【感想・ネタバレ】江戸城 御掃除之者! 玉を磨くのレビュー

あらすじ

「本丸御殿の御掃除を〈御掃除屋 武蔵〉に任せよ」。目安箱に投函された訴状をきっかけに、江戸城御掃除之者と民間掃除屋の御掃除合戦が勃発! 上野の東叡山寛永寺双子堂を舞台に腕比べが行われることになったが、その裏には将軍位争いに遺恨を持つ尾張徳川家の影が見え隠れし……。忍び寄る尾張の魔の手。果たして掃除合戦の決着は!? 御掃除之者の組頭・山野小左衛門ら掃除侍が無理難題に挑む、ユーモア時代小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第3巻。
嫡男が見習いとして、仕事をするようになった小左衛門は嬉しい。が反面、次男のことが気がかりでもあった。

一つ目の話は、至る所にゴミを重ねて、死んでしまった旗本の屋敷の掃除を頼まれる、それも奉行所から。

町人の目に晒してはならない文書があるやも知れぬというのだ。

尾張藩の戸山屋敷の掃除を依頼されるが、何やら陰謀が匂いこく。。。

尾張藩の暗躍がにおう、掃除合戦が企画される。
当初より、想定してたように邪魔が入る。

お掃除という珍しい視点で徳川吉宗当時の幕府体制やそれに遺恨を残す尾張藩問題など。伏線多数で面白い!

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2020年10月21日

Posted by ブクログ

「御掃除は戦でござる」
ひたすら真面目にお役目に励む山野組の面々。
そんな彼らの働きが認められたがために、次々と厄介な案件がもたらされる。そしてまたそれを真面目にこなすがゆえに、厄介事がまわってくる。
ついにはプロフェッショナルな「忍び」と勘違いされ…

別のシリーズの登場人物も出てきたりして、著者が楽しんでいるように見受けられます。

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2019年12月01日

Posted by ブクログ

巻末に参考資料が揚げられているので、「掃除之者」という役割は、本当にあった、のだろうけど、そんな地味(大変、失礼ですが?!)な題材を扱って、こんな面白い作品にしてしまうとは、平谷美樹さんは、やっぱり、凄い‼️それに、採薬師シリーズの宣伝も、それとなく入れているところも、抜け目ない⁉️

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

新設定の掃除之者
主人公はお目見え以下の木っ端役人だが自分の職責にプライドを持っており、その中で身に降りかかる理不尽や小さな謎を解決する役割
(Wiki)
江戸城内の御殿の清掃を主な任務とした役職である。他に走り使いや物資の運搬にも従事した。目付の支配で、御中間・御小人・御駕籠之者・黒鍬之者とともに五役(ごやく)と呼ばれる職である

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2022年11月21日

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