橘明美のレビュー一覧

  • その女アレックス

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    まるで長い長いシリーズ作品を読んだようないい意味の疲労感!
    誘拐事件で残虐な男に捕まった女を助ける話かと思えばそんなものは序章の序章。きっかけに過ぎないどんでん返しのどんでん返し!アレックスという女についての印象が読めば読むほど2転3転してどこに味方したらいいのかわからなくなります。
    全てが回収されて、行動の意味が分かった瞬間のアレックスへの慈悲が湧いて、あいつくそったれ!と思いました笑
    そしてカミーユ警部がそこまで好きじゃないなぁと思っていたけど、最後何を思って締めくくったのかを感じとったら「良い奴じゃーん」って笑
    この作者さんに初めて出会いましたが他の作品を読みたくてしょうがないです!

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    2025年11月27日
  • その女アレックス

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    三部作の一作目である悲しみのイレーヌを先に読むことを猛烈にオススメしたいです

    二転三転、最後の締め方、キャラの深み、そしておまけっぽいもう1つのどんでん返し
    ミステリーを読んでて、『うわ、そことそこ繋がんねや』ってなった時のあの笑ってしまう感じを久々体験できて痺れた
    文句なしの満点!

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    2025年11月24日
  • わが母なるロージー

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    全200ページ程度と今までの作品とと比較すると短くはあるが内容は十分なものだった。
    時系列的には3番目となる作品で番外編として制作された作品だが、物語の進行がスムーズで中弛みがなかった。
    この作品では、ジャンの隠されているが滲み出る思いや感情、それらが後半では一気に加速し、ラストでは寂しさを感じた。

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    2025年11月20日
  • その女アレックス

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    アレックスの見え方が何度も変わる展開。気分の悪くなるシーンも多いですがどんどん読み進めたくなる、そんなおもしろい本でした。

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    2025年11月19日
  • その女アレックス

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    いやー長いけどめっちゃ好きだこの本!
    万人には勧められないけどサスペンス好きには良い!
    アレックスううう、同情するよ

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    2025年11月16日
  • 悲しみのイレーヌ

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    先に「その女アレックス」を読んでから読むことをお勧めします。
    アレックスに比べてグロさは格段にあがります!笑
    もやもやハラハラがずっと続く作品。が、あるタイミングで本をぶん投げたくなりました。良い意味で。

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    2025年10月31日
  • その女アレックス

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    どんでん返しの名作として紹介されていて、読むことに。
    だが実際はどんでん返しの一言で片付く内容ではなく、重く、グロく、暗い推理が続く。
    監禁されている側とそれを探す警察側の目線、両方で書かれていて、答え合わせをしながら話が進むが最後の答えは賛否両論あると思います。
    読んだ後のディスカッションがかなり捗る作品だと思います。

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    2025年10月31日
  • ハリー・クバート事件 下

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    気づけて良かったー!読めて良かったぁ!
    めちゃくちゃ面白い!上下巻とも読むのをやめられない。そしてとても読みやすいのに、先は全く読めない。惜しいのはカバーデザインが個人的には好きくない(文庫)もう少し、今風に変更したらまた売れるのではないかしらん?あーひさびさに面白かったー。この作家さんの別の昨日も読んでみよう。

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    2025年09月21日
  • 悲しみのイレーヌ

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    大好きなルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズの第一作。
    残酷な描写が多く読むのが嫌になる人もいるかも知れないが、最後まで読んで欲しい。
    まだこのシリーズを未読の人は、これを読んでからその女アレックスを読んで下さい。
    とてもオススメです。

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    2025年09月16日
  • ハリー・クバート事件 上

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    だいぶん前に出た小説だが‥なにこれすごい面白い〜!そして読みやすい。海外小説は本当に訳が大切。上巻を読み終わりましたが、早く下巻に着手したい!オススメのミステリー!

