藤田紘一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは面白いです。
気持ち悪くて読むことができない人もいそうですので控えめに★4つにしようかと思ったのですが、日記に内容を書いていて思わず★5つに修正。
いろんな寄生虫の生態がわかりやすく記述されています。しかも豪華な写真付き!
寄生虫感染とアレルギー症状の抑制についても簡単に述べられています。
アレルギーに悩んでいる人なら、思わずサナダ虫をお腹の中に飼いたくなること間違いなし!
また、この本を読めば海外旅行する際は気をつけよう、動物との接触には気をつけよう、と思うことでしょう。
ただ過度に反応しないことがよろしいかと思います。
寄生虫とは仲良く共生、という心情がこの本の著者からよく伝わってきます(笑) -
Posted by ブクログ
[うにょにょ]「気持ち悪い」、「怖い」、「非衛生的」......そんな言葉をいの一番に思い浮かべてしまう寄生虫。そんな寄生虫に人生を費やすと決めた著者による、入門書にして現状を正しく理解してもらうことに努めた啓蒙の書。とはいえ、決してお固いものではなく、エッセイ調の文体になっていることもあり、一般の読者にこそ手が取りやすい一冊になっています。著者は、家族に寄生虫を研究すると告げた際にポカンとされたという藤田紘一郎。
一度は日本で激減した寄生虫が、有機栽培の野菜やペット文化の普及で再び増加しているという指摘にまず驚き。ただ、ことさらにその脅威の側面を取り上げるのではなく、寄生虫のライフサイクルの中で人間がやっていいこととやってはいけないことを丁寧に説明してくれているところに、研究者の寄生虫に対するバランスの取れた目線が感じられました。ちなみにグロテスクな挿絵などは(少なくとも電子書籍版には)入っていませんでしたのでご安心を。
興味深いのは、人間と寄生虫との関係が一概に善悪で片付けられるものではなく、ときに「まぁそれぐらいなら」というように持ちつ持たれつの依存の関係を認めているところ。本書で示されるように、ときに片方の命がもう片方により取られることがあることも考えれば、灰色決着とも言えるそのバランスの取り方は、自然がそれこそ自然と馴れ合った、または牽制し合った結果生まれた一つの決着の仕方なのかもしれないなと不思議な感慨にとらわれました。
〜寄生虫と宿主は長い深化の歴史のなかで、互いに進化、適応し、adaptation toleranceの状態にいたったものと理解される〜
こういう知らない分野の話は本当に面白い☆5つ -
Posted by ブクログ
うまいなぁ。本の編集のしかたが。
73歳と言う 歳で、これだけの明晰で、
組み立てられた 本を作り上げるのが すばらしい。
文章の長さとそれを要約する キャッチフレーズが
まるで、コピーライターのごとく 巧みである。
読んでいても 気持ちがいい 文の運び方。
50歳になったら 食べ方を変える。
人間の寿命は もともと 100歳に設定されている。
それをどう全うするのか、
そしてさらに125歳までたどり着くのか?
それも、寝たきりにならないで ピンころりと逝くには。
という 大前提の仮説が なんともいえず、
気宇で 気持ちがいいなぁ。
人体は 『解糖エンジン』で 前半を動かし、
折り返しから『ミトコンドリアエンジン』で動かす。
『解糖エンジン』は、32〜36℃で 低温で、低酸素で、
『ミトコンドリアエンジン』は、酸素があり、37℃以上の高温で活発に動く。
若い時は 炭水化物が 重要なエネルギー。
50歳以上は 糖質が栄養にならない。持続的なエネルギー。
老化や病気になるのは 活性酸素の働き。
それを、活性酸素を どうとどめるのか?
