睦月ムンクのレビュー一覧

  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

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    雰囲気は本家に近いし京極堂の長広舌もあったりするんだけど、なんだか読みづらい。
    本家本元の京極堂はなんだかんだ言って、蘊蓄とか小難しいこと言っててもスッと入ってくるんだけどこっちは『???』ってなる場面(共時性や神話の説明など)が多かった…私の理解力がないのかもだけど…。

    ただ、京極堂と関口くんの関係性が好きな私としてはその点では楽しめました。

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    2016年03月21日
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

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    薔薇十字叢書というのは京極夏彦公認の「百鬼夜行」公式シェアワールド、ということなのですね。本人が長く書かないために現れた世界、ということでしょうか。
    主要な登場人物は、かなりよく捉えられていたと思います。話全体の展開は50ページほど読んだところで、思った通りに進んでいくのですが、よく勉強して書かれているので、その部分を楽しむ形になりました。
    本当によく原典を読み込んで書かれているな、と思いました。
    あの方の訃報のあとに読みましたので、なんだか、しんみりしました。「妖怪大戦争」をまた見たくなりました。
    ホームズ物にも良作のパスティーシュが多々あるし、そうなっていくのかなあ。
    そういえば、御手洗潔

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    2015年12月30日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(3)

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    本筋とは関係ないけれども、清明が博雅に対する呼称を外向きの時と二人だけの時で使い分けているところがなかなか興味深い。
    清明「博雅様が云々かんぬん……」
    えっ!?とかなった。
    忘れているだけかもしれないが、岡野版の時には見た覚えがない……そもそも無印陰陽師では清明と博雅の会話に他者が同席しているシーン自体がほとんど無かったような。

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    2013年12月31日
  • 鳥は星形の庭におりる

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    聡明な貴族の娘は、亡くなった祖母の遺品を家族と共に
    嫁ぎ先の『家』へと運んだのだ先で、驚きべき事に直面する。

    いい人そうなのが案外…というよりも
    周囲がほぼ敵というのもいかがなものか。
    人畜無害そうなのはいますが、面倒そう。
    というより、母親。
    ものすごく『貴族』という感じがします。
    家族という感じがしない、というのもありますが。
    これに家族愛を求めるのはどうかと…。
    どう考えても『大人』ではありませんし。

    この時期の子供にしては、かなりの冒険。
    よく成し遂げました、というのはありますが
    この後…どうするのでしょう?w
    非現実、の後は、確実なる現実、です。
    これだけ外が騒がしければ、確実に

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    2012年09月28日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(1)

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    岡野玲子バージョンの劣化版という印象だけれども、それでも雰囲気は作品に合っているし、これから良くなっていくとともにこの画風にも慣れてくると思う。
    ストーリー自体は本当に序盤の序盤もいいとこで瀧夜叉姫のたの字も出ない。

    芦屋道満のケレン味溢れる、いわゆ超常現象を地で行く術式に対し、晴明がかけた「呪」がこのシリーズの「呪」の本質を露わにしているようでなかなか興味深いものがある。そして、この種類の「呪」は現在でも当たり前のように使われている。。。

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    2012年09月16日
  • 陰陽師 瀧夜叉姫(1)

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    ネタバレ

    淡々とした画面は話の雰囲気にあっているのかも。少し物足りなさを感じるけど、まだ1巻だし今後話が動くのが楽しみ。

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    2015年02月12日
  • 影詠みの天花―胡蝶の舞と月の記憶―

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    文章は、ああ手馴れた人の書いたものだなとそれなりに読み進められたけど……ヒロインとヒーロー(の、特に演技中のほうのわざとらしさ)がどうにも好きになれなかった。ヒロイン、可愛くないわけじゃないんだけど……ヒーローと対峙したときのそれでもわたしはあなたが好きなの!のテンションにまったくシンクロできなかったのが敗因かと。あと設定。物や人に憑く影の因縁を解いて斬るってモノノ怪しか思い浮かばなかった。その因縁を解く過程もほぼヒロインの連想力にだけ頼ってて、ちょっとずるいなーと思った

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    2012年09月14日
  • 皇帝秘文

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    遊侠の士・呉月欒は、その旅の途中、水際で舞うひとりの少女と出会う。彼女の名は、花麗玉。一目でその美しさに心を奪われてしまった月欒だが、麗玉の正体は伝説の財宝“皇帝秘文”を狙う盗賊団の若き頭領だった…。めぐりめぐるふたりの恋が行き着く先に待ち受けているものは!?謎に満ちた“皇帝秘文”をめぐる中華奇談、ここに開幕(「BOOK」データベースより)

    なんだか色々中途半端。
    月欒と麗玉の話だけで進めてほしかったなぁ。

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    2011年04月22日
  • 皇帝秘文

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    話がどんどん進むので、割と楽に読めましたが話が突然とんだりしているので???となってしまうところもありました。
    剣での戦いの場面はカッコイイですが、擬音語が結構ありなんだか浮いてるように感じました。
    色っぽい場面はちょっとどきどきw
    シリーズの一冊目となるのかわかりませんが、語られてない部分が多そうなので続編もでるのではと思います。

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    2011年01月14日
  • かむなぎ 不死に神代の花の咲く

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     文章力が微妙に残念な雰囲気のような。つーか、主人公はどう考えてもロリコンだろう。地の文で子供がそんなに好きなわけではないとか書いてみたところでねぇ。

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    2011年01月09日
  • 封縛師5 -あなたの悪夢、封じます-

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    あの、右京さん、あんまりにも色気がありませぬか…っ?

    色気云々より、ずっとずっと居てください。

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    2009年10月04日
  • 薄幸の神子は元隷魔に攫われた先で溺愛されています【電子特別版】

    ネタバレ 購入済み

    印象が薄い

    さっき読み終わったばかりだけど、なんだっけって思うくらい印象が薄い。
    いろんなエピソードがあるけど、そういう展開になる必然性が感じられなくて、作者がそういう展開にしたいのかなぁ、、、?みたいに感じちゃう。どうしてそう思った?どうしてそうなった?の連続でついていけませんでした。
    主人公の足を治すエピソードも、そんなん主人公が望んでたことなんて一回もないのに、なんで攻めは命懸けてるんだろうと不思議でした。
    一方で一番印象に残ってるのが主人公が最初に出会った隷属の子供。この物語が始まるきっかけと言えるキャラが、悪役になっちゃってて、、、不憫すぎる。

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    2025年10月05日
  • 転移先で砂漠の王子に愛されています

    購入済み

    消化不良。

    ざまあモノじゃないから仕方がないのですが、泉に突き落としやがった大神官がその後なんの罰(刑罰・神罰問わず)も受けなかったのか気になり、モヤモヤしました。
    主人公転移後の元の世界の様子が知りたかった。

    あと、初めの方に出てきた攻めの元婚約者。
    出番があれで終わりなら全く出さないほうが良かったです。完全に蛇足になってしまっている。
    出すのであれば、その後もどこかで悪役として登場してくれないと、なんの為に出したのかが分からない。全く必要のない存在。地の文で婚約者がいた時期があると仄めかす程度で十分です。

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    2024年09月02日