【感想・ネタバレ】賢治と妖精琥珀のレビュー

あらすじ

大正12年、奇妙な石を持った男が宮澤賢治のもとを訪れる。ふたつに割れた琥珀の片割れで、封じ込められているのは妖精なのだとか。半信半疑で石を手に樺太への旅に出た賢治に、以前からこの石を追っているという男女が接近してくる。彼らの話では、もう片方の琥珀の力で不死となった祈祷僧ラスプーチンが奪取を狙っているという――。偶然その片割れを手に入れた宮澤賢治は争奪戦に巻き込まれ……。人智を超える力を帯びた琥珀をめぐる暗闘を描く大正ロマンファンタジー。

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Posted by ブクログ

宮澤賢治が琥珀争奪戦に巻き込まれる‼️
銃器や争いには縁の無いような人が・・
しかも樺太迄の旅の途中である
面白かったですねぇ
妖精が入った琥珀が賢治の元に来て、
(さすが石っこ賢さんwww)
もうひとつ片割れがあるという
両方揃えば何が起きるのか
軍の指揮官、祈祷師、イタコ、
敵はラスプーチン!
バトルを背景に、賢治の妹トシに対する死の悲しみや、それを吹っ切れない賢治の心情がある
これドラマにならないかなw
宮澤賢治って愛されてるなぁ
私も好きです(人´∀`).☆.。.

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2023年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宮澤賢治を取り巻く幻想活劇。最愛のトシが亡くなった半年後、農学校生徒の就職依頼で樺太に行こうとした矢先、妖精が閉じ込められた琥珀を譲り受け、ロシアの怪僧ラスプーチンに狙われ……。突飛な発想この上ないのに、宮澤賢治ならそういう事態に巻き込まれる可能性もありそうだと納得してしまえるからすごい。道中、常にトシの気配を追い求めており、だからこそラストの行動もグッときた。

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2024年01月07日

Posted by ブクログ

宮澤賢治が主人公の不思議なファンタジー小説。
宮沢賢治が人工宝石を作ろうとしていたということを「銀河鉄道の父」の映画を見て知ったので、妖精琥珀というタイトルに惹かれて読んでみた。

妹のトシへ向けた鎮魂の旅が、こんな道中に作り替えられるとは思わなかった。
ラスプーチンの名が登場人物の台詞から出てきた時点で突拍子の無さも感じられ、突拍子の無いままストーリーが進んでいった小説だった。

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2024年08月28日

Posted by ブクログ

感想と言われても心に残るものはなかった。宮沢賢治じゃなくてもいいのでは??との思いが強くて何もかんじられなかったのかも。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

妖精琥珀/樺太 豊原市/鈴谷平原/祈り

出会ったことのない賢治に会った気分。人の欲と人の優しさと少しの不思議。
夢を見ていたような……

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2023年11月09日

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