あらすじ
特撮ヒーロー作品でかつて主役を演じるも、今ではすっかり落ちぶれた俳優・堂城駿真。ある晩、麻薬を吸った帰り道に泥酔者をひき逃げしてしまう。警察に怯える駿真の前に現れたのは、事故の瞬間を偶然撮影していた彼の熱狂的ファンの女だった。彼女はその動画をネタに「私と結婚してください」と要求し……。予測不能のサスペンスミステリー!
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藤崎さんの作品はいくつも読みましたがいつも読みやすくて直ぐ読みきっちゃうのですが今回も面白い設定で一気に読みきりました!読み応えもあってどんでん返しもあり大変面白かったです!
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落ち目の元特撮ヒーローが再ブレイクした理由とは…?
まさかの展開に目が離せず、このヒーロー幸せなのか、不幸なのか?と読み進め、驚愕の連続、そしてラストは呆然。
やっぱり悪い事はしちゃいけないよねぇ。
しかし鞠子さん、怖すぎです…
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鞠子が怖い。怖すぎる、、、
でも実際ありえない話でもなさそうなところが、この本の面白さ。
最後1ページの展開が筆者っぽい。
映画化してほしい。
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かつて特撮ヒーロー作品で主役を演じ、一躍有名になった堂城駿真。ある晩、大麻を使用してひき逃げを行う。その一部始終を見られていた彼の熱烈なファンである山路鞠子に脅され、夫婦となったらまさかの大ブレイク!
登場人物の誰にも共感できなかったけれど、面白かったです。
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話が面白すぎて一気読みでした。
最後はいい感じで結婚生活を受け入れるのかと思いきや。
激レアさんやアメトークのもじりが面白すぎでした。
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話が2転3転して面白かった。男性の欲望からある事件に巻き込まれそからの奮闘は楽しかったけど、欲望が勝ってあんな事になるとは想像出来なかった。最後の「みんなのヒーローでした」の意味が分かつた時は怖っと感じた。
浅はかな主人公
色んな面でこの主人公は浅はかだけど、成長して欲しかったな。奥さん、実はあげまんだと思うけどな。
実際の芸人さんやテレビ番組を彷彿とさせる架空の人物やテレビ番組の名前に笑わされた。
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落ち目のヒーロー出身俳優の
サクセスストーリー(?)
初っ端から、
ありえないアクシデント。
また、それを目撃されていたけど
ファンだから黙ってくれて…
どこかで引き返せたのか?
駿真くんは、少しおバカなので
展開はうっすらと読めていたけど、
それでも十分に面白かった。
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表向きはみんなのヒーローの裏側を見せてもらえた。
他人の一部分しか見えてないことを自覚する必要があること、容姿に捕らわれることの風刺も相まって読みやすい本だが訴えかけられるものが多かった。
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やっぱり藤崎先生の本は面白い。
変に難しくなくてサクサク読めるし。
今回はキャラがぶっ飛びすぎてるし、
有り得なすぎるけどそれでもエンタメとして好き。
藤崎先生に慣れてしまって?展開的にはまーそうだろうなぁと。
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おすすめ度 ★★★☆☆
どんでん返し度 ★★★★☆
どんでん返しのパターンが、ちょっと同じになってきてるが藤崎翔の良さなんかな。
ルッキズム、見た目で恋人を選んでしまったら後悔する。。ってのは、痛いほどよく分かるけど
ブスはあたしもどうしても抱けない。。。。
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前半から中盤は、ホラーではないのに背筋がゾワゾワする感覚に見舞われた。
それはもう、身の毛もよだつような出来事の連続で、こんなことが身に降りかかれば人生に絶望しか抱かないだろうと思う。
後半は藤崎翔のメッセージのようなものが強く伝わってきた。
藤崎翔作品に見られるクライマックスの意外性は少なかったように思えるが、読後感は悪くなかった。
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綺麗な女性と付き合うことという考えが変わっていれば起きなかった悲劇、周りの状況をちゃんと理解していれば…、自業自得感。
妻にしなければいけなくなったのは、証拠の動画を持ち脅してきた自分の理想とは真逆の女性。
駿真に断れるはずもなく…。
芸能界も家も鞠子がいる生活。
主従関係。
心の中で悪態をつく、ため息も出尽くすほどつき、なんとかこの状況で離婚できないかと考えるが、なかなかいい案は浮かばず、月日は流れ、子供も生まれる。
さらなる脅し、殺人計画等々展開がある。
夫婦の連帯感、絆が生まれたように見えたが違った。
同じ環境にいれば、自然に芽生えるものがあるだろうと思ったがそうはならなかった駿真。
さあ、どうやってこの状況から脱出するのかとページをめくる。
何度か出てくる、鞠子の実家の様子、ストーブ+洗濯物のワード。これは、まさか…と。
そこからまた展開があっておもしろかった。
脅されて結婚したけれど、大麻も何だかんだやめて逮捕されることもなく、鞠子とは本当の夫婦にはなれなくても、仮面夫婦でも、ビジネスパートナーとしてやっていけて芸能界再ブレイクの恩人と思えればよかったのに、財産、家族が増えたことを感謝していれば…。
同じマンションにいて全く会わないで生活できると本気で思っていたのか短絡的にもほどがある駿真。
女性陣の行動は上手、計画的。
女性を馬鹿にして、軽く見ているから反撃に合う。
自分を愛している、信じている、自分の力が必要だから大丈夫…?
