藤崎翔のレビュー一覧

  • お隣さんが殺し屋さん

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    藤崎翔先生らしい、ユーモアミステリ。
    主人公の美菜と、お隣さんの恋愛の行方も気になる。特殊な状況の二人の恋愛。どのように進展するのかと心配しながら見守っていたら、何と驚きの展開に。
    最後にしっかりと驚かせてくれるのも、藤崎翔先生らしい。

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    2023年02月12日
  • 殺意の対談

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    対談記事の上辺だけの会話&真実の心の声で物語が展開! 人間不信の闇に浸れるミステリー #殺意の対談

    ■きっと読みたくなるレビュー
    雑誌記事の対談形式で綴られる本作、しかしながら対談中の登場人物たちの心の声も同時に描写されるという人間性を垣間見れるミステリー。各記事ごとに短編形式になっていますが、対談が進行するにつれて…

    面白い試みですね。さすが元お笑い芸人の藤崎先生らしい、読者をニヤニヤさせてくれるサービスが満点です。かなり邪道な構成ではありつつも、物語としてもよく組み立てられていて見事。練りに練った小説であることが伺えます。

    本作、十重二十重にも入り組んだ人間関係がめちゃくちゃ面白い。

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    2023年01月29日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    最大の秘密には読むまで気付きませんでした。ただ「ビッグ」の描写に関してはこじつけが過ぎる気も…(もしかしたら私の見逃しもあるかもしれません)と感じたため、評価は3にしています。
    登場人物のやり取りやどんでん返しの展開が面白かったため、他の小説も読んでみたいと思いました。
    本格的なミステリーは難しすぎる、笑いありの小説を読みたい(些かブラックユーモアでも構わない)方にはおすすめだと思います。

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    2022年09月04日
  • 殺意の対談

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    対談形式でかかれた珍しいミステリ。
    登場人物全員が、全員何らかの事件や死に関りがあることが徐々に明らかになっていきます。

    作者さんが元芸人さんということもあるのかエンタメ性がとても高く、ミッシングリンクに次ぐミッシングリンク、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、読んでいて勢いがあってとても楽しいです。

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    2022年06月17日
  • 読心刑事・神尾瑠美

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    ネタバレ

    表紙の子のイメージとだいぶ違ったけど、そりゃ相手の気持ちがダダ漏れじゃ、生きづらいだろうなぁ。
    周りのメンバーがいい味出してる。

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    2022年03月06日
  • 殺意の対談

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    構成になれるまで時間がかかったけど、面白かった。
    点と点が繋がって、何度も読み返しながら最後まで読みました。
    藤崎翔って感じの面白さ。

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    2021年10月28日
  • こんにちは刑事ちゃん

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    初めて読んだ作家さんです。
    「転生物」って、今ではマンガやアニメ、ラノベでは、たくさんの作品がありますが、ミステリー作品の中では珍しい部類でしょう。
    是非子育て初心者に読んでもらいたいですね。

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    2021年06月15日
  • 刑事の灯

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    刑事物のアンソロジー。麻見和史「星の傷痕」人物描写もいまいちだし、事件そのものが面白くない。沢村鐵「道案内」内藤了の「東京おもてうら交番」のような感じ。まあまあ。藤崎翔「読心刑事・神尾瑠美」わははと笑える作者らしいもの。吉川英梨「ファーストレディの黒子」広田達也がどうして公安から刑事課に戻って来たか分かる一編。公安のきな臭さが分かる。実際にもこんな感じなんだろうか。公安にいると人間性を失ってしまうだろうな。

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    2021年04月20日
  • 読心刑事・神尾瑠美

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    ネタバレ

    みんなのんきに犯人当てゲームをやっているが、自分だったら一緒に働ける自信はないのですごい人たちだ。犯罪者側にもいいキャラが出てきて、今後の関わりが楽しみ。

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    2021年03月05日
  • 読心刑事・神尾瑠美

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    主人公の神尾瑠美は相手の心を読める超能力の持ち主であり、かつ県警本部捜査一課三係の刑事という設定。それゆえ通常の刑事ものとは異なり、事件発生の序盤から犯人が誰なのかがわかった状態で物語は進みます。

    物語の肝は物的証拠や犯人からの証言をどう引き出すかに腐心する場面が描かれるのみ。普通の刑事ものにあるような捜査の進展に伴い新たな事実が判明し、おおっ!そんな展開が!というノリはない。のでつまらない。。。

    と思って読み進めていたところ、ラスト2章で俄然盛り上がりを見せてくれました! 「読心刑事と老人ホーム」では事件の目撃者はいるものの認知症の老人ということで、読心が効力を発揮しない状況。また2件目

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    2020年12月24日
  • お隣さんが殺し屋さん

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    お隣さんが殺し屋さんとは...ネームセンスに惹かれ手に取った1冊。トリックにトリックを重ねる藤崎翔の作品にしては珍しく、隠された謎を見付けるのは容易い方だったと思う。

