あらすじ
鋭敏な頭脳と明晰な推理で数々の難事件に挑み、解決へと導いてきた(と自分でうぬぼれている)若手刑事・大磯拓真24歳。だが実際は、彼の死んだ祖母・八重子が守護霊となって事件を解決していた!! 霊感のない拓真に事件解決のヒントを与えるため、八重子は霊感のあるコンビニ員・美久に相談をもちかける…。そしてまた、今宵も難事件が大磯刑事に降りかかる!? 「おしい刑事」の著者が贈る、“遠隔推理”コメディ・ミステリ!
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Posted by ブクログ
軽快なコメディSFミステリ。短編だしテンポも良く軽快であっさり読めてしまった。トリックは複雑ではないもののちゃんとしたものがあり、守護霊がツッコミながら助ける部分が楽しい。守護霊との関係には一工夫あるし、ご都合主義に振り切られてない感じは出てて、そこまでばりばりSFでもないのは良い。中編くらいで続編を読んでみたい。
Posted by ブクログ
刑事な拓真の守護霊な祖母ちゃん(若返り)が名探偵すぎる。標準的な警察官に祖母ちゃんレベルを求めるのは酷だ。そんな彼女の孫なら、少なくとも天才の血は引いてると思うけど、びっくりするくらい鈍いな。悪寒がせいぜいなんて。祖母ちゃんに頼まれて協力するコンビニ店員・美久さん、そこまで器用に幽霊とコミュニケーション取れるなら別に天職があるはず。拓真と美久さん、職業トレードしたら話早かったろうに。ままならない。
Posted by ブクログ
刑事に抜てきされた孫の拓真。
祖父も父も名のある警察官であり、その血をひいて次々事件を解決!
のはずが、実は亡くなった祖母が守護霊として名推理をし、本人が気づかないところで助けているのだった。
軽めのコメディで、楽しく読める。
1箇所、孫ではなく息子と書かれているところがあって混乱した。