橘明美のレビュー一覧

  • 悲しみのイレーヌ

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    海外ミステリを読んでみたいと挑戦。
    なんだか展開として違和感があったり、翻訳や台詞回しでどういう事?って読み返したり…猟奇的な殺人だらけで読むの疲れるなって思いながらも頑張ってたらいきなりドカンとやられていろいろ納得しました。

    ネタバレありでもう一周したくなった。

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    2025年07月24日
  • 悲しみのイレーヌ

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    殺人事件の内容がどれも非常に残虐であり、読む人を選ぶだろう。
    事件を追う刑事たちの徒労感、困惑、緊張感が感じられ、どんでん返しもあり非常に面白かった。
    魅力的なキャラクターも数人おり、身なりや仕草の描写が心地良かった。
    続く作品があるようなので、そちらも読みたいと思う。

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    2025年07月22日
  • 悲しみのイレーヌ

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    ネタバレ

    ずっと読みたかったシリーズ。
    海外の翻訳小説は読みにくくてなかなか手が出なかったけど、最近読み出した。
    不気味な雰囲気と救いのない結末。
    ザワザワしながら夢中で読んでしまった。
    怖すぎるー。

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    2025年07月09日
  • 傷だらけのカミーユ

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    さすがピエール・ルメートル、ヴェルーベン警部3部作の3作目である本書も抜群に面白いストーリーだった。特に3日目からの展開は一気読み必至。未読の人はぜひ「悲しみのイレーヌ」→「その女アレックス」→「傷だらけのカミーユ」の順番で読んでみることを強く勧めます。

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    2025年07月06日
  • 監禁面接

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    何だこれは? という状況からスタート。
    最後まで興味深く読ませる作品だった。
    選挙に行く前に一度読むと良いんじゃないかなぁ。
    社会と労使についても考えさせられる作品でもあった。

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    2025年07月03日
  • 悲しみのイレーヌ

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    外国の小説は自分的になかなか読みにくく感じ、後回し後回しにしていたのだが何回も挑戦してみるもんだなと思った。中には読みやすい小説もあるのだと気づかせてもらった。
    感想としては「えっ、マジかよ。」とリアルに声出してた。

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    2025年06月27日
  • 邪悪なる大蛇

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    海外作品は、人物の名前が頭に入ってこなくて、少し苦手。でも、この作品は読みやすい。(そういえば、この作家の「その女アレックス」もよかったな)
    話は、認知症が進む凄腕の殺し屋が、次から次へと人を殺して行く。その理由が理不尽で面白い。ラストも予想外で、海外作品で久々のヒット作です。

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    2025年06月06日
  • 悲しみのイレーヌ

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    犯罪捜査の映画を観ているような引き込まれる文章力は素晴らしいと思う。
    しかし、犯罪の態様があまりにも残酷であり、読んでいて気持ちの悪くなるシーンが多い。犯罪の残虐さが目を背けたくなるほど過激なため、猟奇的な犯罪を犯すに至ってしまう人間の心理的、社会的背景や生い立ちについても丁寧に描写されるのかと思いきや、そこは理解できないまま話が終わってしまう。そのためただ人間のグロテスクさだけが際立っているようでその点は残念だった。

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    2025年05月19日
  • 傷だらけのカミーユ

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    ヴェルーヴェン警部三部作の完結編。
    カミーユは一作目で最愛の妻を失い、二作目ではなんとか職務に復帰し、今作ではアンヌという恋人を作れるまでに回復している。
    そのアンヌが武装強盗に巻き込まれて瀕死の重傷を負うところから始まるが、数日前に親友のアルマンも病死しており、冒頭からすでに傷だらけのカミーユ。
    その後も執拗にアンヌの命を狙う強盗犯を追うカミーユだが、アンヌを守るために過去の傷をえぐることにもなったりと、とにかくカミーユが不憫で仕方がない。
    作者には人の心とかないのか!と言いたくなるくらい傷だらけ…

    今作でも巧みなミスリードで読者を驚かせてくれたし、一作目の因縁にもケリがつけられたと言える

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    2025年04月27日
  • その女アレックス

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    ネタバレ

    話が進むにつれ、確かにどんどんアレックスの印象がコロコロ変わって引き込まれた。アレックスの過去が分かった時、私ならどうしただろうと考えさせられたがトラウマになる監禁を乗り越えてボロボロになりながらでも復讐をやりとげたアレックスそして最後の警察の正義、スッキリして終わった。

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    2025年10月16日
  • 傷だらけのカミーユ

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    ネタバレ

    途中まではやっぱり『その女、アレックス』には面白さが勝てないな~と思っていたけれど、3日目から、あれ、予想外の展開になってきたぞってなってきて、マレヴァル出てきてえー!ってなっておわった。
    3部作通してカミーユがかわいそう。私だったら鬱から立ち直れないと思う。

