藤田紘一郎のレビュー一覧
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腸活的な本は初めて読んだ。説得力がある研究を用いてわかりやすく説明されていて、勉強になったし、3歳になる前に読んでおいてよかったと思った。
以下が祖父母から「なめさせちゃダメ」等言われたときに言い返せるよう、個人的に覚えておきたい内容。
幸せになるための基本は何といっても「健康」。また。「幸せだな」と実感しながら生きていくにはドーパミンやセロトニンの「幸せ物質」が欠かせない。
腸内フローラは生まれた後に形成されるもので、遺伝の影響はほぼない。双子でも違う。どんな環境で誰に育てられるかが大きく影響。
土にいる土壌菌は腸内細菌の最大勢力、腸内に住まわせたい菌の代表。兄弟がいる赤ちゃんのほう -
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「腸にいいこと」だけをやりなさい!
by 藤田 紘一郎
実験は、好奇心旺盛か臆病か、不安や恐怖を感じやすいか感じにくいかといった性格傾向に腸内細菌が関係している可能性を示唆しています。
「人の性格は腸内細菌によってつくられている」「人の性格傾向は腸内フローラの組成バランスによって決まってくる」という推論が出てくるのは当然だと言えるでしょう。
つまり、 アレルギーになるかならないか、免疫力が高いか低いか、病気になりやすいかなりにくいかといった〝体質〟の基本ベースは、生後 10 カ月までにどのような腸内フローラを築くことができたかで決まってくる わけです。
ミミズはほとんど腸だけで生きている -
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どの健康本でもやっぱり
腸と運動!
・・・以下メモ・・・
腸内フローラは幸せを作って出荷する工場のようなもの
お母さんの膣から菌をもらえる
→う〇こからももらえるから出したほうがいいらしい笑
初乳からももらえる
→数ヶ月で初乳による免疫効果がなくなるから、ワクチンが必要
ワクチンは獲得免疫、自分で作るのが自然免疫
→ナチュラルキラー細胞
→腸がいいとこれが多い
三歳までに菌が決まる
→外から新しい菌がやってきても前から住んでる菌に追い出されてしまって定住できない
→菌の数は増やせる
「菌が喜ぶ生活」
・3食きちんと食べる
・よく噛んで食べる
・甘いものを食べすぎない
・消毒液や除菌剤 -
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ネタバレ①50歳過ぎたら長寿のための体に(メタボ検診は無意味)。週2回は肉の日を。オリーブオイル、ガーリックで焼き、肉は野菜と一緒によく噛んで食べる。②3時間待って3分診療(時間がないので→コレステロールの多い肉や卵を控えましょう)に頼ってはいけない。血管をきれいにするのは、卵の黄身、大豆、小魚。 藤田紘一郎 著「50歳からは肉を食べ始めなさい」、2014.2発行。
人は125歳まで生きられる。50歳が健康長寿の分かれ目。三浦雄一郎氏の元気の元は「メタボ」にあり。元気な百寿者はみんな肉もりもり。菜食主義の人に元気な百寿者はいない。子供と高齢者に必要な栄養素は異なる。50歳からは炭水化物や甘味を控え -
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カイチュウ博士藤田紘一郎先生の寄生虫本。
先に読んだ「目黒寄生虫館物語」と一緒に、娘の夏休み課題対策として。
両冊とも、寄生虫研究者たちは変わり者で優しく、「人間でも動物でも大便を集めて調べるの大好き!!」な人たちだという感じだった(笑)
こちらの笑うカイチュウでは、まずは昨今の日本における寄生虫研究の縮小化を憂いている。
日本は清潔になったし、寄生虫の研究も一段落でこれ以上の必要はないんじゃないかということ。
そういえば私が子供の頃やっていたギョウチュウ検査も今はない。
しかし実際には次々に新しい寄生虫たちが発見されたり、新たな病気を運んだりしている。
最近話題のトキソプラズマ、アニサキス -
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ネタバレ腸内には善玉菌、悪玉菌、デブ菌ヤセ菌である日和見菌が存在。そして最近の研究では腸内の菌の中で日和見菌が多くを占める。ヤセ菌が好む食事をとること(ヤセ菌は高食物繊維・低脂肪の食事を好む)で日和見菌の性質をヤセ菌へと傾けさせ、ヤセ菌になびく善玉菌を増やす食事をする事で痩せる体質になるという内容。
自分はこの栄養学には賛同できるので参考にしたい。
メモ欄にヤセ菌が好む食材及び詳細を記述。
▼ヨーグルトについて
・私達の腸には生後1年の間にすみついた乳酸菌やビフィズス菌である〈マイ善玉菌〉が生きている。新たに入ってきたどんなに素晴らしい菌であっても、あなたの腸と相性が合わなければ、3〜7日で排泄され -
購入済み
潔癖社会にNO!
消臭・抗菌・潔癖社会は人格の狭量さにも影響するというのはなんかうなずくものがあった。自分も最近、窮屈な世の中だなぁと痛感した出来事があったから。
この先日本はもっと面倒になる。 -
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これは面白いです。
気持ち悪くて読むことができない人もいそうですので控えめに★4つにしようかと思ったのですが、日記に内容を書いていて思わず★5つに修正。
いろんな寄生虫の生態がわかりやすく記述されています。しかも豪華な写真付き!
寄生虫感染とアレルギー症状の抑制についても簡単に述べられています。
アレルギーに悩んでいる人なら、思わずサナダ虫をお腹の中に飼いたくなること間違いなし!
また、この本を読めば海外旅行する際は気をつけよう、動物との接触には気をつけよう、と思うことでしょう。
ただ過度に反応しないことがよろしいかと思います。
寄生虫とは仲良く共生、という心情がこの -
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[うにょにょ]「気持ち悪い」、「怖い」、「非衛生的」......そんな言葉をいの一番に思い浮かべてしまう寄生虫。そんな寄生虫に人生を費やすと決めた著者による、入門書にして現状を正しく理解してもらうことに努めた啓蒙の書。とはいえ、決してお固いものではなく、エッセイ調の文体になっていることもあり、一般の読者にこそ手が取りやすい一冊になっています。著者は、家族に寄生虫を研究すると告げた際にポカンとされたという藤田紘一郎。
一度は日本で激減した寄生虫が、有機栽培の野菜やペット文化の普及で再び増加しているという指摘にまず驚き。ただ、ことさらにその脅威の側面を取り上げるのではなく、寄生虫のライフサイク -
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うまいなぁ。本の編集のしかたが。
73歳と言う 歳で、これだけの明晰で、
組み立てられた 本を作り上げるのが すばらしい。
文章の長さとそれを要約する キャッチフレーズが
まるで、コピーライターのごとく 巧みである。
読んでいても 気持ちがいい 文の運び方。
50歳になったら 食べ方を変える。
人間の寿命は もともと 100歳に設定されている。
それをどう全うするのか、
そしてさらに125歳までたどり着くのか?
それも、寝たきりにならないで ピンころりと逝くには。
という 大前提の仮説が なんともいえず、
気宇で 気持ちがいいなぁ。
人体は 『解糖エンジン』で 前半を動かし、
折り返しか