橘明美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
邦題がイマイチなうえに、残酷な描写は今は見たくないな…と読むのをためらっていたけど、読み始めるとやっぱり止まらない。
ルメートルお得意の残酷シーンはなかったものの、怒涛の展開はさすがだった。
コロナウィルスによって人々の価値観と世界情勢が大きく変わった今だからこそ、痛烈な批判と皮肉を盛り込んだのかと思ったら、実は『その女アレックス』より前の2010年にフランスでは出版されたというのだから驚きだ。
同時に、エンターテイメントが求められる今、Netflixでドラマ化して配信中だというから、これまたぴったりだと思った。
ところで、フランス語の原題はなんというのでしょうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレデビュー作がヒットした後、次作が書けなくて苦しむ作家、マーカス・ゴールドマンは、恩師ハリー・クバートのもとを訪れアドバイスを得るが、小節を書くには至らない。
そんな時、ハリーの家の庭から白骨死体が発見される。
それは、30年以上前にハリーの前から姿を消したハリーの恋人、ノラのものだった。
誰がノラを殺して、ハリーの家の庭に埋めたのか。
ハリーが逮捕され有罪が濃厚になったとき、マーカスはハリーの無罪を証明するため事件を調査し、その過程を本として出版することにした。
下巻の3分の1くらいまでは予想できた。
でもその後、二転三転する事件の真相を知りたくて、寸暇を惜しんで読みました。
そのくらい、面 -
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パリ警視庁犯罪捜査部カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ、2013年発表の〝番外編〟。翻訳文庫本で約200頁の中編のため、読み応えでは物足りない面もあるが、その分、全編を覆う緊張感はより濃密になっている。比較的シャープなプロットの中に、技巧派ならではのツイストを効かせ、〝三部作〟同様に読後感は重い。
夕刻、パリ市内で爆破事件が発生した。幸いにも死者は出なかったが、テロ行為も視野に入れた大規模な捜査が始まる。間もなくして一人の青年が警察に出頭、自ら犯人だと名乗り出た。ジャン・ガルニエ。不可解にも〝交渉〟相手にカミーユを指名した。仕掛けた爆弾はあと6発。要求は3つ。現在拘留中の実母ロージーの釈 -
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ネタバレデビュー作がベストセラーになったものの二作目が書けなくて苦しむマーカス・ゴールドマンは、大学の恩師で小説家としても大先輩のハリー・クバートにその苦しみを訴える。
しかし、ハリーの家の庭から33年前に行方不明になった少女の死体が発見され、殺人犯として逮捕されてしまう。
マーカスはハリーの無罪を証明するために、独自に調査を始める。
実はハリーとその少女・ノラは人目を忍んで付き合っていた。
ハリー34歳、ノラ15歳。
付き合うだけで犯罪になる…っぽい。
怪しい人はたくさんいるが、よきアメリカ人、よきキリスト教徒というフレーズが何度も出てくるので、多分犯人はよきアメリカ人でよきキリスト教徒と思われ -
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見つけるとすぐさま読むことにしているルメートル。帯にヴェルーヴェン警部の話とあり、巻頭には著者によるこの作品の位置付けなどについての覚書もありました。本来は三部作で完結していてもう書くつもりは無かったそうですがふとしたきっかけで物語の方からやってきたとのこと。事件は深刻で大変なものだしその背景もなかなか救いがたいのですが、時折著者の人格がもの申すような描写もあって、読後感は悪くないです。ちょっとだけ読むつもりが2ページくらいでもう引き込まれて、読むのを止められませんでした。視覚的映像的な描写が見事で、ラストシーンも印象的で一時間くらいの映像作品を見終わったような感じです。
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購入済み
多くの方がおっしゃる通り
先にアレックスを読んでしまうと、結末が分かった上でストーリーを追うことになるため少し残念でした
とはいえ、アレックスとは全く違う仕掛けが施されているため後半に受ける驚きは色褪せることがありません
グロテスクな描写の多さではアレックス以上でしたが、男性でありながら女性の登場人物の造形がとても巧みな作家なので女性読者を多く獲得すると思います -
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Posted by ブクログ
古代ローマ帝国市民であり貴族である、架空の人物に、
当時の奴隷について、扱いのノウハウ等を語らせた本。
実際は、解説のトナー氏が多くの文献を基に書いている。
古代ローマの奴隷制について、ここまで詳しく書かれた本は、
なかなか興味深いものでした。それも、使う側という架空の人物に
語らせたことがユニークでわかりやすかったです。
奴隷の買い方、しつけ方、罰し方、奴隷の楽しみとは・・・。
マルクス氏、尊大な上から目線で語っています。
しかし、長い慣例とはいえ、奴隷の身はしんどい。
解放されてもファミリアという制約に縛られる。
更に・・・“交配”ですか!男女の営みは家畜も同然とは~!
あぁ奴隷にならなく -
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