平谷美樹のレビュー一覧

  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞

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    シリーズ四巻
    戯作をしたため、誰かに読んでもらいたい、という気持ちは今も昔も変わらないのかも

    新人戯作者発掘にまつわるお話四篇
    今回は恋絡みのお話が多くて、金魚と無念も少し近付いたかな

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    2022年09月22日
  • 貸し物屋お庸謎解き帖 桜と長持

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    江戸で貸し物屋を営むには、人を見る目と洞察力に加え推理力も必要らしい。品物を返してもらえなければ営業に差し障り、悪いことに使われれば店を閉めなければならなくなるかもしれないから。
    難しい商売だね

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    2022年06月17日
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束

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    ★どこに行ったんだろうね(p.226)

    ・この巻は薬楽堂の面々にまつわる話。
    ・長屋の金魚の部屋の前に老人の幽霊?
    ・松吉と竹吉は薮入りで実家に戻りたくなかった。
    ・金魚が自作の表紙用に選んだ貴重な色の紙が盗まれた。新キャラ? の「けい」は主役になれるタイプだった。もしアニメ化して声優当てるなら悠木碧さんあたり? 金魚、けい、真葛の三人が会うところをぜひ見たい。
    ・貫兵衛が忍びに襲われた。なぜ?
    ・毎年末数日行方不明になる無念の居場所を探れ! 期待の新人舟野親玉はいつか登場するのか?
    ・真葛の「独考」は出版できるのか?

    【一行目】
     鉢野金魚は、闇の中で目を開けた。

    ▼薬楽堂についての簡

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    2022年02月27日
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ

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    ★これから先、本物の幽霊に出くわさねぇとも限らねぇ(p.40)

    【感想】
    ・たのしく読めるシリーズ。
    ・真葛さん、再登場を期待。

    【内容】
    ・新キャラ只野真葛(実在の人物らしい)。金魚と最強コンビ?
    ・内職で筆工をやってる小普請組の武士のもとに女の幽霊。
    ・ドッベルゲンガーが出た。
    ・小塚原刑場あたりで化かされた男。
    ・拐かされた金魚。

    ▼薬楽堂についての簡単なメモ

    【岩次郎】関西でブイブイ言わせてた稀覯本専門の盗人。伊勢の出のようだ。殺さず傷つけずが信条。
    【上杉幸三郎/うえすぎ・こうざぶろう】駿河国池谷家中で北野勘兵衛の上役だった。
    【卯助/うすけ】岡っ引き。島田屋から袖の下をもら

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    2022年01月23日
  • 採薬使佐平次 将軍の象

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    象が可哀想だったな…
    佐平次が象を大切に思っていて良かった…
    時代小説を読み慣れていない私にはなかなか入り込めないなー

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    2022年01月06日
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末

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    「へぇ。そいつは面白い」

    【感想】
    ・雰囲気のいいお江戸ミステリ。
    ・あまり深刻に(今のところ)ならないのがいい。キャラたちの性格とポンポン飛び交う会話によるのでしょう。

    【一行目】
     冴え冴えとした月光が、裏庭に建つ二つの土蔵を照らしていた。

    【内容】
    ・舞台は江戸。ミステリ作家をめざす女、金魚(きんとと)は、書店がらみのふしぎな謎を解いていく。
    ・金魚をどこかで見たことがあると長右衛門は感じるが、その正体は?
    ・そこそこ売れてるが貧乏な作家、ワトソン役である無念の過去は?

    ▼簡単なメモ

    【上杉幸三郎/うえすぎ・こうざぶろう】駿河国池谷家中で北野勘兵衛の上役だった。
    【卯助/うすけ

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    2022年01月01日
  • 鉄(くろがね)の王 流星の小柄

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    平谷美樹のシリーズ。
    ジブリの映画で蹈鞴衆が登場するが、この物語は、そんな人々が主人公である。

    お家が改易され、武士を捨てて屑鉄拾いなどで生計を立てている4人は元ある藩の鉄山奉行に関わる人々。
    いつも古釘などを持ってくる少年が、小さなこづかを換金しようとやってきた。
    一眼見るなりその刃の質が、空から落ちてきた隕石から作った鋼で作ったもので、特殊で素晴らしい出来だった。

    ところが換金した夜一家揃って襲われ殺されてしまう。

    その仇を討ち取ろうと立ち上がる。
    裏には大きな陰謀が進んでいたのだった。


    江戸幕府と幕府をひっくり返そうとする集団が、蹈鞴衆を取り込み、大筒や鉄砲をつくり、江戸を攻撃

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    2021年09月07日
  • 主殺し よこやり清左衛門仕置帳

