草紙屋薬楽堂ふしぎ始末

草紙屋薬楽堂ふしぎ始末

小説・文芸
671円 (税込)

3pt

3.5

「謎を解いて、見事に怪異を鎮めてみせるよ――」
時は文政――。
江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂に戯作を持ちこんだのは、地味な三筋格子の着物を粋に着こなした鉢野金魚(はちのきんとと)。
薬楽堂に居候する貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)とともに巻き込まれるのは、あやかしの仕業とも囁かれる怪事件――。
個性豊かな面々が集う江戸の本屋を舞台に繰り広げられる丁々発止の会話と謎解きと、どこかせつない人間模様。
読み心地満点の時代小説!

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草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 の一覧

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末
    671円 (税込)
    「謎を解いて、見事に怪異を鎮めてみせるよ――」 時は文政――。 江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂に戯作を持ちこんだのは、地味な三筋格子の着物を粋に着こなした鉢野金魚(はちのきんとと)。 薬楽堂に居候する貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)とともに巻き込まれるのは、あやかしの仕業とも囁かれる怪事件――。 個性豊かな面々が集う江戸の本屋を舞台に繰り広げられる丁々発止の会話と謎解きと、どこかせつない人間模様。 読み心地満点の時代小説!
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 絆の煙草入れ
    671円 (税込)
    「気の強ぇ女が二人――こいつぁ危ねぇ組み合わせが出来上がっちまったな」 ――時は文政。江戸の通油町にある本屋、草紙屋薬楽堂の面々に、曲亭馬琴に認められた武家の女、只野真葛が加わった。 売出し中の女戯作者・鉢野金魚(はちのきんとと)と貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)、もと御庭番の読売屋・北野貫兵衛らとともに、真葛は怪異がらみの噂と企みの背後の闇を探り始めるが…… 江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く! 人情と不可思議、嘘と真実、粋な会話とかなわぬ望み――読み心地抜群の大人気時代小説シリーズ、待望の第ニ弾!
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 唐紅色の約束
    671円 (税込)
    「あたしはあんたがどこへ行ったって、必ず見つけてあげる――」 時は文政。江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂が特別に誂えた大切な表紙紙が盗まれた―― 知恵者の売れっ子戯作者・鉢野金魚(はちのきんとと)と貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)は、金魚の遠き友への想いがこもった唐紅色の紙を取り戻すために、現場となった表紙仕立屋・播磨屋を訪ねるが……。 江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く! 人情と不可思議、噂と真実、癒えぬ悲しみと明日への希望――読み心地満点、ますます快調の大人気シリーズ、待望の第三弾!
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 月下狐の舞
    671円 (税込)
    「見えないかい? 月明かりの中の妖しく美しい狐の舞が……」 時は文政。ある雨の日、江戸の本屋・草紙屋薬楽堂に持ち込まれたありふれた人情噺の裏には、禍々しくも哀れな狐憑きの噂が――。 推当物を得意とする女戯作者・鉢野金魚と貧乏戯作者・本能寺無念、武家の女・只野真葛、高名な父を持つ女絵師・葛飾応為ことお栄は、切ない出口なしの物語を「一番の結び」に導く大芝居を計画するが……。 江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く! 謎と人情、嘘と本心、運命に抗う決意と逡巡―― 読み心地満点、ますます快調の大人気シリーズ、待望の第四弾!
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 名月怪談
    671円 (税込)
    「次の百物語では必ず怪異が起こる――」 時は文政。 推当物が評判の女戯作者・鉢野金魚は、武家の女・只野真葛、貧乏戯作者・本能寺無念らとともに、怪異の謎を解き明かすべく、亡魂が現れるという百物語に参加するが…… 江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く! 人情と謎、嘘と真実、諦め難い切なき恋情―― 読み心地抜群の大人気時代小説シリーズ、待望の第五弾!
  • 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 凍月の眠り
    814円 (税込)
    「ちょいと薄気味悪い話でござんして。あれは雪女郎かもしれねえって」 ――時は文政。 推当物が人気の女戯作者・鉢野金魚と貧乏戯作者・本能寺無念は、 吹雪の日に姿を消した薬楽堂短右衛門の娘・けいの足取りを追い、 六部の装束を纏った童女が誘う空き家に踏み込むが、そこに居たのは……。 江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く! 人情と不可思議、嘘と真実、ためらいを秘めた想いの行方ーー 読み心地満点の大人気時代小説シリーズ、ついに完結!