    故にトリックに驚く事は出来なかったが、ユーモア溢れる会話のキャッチボールと天真爛漫と身勝手の狭間にいる愛らしい主人公が魅力的で面白い。
    腐女子受けを確実に狙いに来てるキアヌ・リーブス風のお隣さんと、女子高生みたいなモンスター(JD)達のキャピキャピ会話に頭が痛くなり、脳内の忙しさは心地よい社畜状態だ。

    伏線回収は答え合わせをしている様で、キャラ崩壊でのどんでん返しにまた毒の香る笑いを提供してもらった。今回は少し物足りなさを感

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    2020年12月05日
  • こんにちは刑事ちゃん

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    ファンタジーでコメディな設定ではあるんだろうけど、内容がしっかりしていた。
    コメディとしてだけではない面白さがありました
    ミステリーの部分もしっかりしてて、お別れのところではホロリとして

    ただ、ミステリーのところが結構しっかりしているせいで、物語の世界に入り込むまでに少し時間がかかってしまった感はありました

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    2020年10月11日
  • 殺意の対談

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    著名人同士での雑誌の対談、と言う設定。台詞も脚本形式になっていて、対談という形を忠実に再現している。

    そして、読み進めていくうちに作者の術中にハマる。
    台詞の後に、鉤括弧で語り手の胸の内が明かされているのだ。しかも、話している言葉とは全く裏腹のハラグロ発言が乱発されていき、その内容は徐々にエスカレートしていく。
    そして、彼らが胸の内で語る内容は、少しずつリンクしていくことがわかり、ゾッとする。

    「神様の裏の顔」でも感じたが、藤崎さんは人の腹の内の黒い部分を描き出すことが上手い。今回も、よくこういう手法を思いついたな、と、思わず拍手したくなってしまう。

    しか

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    2020年07月26日
  • 刑事の灯

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    警察小説アンソロジー、始めて読む作家さんもいた。刑事物とファンタジー…などこれまで読んだことの無い作風もあった。

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    2020年07月17日
  • 刑事の灯

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    新進気鋭、豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。

    男の遺体に残された謎の傷痕とは……「星の傷痕」(麻見和史)。
    新人の女刑事を助ける不思議な派出所……「道案内 警視庁捜査一課・小野瀬遙の黄昏事件簿」(沢村鐵)。
    犯人の心が読めちゃう美人刑事の登場……「読心刑事・神尾瑠美」(藤崎翔)。
    首相夫人腹上死事件に公安刑事2人が挑む……「ファーストレディの黒子」(吉川英梨)。

    傑作4編を収録!

    面白かったのは、麻見作品。沢村作品は、長編を一作読んだきり。十三階の女を読んでいたら、吉川作品の印象が変わったかも。

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    2020年05月02日
  • 刑事の灯

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    4篇
    「星の傷痕」(麻見和史) アスタリスクの形の傷が作られた遺体。犯人と形の謎は?
    「道案内 警視庁捜査一課・小野瀬遙の黄昏事件簿」(沢村鐵) 新人の女性刑事、”黄昏派出所”に助けられる。
    「読心刑事・神尾瑠美」(藤崎翔) R県警には心が読める女性刑事がいて…。
    「ファーストレディの黒子」(吉川英梨) ハラマキの広田、十三階の古池が首相夫人腹上死事件をどう解決するか。
    個性的な物語を集めたなあといった感じ。道案内でファンタジーに入り、読心刑事で笑いに入る。そして最後は吉川流、広田と古池がビシッとしめた。他はわかりませんが、「ファーストレディ〜」は二人が出てくるシリーズ物にかかる内容もあるよう

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    2020年04月21日
  • 殺意の対談

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    こういうタイプの小説は好きだし、自分でもよく書きます。
    趣味で。そんな経緯もあり、前読んだ『神様の裏の顔』が結構面白かったので、期待しつつ手を出してみた。

    私がよく読めてなかっただけか、ただの勘違いなのかもしれないけど、正直あれれ?って思った箇所がいくつか。
    というかこれ、同じこと何回も言ってないか? 自分が疲れててデジャブしてただけ?
    同じこと思った人いないかなあ。

    最近、過去に読んだ本をもう一度読み返してみようとか考えてるので、思いついたら再読してみます。
    違う感想を抱けることを信じて。

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    2019年11月16日
  • 殺意の対談

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    ネタバレ

    65

    前作に引き続き登場人物がよく出てくるわ~
    インタビュー形式の小説で面白かったけど、
    インタビューにする必要はあったのか?とちょっと思った。まあインタビュアーが絡むから仕方ないけど。
    トリッキーだけど、わたしはもうちょいリアリティあるほうがすきだなぁ。

    印象には残る話!

    20190903

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    2019年09月17日
  • 恋するおしい刑事

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     そう、押井がさっきから「こ、この」とか「つ、つまり」などと言っていたのは、脚の震えのせいで声まで震えていたのが原因だったのだ。決して誤植ではなかったのだ。
    (P.213)

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    2019年05月25日
  • おしい刑事

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    文学的素養のある作家なら、このへんを見事な文学的技術で乗り切るのかもしれないけど、この作者には無理なのである。
    (P.220)

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    2019年05月25日