がポイントである。
解糖エンジンに邪魔をされて、ミトコンドリアエンジンが支障を来すと
とりこんだ 大量の酸素が 活性酸素にかわってしまう。
50歳を過ぎたら、主食を食べなくていい。
がん 心筋梗塞 脳卒中 糖尿病は 活性酸素が関与している。
糖分をおさえる、コレステロールは高い方がいい、カロリーをおさえても意味がない。
多すぎる糖質は 脳もぼける。
ラドン温泉は 効果がある。微量の放射線。
放射能が多すぎた時には みそ汁が効果がある。
長寿には テロメア に効果があるようにする。
『神経系』『内分泌系』『免疫系』の三つの制御。
早死には リスク遺伝子をもっているわけではない。
テロメアに影響のあるもの。
人間のテロメアは、1万塩基あり、年50塩基づつ減って行く。
電磁波、塩素、トリハロメタン、食品添加物、防腐剤。
フィトケミカル、香り、苦み、辛味、
つける、茹でこぼす、アクをとる。
オラック値 活性酸素吸収能力。
→スパイス類、マメ類、クランベリーやブルーベリー。
よく噛むこと。
フレンチパラドックス。
ビタミンE がポイント。
硬水、アルカリ水は 意外といいのだ。
水素水が 活性酸素を打ち消す。
プロポリス。
長寿遺伝子をオンにする。
カロリー制限と運動。
マーガリンには 気をつけよう。
最後は 『うんこ』の話になるが
藤田紘一郎の 専門分野となる。
でっかい おおきなうんこをしよう。
いいな。そのまとめ方も。
彼が 100歳を超えても 健在であれば
さらに楽しいなぁ。 -
Posted by ブクログ
毎年この時期は花粉症に悩まされます。基本的に薬には頼りたくない性格なので、食事療法による緩和を目指していろいろやっています。中でも、テレビで観た「ヨーグルトを食べることで腸内環境を良くなり、花粉症が和らぐ」というのを信じて実行してきました。しかし、具体的にどういうことで良くなるのかは分っていませんでした。そこで、この本が目に止まったため読んでみることにしました。その結果、花粉症やアトピーといったアレルギーは”キレイすぎる”現代社会が原因であることが分かりました。キレイすぎるために腸内に昔は存在していた寄生虫がいなくなり、アレルギーを抑制する成分が不足し、アレルギー反応が起こり易くなっているそうです。それ以外にも食生活の欧米化やストレス等により腸が弱っているためにアレルギーが起こり易いとのこと。これらを改善し、薬に頼らず健康に暮らせるようにしたいと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目18箇所。本来、人間には100歳まで元気に行き続ける遺伝子が備わっているということをご存知でしょうか、しかも、生き方しだいでは寿命を125歳まで延ばすこともできるのです、もちろん、介護されて長生きするのではありません、自立した生活を送りながら、社会の支え手の一人として、元気に125年の人生をまっとうするための方法があるのです。私たちは、50歳になったら、エンジンの燃料となる「食生活」を大きく転換する必要があるのです、「解糖エンジン」は糖分を燃料としてエネルギーを作るエンジン、「ミトコンドリアエンジン」は酸素を燃料としてエネルギーを作りだします。「炭水化物は太る」というイメージをもつ人が多いようですが、若い体は毎食きちんと食べる必要があります、若い人が「炭水化物抜きダイエット」を長くやるべきではありません、全体のエネルギー量が減り、活力を保てなくなります。50歳から必要なのは、酸素です、もちろん、「解糖エンジン」の働きがいっさい止まるわけではありませんが、毎回の食事でとるほどの糖質は必要としません。50歳を過ぎたら「ミトコンドリアエンジン」が順調に働けるよう、主食となる白い食品などの糖質の接種を極力控えることが大事です、糖質制限食は、四大疾病だけでなく、ボケも防いでくれる健康法なのです。脳の細胞にも、ミトコンドリアがあります、農にとっても酸素こそが不可欠なのです。広島での原爆後遺症の調査の中で、「味噌汁を食べていた人は、後遺症が軽くすんだ」という報告がありました、1986年のチェルノブイリ原発事故の際には、ヨーロッパへの味噌の輸出も急増しました。近年スーパーで売られている味噌は、棚に陳列するため、発酵を止める処理が施されています、生きた味噌を毎日食すことは、日々体内に発生する活性酸素の害から細胞を守り、あらゆる病を防ぐことにも役立ちます。電化製品は電磁波を発します、電磁波を浴びると、体内では活性酸素が一気に大量に発生します、というのも、電磁波は一万年前にはなかった、体にとって理解不能な異物だからです、これを体が浴びると、免疫システムは敵と勘違いして、活性酸素を発するのです。