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草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    久しぶりに、面白い物語に出会えた気がします!

    手にしたきっかけは、高田郁さんの推薦文のかかれた帯。平谷美樹さんは、はじめましての作家さんです。

    戯作者志願の金魚(きんとと)と、戯作で食べていくのがおっつかっつの、けっこうイケメン本能寺無念のいいコンビが、江戸で起こる不思議を気持ちよく解決していきます。
    あと、元御庭乃者(忍びとして情報収集をしていた)北野貫兵衛がいい仕事してます。このご仁もけっこう好きかも。とにかく主要人物のキャラがどれもいいです。

    金魚の過去には苦しくなるけれど、それを蹴り飛ばすほどの賢さや洞察力の鋭さとさばさばした性格が、とても好ましく、すべてを応援したくなります。
    快刀乱麻を断つごとくの謎解きに、わくわくが止まりません。誰も死なないのもいい。近頃、バッサバッサと斬ってく物を読んでますので、いい清涼剤になりました。

    また、江戸時代の出版事情を押し付けがましくない程度で教えてくれるところも、こちらの知識欲をほどよく満たしてくれて嬉しいポイント。

    続きも読みます。

    0
    2019年10月06日

    Posted by ブクログ

    出版社と新刊書店と古本屋を兼ねていた江戸時代の本屋が舞台、謎を解くのは作家たちという江戸物ミステリー

    深刻な殺人や犯罪では無いので読後感が愉快なのが良いです
    登場人物たちのキャラ立ちも良く楽しめました

    登場人物たちに個性があって、そのどれもが時代背景をしっかり落とし込んで出来ているのが分かって、上滑りしない事に感激してしまった

    それなのに読み口が軽くて、江戸っ子会話もテンポ良く、声を出して笑える場面も多くて楽しかった

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    日常の謎解き…なのかな⁇時間が起きて解決するんだけどまぁあんまりスッキリはしない。
    しかしながら、江戸時代の風習や言葉使い、当時の風景描写については細かく書かれていて、へぇ〜と勉強になった。
    出てくる登場人物もイキイキしていて、名前のセンスも良し☆金魚と書いてキントトなんて可愛らしい☆

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    「へぇ。そいつは面白い」

    【感想】
    ・雰囲気のいいお江戸ミステリ。
    ・あまり深刻に(今のところ)ならないのがいい。キャラたちの性格とポンポン飛び交う会話によるのでしょう。

    【一行目】
     冴え冴えとした月光が、裏庭に建つ二つの土蔵を照らしていた。

    【内容】
    ・舞台は江戸。ミステリ作家をめざす女、金魚(きんとと)は、書店がらみのふしぎな謎を解いていく。
    ・金魚をどこかで見たことがあると長右衛門は感じるが、その正体は?
    ・そこそこ売れてるが貧乏な作家、ワトソン役である無念の過去は?