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    鳥居耀蔵と、その手先の黒鍬者など胡散臭い登場人物たちが交錯する。
    南の同心左馬之介はここではすでに政之輔の友人となり、北町の遠山の金さん、火盗改の坪井さんともども、連携ができてくる2巻目。

    この作者の個性、ユーモアも所々に散りばめられるが、鳥居耀蔵がどう言った悪役に表現されるのか?次巻の動きに興味が残る。

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    2021年06月18日
  • よこやり清左衛門仕置帳

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    「江戸城、御掃除之者!」の作者、平谷美樹の作品。

    権現、徳川家康に牢屋の鍵番として、永代お勤めの証をもらった家柄。

    清左衛門は冤罪を掘り起こし、同心に恨まれている存在。ところが人扱いが厳しいためか、なかなか助け役がいつか無い。

    数役という家柄の政之輔は勉学も剣術の腕も中の下ほどだが、どこでみたのかああ言えばこう言う性分。

    清左衛門のて厳しい修行にもどうやら及第点。

    矢部が政敵、水野老中と目付けの鳥居耀蔵に図られ、鳥居が南町奉行に就任。

    先が思いやられる第1巻。

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    2021年06月17日
  • でんでら国 下

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    2020.11.12
    下巻は一気読み。思い返すと上巻の後半もとても良いシーンがあった。
    いつの世も弱者は虐げられるものなんだなぁ
    それを跳ね飛ばし、笑って生きる爺婆百姓達にしびれました。

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    2020年11月12日
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ

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    ちょっと勢い落ちたると思ったけど最後の話は面白かった。
    金魚の粋な感じがいい

    2020.8.22
    81

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    2020年08月22日
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末

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    子気味よくさくさくよめた。
    シャキッとした金魚とちょいと頼りないけど真っ直ぐな感じの無念。2人の相性がよいことと、めちゃくちゃ悪人が出てこないので気持ちがささくれない。

    2020.8.16
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    2020年08月17日
  • お化け大黒~ゴミソの鐵次 調伏覚書~

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    ゴミソは東北の巫者ということで
    なんとも暗い感じあるもの
    舞台が江戸ということもあってお話としては軽快な
    不思議な感じです

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    2019年11月03日
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 名月怪談

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    亡くした母に嘘でもいいから会いたい子供。百物語で起きる怪異。本物か、仕掛けか? 欲のためでなく、優しい気持のためなら仕掛けもありかな。

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    2019年10月08日
  • 採薬使佐平次 将軍の象

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    博覧強記で剣の腕もそこそこ,なのになぜか三枚目の梨春さん.いろいろとお気の毒なことが多いのですが,なんだかファンになりそうです.

    いつの時代も権力者への忖度が絶えません.犠牲になった象が一番かわいそう.

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    2019年05月07日
  • 百物語 第五夜 実録怪談集

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    岡本美月氏と共著の1作目。
    知人からこういう怖い話を聞きましたと
    書き方なので、単調な感じがします。
    出てくる話で、似たような体験をした話を
    友人や知人から聞いた事があるので、
    共感を持てました。

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    2018年11月13日
  • 霊は語りかける 実録怪談集

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    震災のあとの話が多くて、怖さというよりもっと違うものを感じた。でも、それでも首筋が痛くなるのはやっぱり何かあるのかもしれないなとは思う。

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    2018年04月03日
  • 義経になった男(一) 三人の義経

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    全四巻の第一巻
    蝦夷に留意した新解釈義経記?
    静御前も新解釈で、同じ仲間として義経の影武者も?
    内容の面白さ以前に字が小さく、本が古いせいか紙が白が茶に変化しおり、私の年では非常に読みにくく疲れてあまり進まない
    歳のせいか本のせいか?

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    2017年07月19日
  • 風の王国(10) 草原の風の如く

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    第十弾で完結編
    突欲と明秀の最後の闘い、それぞれの息子も成長して次の時代へ?
    次の時代は登場人物と関係なく進むのか?

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    2017年06月23日
  • 風の王国(9) 運命の足音

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    第九弾
    三国に割れた旧渤海、突欲軍と契丹軍、何が大義か、捕虜に術を掛けて味方として戦わす突欲軍
    訳の分からない戦いが

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    2017年06月23日