世界各地の長寿の水は、カルシウム含有量の豊富な硬水ですが、万人にそれが当てはまるとは限りません、腎臓に疾患のある人が硬水を飲み過ぎれば、尿路結石になることもあります。50歳を過ぎたら、週に2~3回はお肉を食べましょう、「健康のため」と大好きなお肉をやめることは、かえって細胞の健康を損なうもとになります、ただし週4回以上お肉を食べることは逆効果です。女性に関してコレステロール値が低い人は、うつ病になりやすいことがわかっています。「腐らない食べ物」=フライドポテト。生きた食べものは、常温で放置しておくと腐ります、腐らない食品があることが、不自然です。原始時代、二足歩行を始めたばかりの初期の人間が、最もよく食べていたものはゴキブリです、無視は最大のタンパク源でした。今の70代以降の人は体が強いといわれるのは、誰もがこうした体験をし、腸に土壌菌をたくさん入れていたからでしょう。私たちの健康に必要なのは、身の回りにいる細菌を大事にすることであって、化学薬品で排除することは逆効果にしかならないのです。早死にする確立は、生きがいを持たずに一日10時間以上寝ている人や、テレビを3時間以上見ている人に高くなるようです。
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Posted by ブクログ
水に関する本。特に、ミネラルウォーターに関する説明が素晴らしい。
著者はいわゆるお医者さんで、水に関する深い知見を持つ。自らも毎日数種類のお水を場面によって切り替えながら飲んでいるという水の達人。
本書では、水の成分から効能、そのときの体調に対するベストなお水の種類、料理に適するお水、等々、幅広く水について解説してくれる。
血液型によっても適するお水は異なり、O型とB型はもともと免疫力が強く、一方で、A型とAB型は免疫力が弱いため、それを補うような成分を持つお水が推奨されている。
いろいろと紹介してくれており、便秘の場合などには硬水が好ましい。が、総じてアルカリイオンの軟水をとるのが簡単と解釈できる。
日本人が日頃から欠いているカルシウムやマグネシウムを自然な形で取り入れるには、お水が一番なのだろう。 -
Posted by ブクログ
「イヌからネコから伝染るんです」5
著者 藤田紘一郎
出版 講談社文庫
p57より引用
“最近居酒屋で流行しているのが「地ドリのレバ刺し」だ。
じつは、これを食べて、
イヌ・ネコ回虫症にかかる人が最も多いことが僕たちの調査で
明らかにされた。”
寄生虫学者である著者による、
人畜共通感染症についての一冊。
ペットからうつる病気からペットとヒトの絆についてまで、
我々にとって身近な存在について書かれています。
上記の引用は、
イヌ・ネコ回虫症の感染経路についての一文。
トリだけでなくウシやブタの肝臓や肉を、
生で食べた場合も感染の可能性があるようです。
ここ最近の事件を思い出してみても、
動物の肉類はしっかりと火を通して食べるのが無難だと思います。
けれど、
食べ物の好みはそう簡単に変わるものでもないでしょうから、
生で食べる時はよほど信頼のおける物にした方が、
よいのではないでしょうか。
けれど我々のような一般人はお肉の仕入れに関して、
何をどう気をつけたら良いか分からないので、
良いお肉屋さんを見つけるのが近道かなぁと思います。
ペット等の動物と上手く付き合うためにも、
正しい知識を身に付ける為の一冊として。
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Posted by ブクログ
「サナダから愛をこめて」5
著者 藤田紘一郎
出版 講談社文庫
p268より引用
“したがって、感染症にかかった場合には患者自身が、
その病気にどう対処したらよいか、
どこの病院の誰を訪ねればよいか、
などを日頃から考えておかなくてはならない、
ということになる。”
寄生虫学者である著者による、
寄生虫などによる感染症について書かれた一冊。
それらの中でも海外で罹るものを中心に、
著者の経験を交えた事例が数多く書かれています。
上記の引用は、
日本の医者の現状について書かれた項の中の一文。
かつては日本でも当たり前だった感染症が、
ほとんど見られなくなった為、
それらの知識を持った医師が少なくなってしまったそうです。
最近はまた感染症が増えているらしいので、
幅広い医学知識を持った医師も増えてほしいものです。
食事や性交渉等、
生きていれば逃げられない事で感染するものもおおいので、
若いうちに多くの人に読んでもらいたい一冊です。
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