    ▼簡単なメモ

    【上杉幸三郎/うえすぎ・こうざぶろう】駿河国池谷家中で北野勘兵衛の上役だった。
    【卯助/うすけ】岡っ引き。島田屋から袖の下をもらっている。
    【花魁】公的にはもう花魁という制度はないがいくつかの妓楼ではその習慣を残している。昼三(ちゅうさん)、附廻(つけまわし)、座敷持(ざしきもち)の三つの階級があり、昼三の中でも呼出昼三(よびだしちゅうさん)が最高位。梶ノ鞠はそれに位置する。
    【推当物/おしあてもの】金魚の造語らしい。今で言うミステリ。
    【織田野武長/おだの・たけなが】戯作者。本名は加藤権三郎。尾張藩士で定府の勤番侍。暇潰しで書いている小説がそこそこ売れている。
    【掛香/かけこう】梶ノ鞠の禿の一人。名は邪気を祓うために匂い袋を部屋に掛けたりすること。夏の季語。
    【梶ノ鞠/かじのまり】吉原の妓楼、松本屋の花魁。
    【北野貫兵衛/きたの・かんべえ】元武士で今は在野の国学者。駿河国池谷家中で忍をやっていた。
    【鼎逸道/かなえ・いつどう】絵師。東雲夕月と同時期に白澤屋に拾われた。
    【金魚/きんとと】鉢野金魚。主人公。粋な女。持ち込み原稿を携えて薬楽堂にやって来た。「お前ぇの戯作、まだ誰も読んじゃいねぇだろう」「あたしが読んでる」第一巻p.35。ふてぶてしいが自分の間違いを認めるのにやぶさかではない。長右衛門はどこかで彼女を見た気がするが思い出せない。雰囲気的には吉原の花魁だったんじゃなかろうかと思われるが? それなら客としてとか、摺物とかで見ている可能性もある。もっとも当時の絵でそれが誰を描いているのかわかるというのはぼく的には不可解なんやけど。
    【故山堂】書肆。武家の多い通りにある。古書売買に重点を置いている。
    【東雲夕月/しののめ・ゆうげつ】→夕月
    【島田屋】薬楽堂の二軒隣の呉服屋。主人の惣右衛門が薬楽堂の土地を欲しがっている。
    【白澤屋天下堂/しらさわやてんかどう】地本屋。「華之吉原 傾城揃踏/はなのよしわらけいせいそろいぶみ」という摺物を吉原とタイアップして花魁たちの、いわばブロマイドを比較的安価に発行した。
    【清之助/せいのすけ】薬楽堂の若き番頭。優男。ヤットウを学んでいて木刀を持つと人が変わるとよく言われる。ふだんは真面目だがおもしろそうなことには食いつく。
    【竹吉】薬楽堂の小僧。
    【出し看板】店の前に置く看板でごみ箱兼用。放り込まれた紙ごみは再生して使う。
    【巽屋短右衛門/たつまや・たんえもん】薬楽堂の主人。
    【巽屋長右衛門】薬楽堂の主人の父親。「巽屋」と呼ばれたら怒る。薬楽堂という名前がお気に入りのようだ。ご隠居と呼ばれたら怒る。「大旦那」と呼んでもらいたいらしい。さっぱりした性格のようだ。おもしろそうなこと大好き爺い。
    【常世/とこよ】元常世大夫。松本屋にいた。今はお歯黒溝の女郎。金魚の推当の師匠みたいなもの。
    【鉢野金魚/はちの・きんとと】→金魚
    【彦次郎/ひこじろう】吉原の四郎兵衛会所に詰めている若い衆。
    【他人事】「なに言ってんだい。他人事だから面白いんじゃないか――。それに、他人の方が物事の本質がよく見えるもんだよ」第一巻p.105
    【一ツ葉/ひとつは】梶ノ鞠の禿の一人。名は羊歯の一種で夏の季語。
    【ひょっとこ屋】無念行きつけの居酒屋。
    【舞台】時代は文政。徳川家斉の治世。江戸。
    【北斎】あの葛飾北斎。夕月に絵を見せた。
    【本多左門/ほんだ・さもん】北町奉行所の同心。島田屋から袖の下をもらっている。
    【本能寺無念/ほんのうじ・むねん】→無念
    【又一/またいち】白澤屋の主人。商売は成功しているが人間性は小物っぽい。
    【又兵衛】故山堂主人。屋号は藤田家。
    【松吉】薬楽堂の小僧。なんか怖いものを見た。
    【無念/無念】本能寺無念。わりと有名な戯作者だがそれでも生活は苦しく薬楽堂に居候している。むさ苦しい男。北条氏が鎌倉で執権政治を行っていた時代を舞台にした伝奇小説が得意。幽霊噺を一笑に付すあたりに限界がある。
    【薬楽堂/やくらくどう】草紙屋(地本屋)。まあ、街の本屋。施設はけっこうデカいがそれでも「うちは手狭だからよ」と言う。
    【夕月/ゆうげつ】東雲夕月。絵師。梶ノ鞠を描いていて行方不明になった。天狗に拐かされたというウワサも。
    【六兵衛】薬楽堂の隠居した元番頭。清之助の父。「面白いことはみんなで楽しむのがようございます」第一巻p.63。わりとノリノリの爺さんだ。

    0
    2022年01月01日

    Posted by ブクログ

    子気味よくさくさくよめた。
    シャキッとした金魚とちょいと頼りないけど真っ直ぐな感じの無念。2人の相性がよいことと、めちゃくちゃ悪人が出てこないので気持ちがささくれない。

    2020.8.16
    78

    0
    2020年08月17日

    Posted by ブクログ

    体調不良のまま読んでいたら、元気な金魚に置いてかれてしまった。怪しい出来事も実は人の手によるものとは‥‥すいません元気になってもう一回読んだら付いて行けるかな

    0
    2017年01月24日

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