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    2025年03月18日
  • ゴールドマン家の悲劇 下

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    回想が長くて思いっきり引っ張りまくって最後まで読まないと悲劇の真相に辿りつかないというw
    好みは分かれそうですが私は面白かったです。こういう一族の年代記っぽいの、『心臓を貫かれて』とか『赤朽葉家の伝説』とか好きなんで。
    みんなどこかで軌道修正出来たはずなのに毎回ダメな方の選択肢を選び続けて崩壊へまっしぐらって感じです。
    アレクサンドラはいわゆる天然のサークルクラッシャーみたいなものかw
    とりあえずアニタとコリーンが一番不憫。
    最後はまあ落ち着くとこに落ち着いたってことで良い終わり方だったと思います。

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    2025年03月04日
  • 悲しみのイレーヌ

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    すごかった。

    第一部と第二部の変わり方が本当に全く予想していなかった!
    こんなどんでん返しの方法があったなんて、、と思ったけど、それ以外にも当然、本全体の面白さも十分にあった。

    犯人の悪意とそれに翻弄されつつもチームプレイで適格に少しずつ近づいていく構図、全体を通しての残虐性も計画性に基づいた犯人のキャラクター、などからどんどん読み進めることができた。

    アレックスから読んでしまって、順番が前後したのでこちらも時間があれば読み返したい!

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    2025年02月24日
  • わが母なるロージー

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    なんてこったい。

    なんという幕切れ。

    最高というか、最悪というか。


    こんなラストは、想像してなかった。

    切なすぎる。


    でも最後まで一気に読んでしまった。

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    2025年02月23日
  • 傷だらけのカミーユ

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    なんだかなあ〜。

    悲しい結末。

    そりゃねえよっていう。

    最後にどんでん返しが待っていた。


    愛人が酷く暴行されて、怒りに燃えて捜査に当たる刑事。

    越権行為で身の破滅寸前。

    でもそこには重大な秘密が…


    後味悪かったなぁ。

    面白かったけども。

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    2025年02月22日
  • ハリー・クバート事件 上

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    感想は後編で。


    「わかってるのは、人生ってやつは結局のところ選択の積み重ねで、その結果は自分で引き受けるしかないってことだな」

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    2025年02月12日
  • 邪悪なる大蛇

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    海外ミステリーは登場人物の名前を覚えるのに時間がかかる。
    ルネとかアンリとか
    何回頭の中で男性と言い聞かせても
    女性だと思い込んでるからちんぷんかんぷんになる。

    この物語は動物が何匹も犠牲になる。
    人間はいいけど
    無垢な動物が殺されるのは嫌だな。と嫌な気持ちになった。

    あと40年の前の話だから
    公衆電話とか防犯カメラとかなしとか
    今では有り得なくて
    あと、63歳は老婆だったんだろうね。昔は…
    40年前と今では10歳くらい若返ってるのかな?
    それともフランスでは今でも63は老婆なのか?

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    2025年02月07日
  • 邪悪なる大蛇

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    初期に書かれた作品ということも
    あるかもしれないが、
    後刊されたものより
    あっという間の読書期間だった。

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    2025年01月20日
  • 僕が死んだあの森

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    12歳のアントワーヌは、森で衝動的に隣家の少年を殺してしまう。死体を隠して慌てて立ち去るが、幼い子供の失踪に村は騒然となり、やがて憲兵も訪ねてきて……。
    追い詰められた少年の人生は、一体どこに向かうのか。


    衝動的に隣家の子どもを殺してしまった12歳の少年の、罪と罰の物語。
    保身に走り事件の隠ぺいを図りながらも、罪の意識に苛まれ人生を狂わせていく少年の心理が詳細に書かれていて、最初から最後までずっしりと重苦しい雰囲気。
    自分が殺してしまった被害者が、いつしかどれだけ時間が経っても自分を責め苛む加害者へと変わってく心理描写など、細々と嫌~な気分になる表現が気分を沈ませます。ただ、ずっと暗いのに

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    2025年01月20日
  • 監禁面接

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    主人公は50代後半。失業して4年。今はアルバイトを掛け持ちしてしのいでいる。そのバイトさえ、主人公の感情的暴発により、失おうとしている。そんななか、再就職試験が一次二次と順調に進む。主人公は天にも昇る心地である。
    主人公のヒリヒリするような失業状態への焦りと同時に再就職への渇望が痛いほど伝わる。
    そこから始まる急展開。そこまでの流れで主人公の感情的暴発傾向を知っている読者は、いつ暴発するか、ハラハラ心配でしょうがない。主人公がどんなに追い込まれても見捨てない妻や娘たち、特に妻の深い愛に、なんと果報者かと思う。
    やがて大団円。
    就職試験については、こんなのあるか?とツッコミたくなるあり得なさだが

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    2025年01月18日