いやつは捕まるしこの終わり方が1番救いがあるので良かった。
Posted by ブクログ
マネ下に感情移入してしまい、後半は胸が苦しくなるシーンが多かった。
身の回りには裏切りがあふれているし、今の無難な人生で妥協するしかない