【感想・ネタバレ】お化け大黒~ゴミソの鐵次 調伏覚書~のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月07日

ゴミソの鐡次、二作目。

うすら怖かったのは、「お化け大黒」。
歳の市で売られているの大黒の木彫りの像を「盗め」ば、
福を授かるという噂。
ある侍が妻を大病から救うため必死で盗み、
無事治ったものの、隣の家の同僚の妻が急病で亡くなる。
上役が亡くなり、お役目が回ってくる。
出入りの商人が辻斬りで亡く...続きを読むなり、新しい商人が多くの付け届けをしてくる。
とうとう主君が亡くなり、
手放すために歳の市でまた盗ませる。

前作でも出てきた人形の識神を使う惣助が、
悪い気を集める仕掛けた罠だった。
鐡次の敵としては丁度いい感じだが、
名前をもうちょっとかっこよくしてほしい。

前作で死んだ同心が現れた「湯屋怪談」で、
イタコの百夜の裸にあわてる鐡次は、
「下燃の蟲」では花魁と禿、二人の気持ちに全く気付いていなかった。
女心に疎いとは、罪な男よ。

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Posted by ブクログ 2013年02月21日

時は文政、場所は江戸。北の陰陽師『ゴミソの鐵次』がイタコの百夜、戯作者の孫太郎らとともに、幾多の怪異に立ち向かう!!
女湯の刀掛けや蜜柑撒き等の綿密な風俗考証・時代考証も見所。

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Posted by ブクログ 2019年11月03日

ゴミソは東北の巫者ということで
なんとも暗い感じあるもの
舞台が江戸ということもあってお話としては軽快な
不思議な感じです

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Posted by ブクログ 2013年09月03日

ゴミソの鐵次シリーズ第二弾。この調子で短編集が続いていくのもいいとは思うけど、鐵次と百也の二人の過去を絡めた長編も読んでみたい。というよりも読ませてくださいと作者にお願いしたい。今後も追っていきたいシリーズです。東北といえばイタコしか知らなかったけど、ゴミソね。読んでいない人は一作目から読むことをお...続きを読む勧めします

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