芸能界の裏側?も、みえかくれして、おもしろかった。
バラエティー番組、芸能人の名前などは、全く別物の名前の方がよかったと思う。
ちらついて、邪魔が入る感じ。
Posted by ブクログ
スター俳優になって美人とつきあう、そればかりを夢見ていた主人公。人気があったのは一瞬で、もはや落ち目。それでもセフレは美人女優だったのに、大麻を吸ってラリったまま運転した車で人を轢いたところを、デブでブスのファンに見られてしまうという不幸。結婚してくれなければ轢き逃げを暴露すると脅されて地獄の日々が始まります。だけどまったく同情に値しないクズ男。脅す女のほうもえげつなくて到底好きにはなれず。
著者は元芸人の藤崎さんだから、登場人物や番組名はパロディのオンパレード。そこの部分は面白いものの、相当嫌な話で、オチにもめげます。みんなのヒーローはいったい誰なのかしら。できれば『お梅は呪いたい』のお梅にこの人たちを呪ってほしい。(^^;
Posted by ブクログ
※
藤崎翔さんの小説の中でこれまで
[神様の裏の顔][逆転美人][逆転泥棒]
[モノマネ芸人、死体を埋める]などを
読みましたが、いつも裏の裏の裏、
そのまた裏までもが用意されているので
本を捲って残ページを意識しながら
『あと何度裏切られるのか(いい意味で)』
をワクワクと楽しみつつ読めます。
シンプルかつ気軽に楽しめました。
ーーーーー
人気が底辺に近づきつつある
元戦隊ヒーローのイケメン俳優。
燻った生活を漫然と過ごしていた中で
起こしてしまったひき逃げという犯罪。
いつ警察に捕まるか怯えなが暮らす中、
10年来の大ファンという女性に声をかけられ
ファンサのつもりで受け答えしていたら
話はとんでもない方向へ進んでしまう。
ほぼほぼ崖っぷちにいたけれど、
転がり始めた足場から瞬く間に谷底に落ち、
さらには川を流れ下っていて、気づいたら
もう海に放り出される直前だった的な
ジェットコースター感が半端ない。
Posted by ブクログ
プロットが、こう来るかー!と驚き。
こんなプロット普通思いつかない。すごく面白い。
ミステリー性がどうでも良くなるほどストーリーそのものが面白かった。
落ち目の元ヒーロー役俳優がひき逃げをしてしまい、それを目撃したファンと結婚する話。
Posted by ブクログ
かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。
すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起こした事がきっかけで人生の歯車が狂いだす。
一部始終を目撃し動画に収めていたのは彼の熱狂的ファンの山路鞠子。
駿真はヒーローの座を取り戻せるのか、それとも…。
藤崎さんの軽妙な文章でサクサク読める。
何より、駿真と朝青龍を思わせる鞠子のキャラが際立ち、脳内映像でくっきりと浮かび上がった。
鞠子も大概だが駿真の性根の悪さに引く。
後半は怒涛の展開。
主演女優賞は山路鞠子に決定。
Posted by ブクログ
藤崎翔ならではの、ノリが軽めの芸能サスペンス。いろんなものをもじりながら、落ちぶれた元特撮俳優のドタバタが描かれる。もじりの中では「げちょぱ」で不覚にも噴き出した。話は序盤から結構気分悪く、感情的に誰の味方をすべきか迷い続け、そして誰の味方も出来ずに辿り着く、終盤の激動の展開と着地点はとても面白い。藤崎翔作品には意外となかった程のゲスい話だったが、締めの前には作者の主張もしっかりされており、少し重くはなっていた。
Posted by ブクログ
特撮ヒーロー作品でかつて主役を演じるも、今ではすっかり落ちぶれた俳優・堂城駿真。ある晩、麻薬を吸った帰り道に泥酔者をひき逃げしてしまう。警察に怯える駿真の前に現れたのは、事故の瞬間を偶然撮影していた彼の熱狂的ファンの女だった。彼女はその動画をネタに「私と結婚してください」と要求し……。予測不能のサスペンスミステリー!
薄味でした。