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    2025年09月15日
  • ハリー・クバート事件 下

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    大傑作、文句なしの大傑作である。
    人生で三本の指に入る一冊かもしれない。
    それぐらいの衝撃を受けた物語であった。

    次々と当時の事の真相が顔を見せ始めてくる下巻。
    ノラを殺したのは誰か?この一点が主要テーマなのだが
    そこから枝分かれした謎が幾つも出てくる展開。
    どんでん返しとは一度起こればいいものだというこちらの決めつけを
    軽く裏切ってくる、何度も何度も巻き起こるどんでん返し。
    ページを捲る手は一切止まる事なく、半日で読み終えてしまった。

    読み始めた時からは想像もできなかった結末。
    そしてちゃんと広げた風呂敷をすべて綺麗に畳み掛ける後半。
    どれもエキサイティングでハラハラしっぱなしであった。

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    2025年09月07日
  • ハリー・クバート事件 上

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    これは傑作かもしれない。
    少なくとも上巻を読んだ現時点では文句なしの傑作である。

    デビュー作でベストセラー作家となったマーカスは二作目が書けずに苦しみ、
    大学の恩師で国民的大作家ハリー・クバートに助言を求める。
    だが、そのハリーが33年前に失踪した少女ノラの殺害容疑で逮捕されてしまう。
    師の無実を信じるマーカスは独自の調査を開始。
    そして師に教えられた小説作法31条に従い、
    一冊の本にまとめ上げることにする。師の無実を晴らすため。
    一体、少女は誰に殺されたのか?

    そんなあらすじ。もうページを捲る手が止まらなかった。
    次から次へと明らかになる真実。
    そして我々が想像していた人物像が崩れていく

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    2025年09月07日
  • 監禁面接

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)アレックスより、ハチャメチャでオモロイわ〜ご都合主義もあるけんど。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ひさしぶりに当たり引いたな!

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    2025年09月07日
  • その女アレックス

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    物語が進むにつれて印象が変化するアレックス。果たしてアレックスはどのような人間なのか。読み始めたら徹夜必至。

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    2025年08月21日
  • その女アレックス

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    いろんな賞とっててずっと気になってたのだけど、やっと読めたー!!
    ちゃんと先に悲しみのイレーヌ読んでから読みました!ってか日本は先にこの2作目のその女、アレックスを翻訳出したのね。すごいな…一作目の後日から始まるから、もろに一作目のネタバレ食らうというのに…

    中は3部構成になってるんですけと、それぞれが全く違った感情で読みました。
    一作目で何があったか知らないと主人公のカミーユにの心情とか共感しにくいかと思ったんですが、どうなんでしょう?私はもうカミーユ…!!!とひたすら頑張れ!って思ってた。
    あと同じ捜査メンバーのルイとアルマンがいい味だしてますよね。特にルイなんて全オタク好きそうな設定じ

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    2025年08月19日
  • その女アレックス

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    前作は相当辛いエンディングだったが、だからこそ本書は相当楽しめた。展開や視点がどんどん変わっていくたびに驚きがあり、稀有な読書体験だった。ルメートルにハマりそう。

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    2025年08月06日
  • その女アレックス

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    ネタバレ

    何度も驚かされて翻弄されまくった。
    残虐な描写が多くてつらい部分もあるけど、それよりも話の展開が気になって夢中で読んでしまった。

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    2025年07月09日
  • 悲しみのイレーヌ

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    描写が細かく、キャラクターが生き生きとしており映画の情景が浮かんでくるような作品。
    また、言い回しが個人的にかなり好き。

    「地区の中心には廃用になった小工場が昆虫の死骸のようにうずくまっている。」
    「派手なネクタイも死刑囚が蝶ネクタイをつけたように浮いて見える。」
    「コッテは熱いものにでも触れるように、そっと指先で受け取った。」

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    2025年06月30日
  • 悲しみのイレーヌ

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    『万事快調オールグリーンズ』にちらっと登場し、興味を持ったので読みました。
    日本のミステリ小説によくありがちな「殺人にどこか感動的な動機がある」という展開の物より割り切って読めました。

    第一部、第二部の構成にも脱帽です。
    個性豊かな登場人物たちの魅力にぐいぐい引き込まれます。(ルイさんのファンになりそうです。)

    しかしあまりにも事件内容が残虐的で、夜な夜なうなされています。
    とにかくフランスに行ったら夜道の独り歩きは絶対にしないぞ、という強い決意をしました。

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    2025年06月01日
  • その女アレックス

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    三部からなる一冊。各章でアレックスへの感情をどんどん変化させられる。
    二部、アレックスがとある計画を進める中、自身の身の上を思って泣くシーンが何度かあるのだけれど、「なぜ泣くのか、身勝手じゃないか」と思っていたが、その後綺麗にひっくり返された。
    読ませ方がすごくて一気読み。読者までもがアレックスの手の上で踊らされていたような読後感だった。

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    2025年05月23日