平谷美樹のレビュー一覧

  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 名月怪談
    薬楽堂シリーズも第5弾を迎えました。
    今回は、葛飾応為(これも実在する人物ですね)の登場が増量です。
    気風のいいお姐さんは好きです。

    金魚と無念の恋もだいぶ前進。ラストシーンはなんだかこのまま二人が旅立っちゃって、シリーズが終わっちゃいそうな感じになりました。
    続きますよね??
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 名月怪談
    気がついたら5冊目。真葛、けい、応為など途中から増えたメンバーも、それぞれに活躍して、なんとなく一区切りついたような感じ。主人公の金魚が、着物や煙草入れに凝ったおしゃれをしている様子なのだけれど、挿絵がついていればいいのになぁと思いながら読んでいる。
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束
    唐紅色の約束、か。
    なるほど。
    おけいちゃんは現在で言えば、生きにくさを抱えた子なのかもしれないな。
    金魚という友だちを得たことで少しでも救いになってくれたらいい。

    そして無念の幽霊嫌いの原因が明らかに。
    七年もの間、よく耐えたね。
    「自分だけが生き残ってしまった」という後悔がそうさせてしまったの...続きを読む
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ
    金魚さんの姐さんっぷりが相変わらず心地いい二作め。

    初めて目の当たりにするご贔屓さんで金魚は浮かれぎみだけど、ピンチも自分の筆力でなんとかしちゃうのはさすがです。
    無念も、なんやかやと言いつつも、ご贔屓さんと出かける金魚の後を心配してつけちゃったりなんかして、かわいいところもある。

    主人公ふたり...続きを読む
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末
    久しぶりに、面白い物語に出会えた気がします!

    手にしたきっかけは、高田郁さんの推薦文のかかれた帯。平谷美樹さんは、はじめましての作家さんです。

    戯作者志願の金魚(きんとと)と、戯作で食べていくのがおっつかっつの、けっこうイケメン本能寺無念のいいコンビが、江戸で起こる不思議を気持ちよく解決していき...続きを読む
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束
    金魚が主人公の話の間に、聞き書き藥楽堂波奈志として、脇役の人たちを主人公とした話が入り、さらに本編でも登場人物の過去や、これまで表に出てきていなかった設定が明らかになってきていて、ますます面白くなってきている。3つの短編のそれぞれで、金魚の煙管や煙草入れの趣向が違っていて、季節ごとのお洒落の様子も楽...続きを読む
  • 義経暗殺
     途中ちょっと中弛みしたけれど、面白かった。
     現代に残されている資料と通説の裏側を描いた歴史ミステリ。奥州藤原氏と源義経、源頼朝らの思惑や生き方を、平泉の文官が解いていく。
     覚悟をして死んでいくものの凄まじさを感じる。
    2018/12/10
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ
    シリーズ2作目というのは、1巻の雰囲気からそれほど変化がないかと思っていたら、大きく動いた。必ずしも1話完結でなくてもいいというのもあるが、何と言っても只野真葛という新キャラクターの存在が大きい。巻末の参考文献を見ると実在の女性らしい。真葛と金魚の推理対決が面白く、この後も登場してほしい。
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 名月怪談
    いきなりラブモードが強くなって、あの終わり方といい、このシリーズこれで終わりなのかしら。。。?

    2020.9.15
    91

  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束
    今回はメインストーリに加え、他の登場人物を主役に置いた小噺もあった。
    メインストーリー、今回は登場人物人物の身近にことが起きて、その分入り込んで読めた。
    面白かった。とくに無念の話はなかなかいい展開だったなぁ。


    2020.9.1
    86
  • 大一揆
    嘉永6年(1853年)に南部藩で起きた三閉伊(さんへい)一揆を題材にした小説。

    様々な景気高揚策に失敗した南部藩はそのツケを領民に回し重税を課すという悪政を敷いていた。6年前の一揆で藩に約束を反故にされた三閉伊地区の住民達は、今度は隣の仙台藩を巻き込むために8000人もが越境し、南部藩に48か条も...続きを読む
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞
    薬楽堂主催の新人賞を軸にした四編の連作短編。
    8歳ながら聡すぎて生きづらいおけいちゃんだが、金魚や真葛とともに、起こった怪異の謎を解き、徐々に人の心を慮ることを覚えていくのは、良かったなぁ、と思う。

    金魚が無念を憎からず思っていることは、シリーズ当初から無念さん推しのわたしとしては嬉しいです。

    ...続きを読む
  • 慚愧の赤鬼 修法師百夜まじない帖 巻之二
    ゴミソの鐵次シリーズの外伝扱いですが、裏に住んでいる鐵次は出てきません。
    契約上の大人の事情ってやつですか

    ワトソンキャラの佐吉の軽さもあって、少し軽めで軽快
  • 江戸城 御掃除之者! 玉を磨く
    「御掃除は戦でござる」
    ひたすら真面目にお役目に励む山野組の面々。
    そんな彼らの働きが認められたがために、次々と厄介な案件がもたらされる。そしてまたそれを真面目にこなすがゆえに、厄介事がまわってくる。
    ついにはプロフェッショナルな「忍び」と勘違いされ…

    別のシリーズの登場人物も出てきたりして、著者...続きを読む
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞
    登場人物が少しずつ増えていくのも、シリーズものの楽しみだが、今回は大物の登場。葛飾応為。葛飾北斎の娘で、自身も絵師。金魚の戯作に挿絵を描きたいと押しかけてきた。前作だけの登場かと思ったおけいちゃんも再び登場し、気の強い女性がたくさんで、読んでいて楽しい。
  • 柳は萌ゆる
    戊辰戦争にこんな物語があったことなんて全く知らなかった。『死に様は生き様』と教えてくれた先輩がいましたが、ほんとにその通り。原敬が尊敬していた楢山佐渡。岩手にはたくさんの偉人がいます。多くの人に読んでもらいたい。
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞
    千両萬両 冥途の道行/戯作修行 加賀屋河童騒動/月下狐之舞 つゆの出立/春吉殺し 薬楽堂天手古舞
    金魚さん謎解き沢山してるけど、いったいいつ戯作してるの?スーパーお姉さんですね。無念とはどうなるんだろう?

    ちょっと前に読んだ本と登場人物がかぶってたり設定が似てたりすると楽しくなる。
  • 義経暗殺
    源義経の死の真相を清原実俊が調べ推理する。その推理は奥州を頼朝から守れるのだろうか。
    一人の死が多くの思惑を呼び、更なる死と思惑を呼び寄せる。本当にこうだったかもしれない。ゾクゾク。
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束
    盂蘭盆会 無念の推当/ 藪入り /唐紅 気早の紅葉狩り/ 名月を盃に映して /無念無惨 師走のお施餓鬼/ 生姜酒

    金魚の推理が冴えてる。でもその推理で「どうだ」とは言わない。真実を確かめ、うまく収まるように話を持っていく。挟まれた、他の登場人物がメインのお話がいい味を出している。
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ
    江戸の時代の小説家。半紙に墨と筆で書くんだろうね。書き間違えたら?? 文章の推敲は? 書く速さも含めてお話を考える他の事も、金魚さんは凄いと思ってしまう。
    現代の小説家さんもきっと大変なことはあるのだろうけれど、面白い世界をこれからもよろしく♪♪