大一揆

大一揆

880円 (税込)

4pt

4.0

嘉永六年五月。圧政を強いる盛岡藩に抗して民百姓が立ち上がった。彼らを導いた首謀者の一人、三浦命助は、一揆に初めて参加したにもかかわらず数々の策を練って武士を翻弄。藩政への怒り、騒ぎに乗じた憂さ晴らし、取るものもとりあえず――膨れ上がる群衆をも巧みにまとめあげた。時を同じくして浦賀に異国船が渡来する。そのことが交渉の行方にも影響して……。果たして、一揆衆の要求は通るのか? 時代の流れに翻弄される百姓たちのドラマを描く、熱き歴史長編!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

大一揆 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最高に面白い。歴史上、幕末にこんな奇跡があったとは。
    民衆の力の強さと、人間の汚さ狡さ、色んなことが詰まったストーリー。
    一揆にはこんな側面があるのかということを学ぶ。日本に民主主義が無いなんていうのは、大きな間違いなのかも知れない。こうした物語、歴史を知らなかったので、衝撃的である。
    社会課題のあ

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    『大一揆』含め、最近、民衆史関連の書籍をよく読んでいる気がする。私の中で「一揆」が勃発しているのかもしれない。

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    題名からは 「一揆衆と施政者の戦い!!」と思ったら、
    帯には「一揆衆波乱の行軍」とあり、行軍??

    知略を尽くすことで命を守り要求を認めさせる。
    う~~ん ここまで考えられない、自分には。

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三閉伊一揆、知らなかったが幕末の黒船来航に伴う幕府の海防命令により諸藩が困窮した、盛岡藩は再三の税金徴収や約束違反の新税徴収で百姓は一揆を繰り返し、ついに仙台藩に逃げ込み訴えた(越訴)、過去の経緯と他藩を巻き込むことで身の安全と約束履行の保障にした頭脳作戦であった

    0
    2025年11月25日

大一揆 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

平谷美樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す