藤田紘一郎のレビュー一覧
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この先生のことを知ったのは、「イヌからネコから伝染るんです」という本でした。
犬を飼ってた私は、この表題を見て手に取らずにはいられませんでした。
上記の本は、愛犬、愛猫のことを家族同然に、あるいは恋人のように思って暮らしていても、犬と猫と人は違う。動物を通じて感染する病気があるのだから、そのあたりの知識を身につけ、節度ある距離感を持って暮らしましょうという主旨の内容でした。
この本は、普段人から「ばっちい」と毛嫌いされているものたちに焦点を当て、汚いと嫌われているけど、実はこんな良い働きをしているんですよ。この嫌われ者がいなくなったら、こんな風に困るんですよ。と、切々と主張する内容となって -
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ネタバレ「私は猫になりたかった(西江雅之著)」以来、学者の書いたもので面白いものに出会ってなかったが、これは面白かった。
最初の話が「カイチュウの卵とじ」。タイトルで度肝を抜かれる。
「寄生虫がアレルギー反応を抑える」という話は、医学界に一石を投じるものだと思うし、「セックスの氾濫が男性を衰えさせる」というのは現代の日本に対して警鐘を鳴らすものだろう。
「住民をいたずらに不安に陥れてもいけないが、恐ろしい病気にかかるという不安も伝えなければならない」と、寄生虫による病気について語った部分は原発事故の自治体の対応を連想させる。
「最近の医学の進歩で、多くの薬を使うようになったことが、人の免疫能を低下せて -
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イタズラに恐怖心をあおるつもりはないですが、
あなたは寄生虫に寄生されてはいませんか。(笑
ひじょーに面白い。
ここで、作者の危惧していることが、
あぁ日本だなと思うことなので抜粋したい。
日本では寄生虫学が衰退していってるそうだ。
なぜか?
それは日本にはほとんど寄生虫による症状がなくなってきているからだ、
存在しない病気の勉強なんていらないんじゃないって単純な理由。
こんなことでいいのか?
確かに日本ではないかもしれないが、
世界で、これほど感染している症状もないのに。
ってね。
「世界に目を向けると半数の25億人がなんらかの寄生虫を保有し、三分の一が寄生虫病になやまされて -
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「踊る腹のムシ」4
著者 藤田紘一郎
出版 講談社
p251より引用
“しかし「魚食日本」が知った「生の魚の味」をそのまま、獣肉
にあてはめて生で食べるのは危険きわまりないことだと、僕は思
うのだ。”
寄生虫学者である著者による、人の食生活と寄生虫に関する話
をまとめた一冊。
サナダムシをお腹に飼う話からグルメな生食の危険性について
まで、ダジャレを交えた楽しい文章で大切なことが書かれていま
す。
上記の引用は、生肉の危険性について書かれた章の一文。
最近話題になった生肉の話といえば、牛生レバーの事ではないで
しょうか。法律で禁止される事になったのですが、そこに至るま
でに何人も -
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ネタバレ「医療大崩壊」4
著者 藤田紘一郎
出版 講談社
p49より引用
“治療を受けても、その代金を払わない日本人や、
医者がちょっとしたミスをしてもすぐ訴訟を起こすような
日本人が増えてくると、日本の医療制度は、
米国のようなものに変更せざるを得なくなると思うのです。”
寄生虫学者である著者による、
日本の医療の問題点とその解決について考えさせる一冊。
医療の現状から医師との良い関係についてまで、
同著者の他の著作とは違った硬い文章で書かれています。
上記の引用は、
日本の医療のありがたさについての項の一文。
最近ではさらに米国の様になりそうな勢いですが、
今の医療を支えるためにも、 -
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うつ病等の「こころの病」の現状、原因、治療が書かれている。
専門的に書かれているところもあり、少し難しく感じたが、内容の信憑性が高いと感じた。
現状について。
日本では年間自殺者数3万人。
日本の治療法は薬に頼り、先進国の中では治療のやり方が遅れている。
治療(予防)について。
こころの病気を治すには腸内細菌を増やし、免疫力を高める(野菜や菌を採る)。免疫力の約70%に腸内細菌が関係しているから。
楽しく生きる。
ポジティブな思考をする。
規則正しい生活をする。
これらにはメカニズムがあり、それらのことが書かれています。
特に、食事については詳しく、そしてそんなに食事って大事だったんだ、 -
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アレルギーの話をしていたらこの本を紹介していただきました!色々な寄生虫の話が読めて面白かったです。なによりも著者の寄生虫に寄せる「愛」とか、色々な患者さんの実話とかがたくさんあって。。寄生虫は身近にたくさんいるけれど、それにかかってなくなる人はごくごく少数である。筆者も指摘していることだけれど、日本人は何かと大げさにしすぎなんだと思う。公園などの砂場に放置されたイヌや猫のフンから寄生虫に感染したと言えば、砂場で遊ぶなと言ったりする。ほんとに感染する確立は極少数だというのに。。寄生虫についてちゃんと正しい知識を身につけて対応していきたいと思った。