望月麻衣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「満月珈琲店の星詠み」の4冊目。
今回の舞台は北海道。大きなエネルギーを持ち「変容」を司る冥王星が水瓶座入りする日を目前にして、三毛猫のマスターの呼びかけに応じた星遣いの猫たちが集まってくる。
第2巻のレビューの中で“いつも明るい良い子を演じてきた派遣社員”と記した鈴宮小雪。その彼女が、不思議なカフェの体験を経て、これからはもう少し自分を大切にして素直に生きていこうと誓ってからの後日譚。
その時も『開運の第一歩は、「自分の本当の願いごと」を見付けることです』とあったのだが、小雪は「本当の願いごとを忘れない」と書いた紙をコルクボードに貼って、いつも目に入るようにしていたようで、そこから縁が開け -
Posted by ブクログ
シリーズ7作目。結構狭い範囲内で人々が
交差し合うお話でした。読み進めるにつれて
あの時の事が実際はこう言う理由だったとか
どんどん繋がっていって面白かったです。
あと、占星術ってのはよくわかっていないし
読んでみても詳しくは分からないのですが、
自分の対極にある星座に倣うといいと
言うのは新しい発見でした。
確かに自分の対極にあるタイプの人って
自分に持っていない物を持っていて
正直魅力的に思うこともあったので
その辺はすごく共感出来ました。
後、「仏を目指す人になりたい」わけでは
ないけど「ありがとう」と素直に言える
人間でありたいなと思いました。 -
Posted by ブクログ
シリーズ第七弾。
満月の夜に現れる、不思議なカフェ〈満月珈琲店〉。
今宵も、悩める人達に占星術と極上スイーツで癒しと導きを与えてくれております~。
前作(「月と太陽の小夜曲」)で、一旦一区切り的な終わり方をしていたので、本作からはある意味新章スタートといったところでしょうか。
とはいえ、一見キャラクター一新っぽいですが、ちょいちょい過去作とのリンクもあったりするのもお楽しみです。
(たとえば、和歌子さんの上司・桐島さんの叔父さんって、過去作に出ていた札幌にある広告代理店〈musubi〉の社長兼カメラマンの桐島さんですよね?)
さて、今回は和歌子さん、朋絵さん、奈保さん、そして綾香さんと -
Posted by ブクログ
ネタバレ当代の人気作家が一つの世界観・テーマ、設定で描く「後宮物」競演譚。
それぞれに作家の個性が存分に活かされており、楽しみながら読めた。
中でも鮮烈な印象を残したのは、和泉桂さんの「白月の誓い」。他の物語が男性×女性のラブロマンスに傾いていたのに比べ、やはりBLをメインに書かれている作家さんならではの個性際立つ作品となっている。
また、後宮シリーズのトリを飾る白川紺子さんの作品も意外性があって、良かった。
単なる王と后の恋愛ものではないところがまた意外性があって良い。読者としては、何故、王弟が緑児を王后に選んだのか、その辺りも知りたかった。その辺に光を当てれば、それだけではや、もう一つの別の物語