あらすじ
シリーズ累計30万部突破!待望の第4弾。
大きなエネルギーを持ち「変容」を司る冥王星が水瓶座入りする日、満月珈琲店のメンバーは北海道の音楽祭にいた。
転職で札幌にやってきた小雪は、かつて三毛猫のマスターに出会ったことがあるという紅茶専門店のマダムに会いに行く。マダムから小樽の昔話を聞いて……。
美しいイラストと響き合う書き下ろし小説。短編「幸せなシモベ」も収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いつものストーリー展開とは少し違って、以前満月珈琲店に出会った人達の振り返りのお話を交えながら…の展開!
相変わらずの素敵なイラストにも惹かれる!
破壊と再生を経て新しい形に変容していく…歳を重ねると変化に対応していく事が難しくなる。
今までの当たり前がどんどん変わっていく社会の変化に生きづらさも感じる。
物事にはメリットもあればデメリットもある。
裏もあれば表もある。
見方を変えるだけで良くも悪くも感じるものです。
どんな時も自分の足で立つ!変容に左右されず自分の足で立っていれば…が難しいんですけどね(^^;
このシリーズはいつも自分て穢れてるなぁと思わされる(笑)
Posted by ブクログ
満月珈琲店の四作目。「変容」や「破壊と再生」がテーマなだけに過酷な場面もあったけど、数年後には幸せそうでよかった。"数年"は踏ん張らないといけないんだなと、現実味も感じた。
Posted by ブクログ
今回は地球からいちばん離れている星、冥王星、ハデス様がテーマ。小雪と満月珈琲店に導かれた仲間たちの物語。ヴィーナスが星の遣いになる前の過去もあったり。とても面白くてあっという間に読んでしまいました( ´˘` )
Posted by ブクログ
安定の優しいシリーズ第四弾。今回も占星術を交えながら、優しい作品に癒されました。
冥王星を主として描かれていて、嵐のような辛いことがあっても、それは乗り越えられる試練で、いつか必ず新しい道が開けるとのことでした。
自分にとってためになる、勇気を与えられた作品でした。
Posted by ブクログ
冥王星の遣いハデス登場。星々の中でもパワーが絶大な冥王星、ハデス。嵐の中でも立つ、自分の足で立つ、人は嵐の中でも立ち上がり耐え、自立しなければならない時がある。みたいな。そんな嵐の中の人々を星の遣いである猫たちが導いてくれます。こんなふうに導いてくれたらいいですよね。これは猫の恩返し?嵐を乗り越えてメタモルフォーゼしないと!
Posted by ブクログ
久しぶりの満月珈琲店。(イラスト集は見ていたけれども。)
今回は冥王星。占星術に詳しくない私にとっては、「大きなエネルギーを持ち「変容」を司る冥王星」と言われてもそっか、くらいな感じ。でも年表で見ると、時代を反映している様がわかる。
今回も優しいお話だった。舞台は札幌。どうやら音楽会が開かれるらしい。満月珈琲店で繋がれるってすごいことだと思った。小雪が札幌に行くことになったきっかけ。おかげで実家との距離が近づいた感じ。札幌でであった社長の話、マダムのお話。みんな、一生懸命生きてきたからこそ、語れる昔話。
Posted by ブクログ
今回の作品も素敵な物語でした。
満月珈琲店に巡り会ったのが1人だけではなくて、色んな人のお話もわかるのが、良かった。
また、満月珈琲店をきっかけに出会いをしているのがいいと感じ、マダムのつらい過去を乗り越えるためにマスターがアドバイスしているのが何より良かった。
Posted by ブクログ
冥王星……。破壊と再生の物語というように
満月珈琲店の星詠みシリーズの中ではちょっと重たい話でしたでしょうか。
妾の子で苦労したお話もあり、でも最後は過去の出来事も払拭できる温かい繋がりのお話になりよかった。
猫にまつわる短編もあり今回も面白かったです。
Posted by ブクログ
満月珈琲店シリーズ4巻目*.+゚
毎度おなじみですがページを捲って最初に素敵なイラストが!今回はシャボン玉のわらび餅と雲のソフトクリームを食べたいかな(*ˊ˘ˋ*)
今回は「変容」がテーマ。
そして冥王星が水瓶座入りする直前マスターに集められた星の遣いたちが満月珈琲店に集まる。それぞれの星についての説明も改めてされたりして、物語の最後には冥王星が出てくるんだけど冥王星は「破壊と再生」を司る星。そのためか今までとは違って悲しいお話があったり、残酷なお話があったり、、。なかなか酷い話で乗り越えたマダム凄い。乗り越えられない試練は与えないとはいえ凄い。冥王星は破壊だけでなく再生でもあるもんね。
その後ミーコどうなったのかなと思ったけど、ヴィーナスだったとは!
あと過去に出て来た人も沢山出てきたりして、その人たちのその後が見れたり!満月珈琲店を訪れた人々が繋がっていくのも良かったな。
入道雲のソフトクリームの話だけ誰のことなんだろ???と気になっていたら最後分かってなるほどとなった!!
短編の「幸せなシモベ」も面白かった!
どちらかというと私も千佳と同じようなタイプというのも共感できたポイントでもあったし。
猫ちゃんと最後お別れしないといけないっていう時は一緒に泣きそうになってしまった( ᵕ ᵕ̩̩ )笑
最後はもう少し一緒にいれると分かって私もシモベになりたいと思っちゃった!(´▽`)笑
Posted by ブクログ
三毛猫の店主がいる不思議な移動喫茶店、満月珈琲店が織りなす人間模様。ファンタジー溢れる作品 今回は、変容がテーマ。
一部の店員の出自も描かれており、星読みの説明も。今後、物語世界が発展していく予感がします。。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。
桜田千尋さんのイラストが美しすぎる。
悩みや苦しみを抱えた人々は、三毛猫のマスターの美味しいフードと星詠みによって''メタモルフォーゼ''する。
猫好きにはたまらない1冊。
Posted by ブクログ
今回はなかなか壮絶な経験をしたマダムの話が印象的。
前に出てきたキャラクターが今回のメイン。すでにうっすらとしか印象が残っておらず、微妙な気持ちに。
毎回読み直すのもリズムが崩れるし、どうしたものか。頑張れ、私の記憶力
Posted by ブクログ
冥王星って聞くと、「惑星から外された」とかハデスって聞くと「悪役」とか「怖い」とかちょっとマイナスなイメージというか暗いイメージを持つけれど、占星術から見ると、エネルギーが強く、時代を見る時に重要な存在だということは知らなかった。破壊と再生、冥府を司る存在なだけあって今回のメインストーリーがちょっと暗いのかな?って思ったけど、そんなことはなく、このシリーズのほっこり感もありながら冥王星のテーマが描かれていて作者の表現力の凄さを感じた。
Posted by ブクログ
広告代理店に派遣社員として勤務していた小雪が登場、契約終了になっちゃったけど新しいいい職場と出会いがあって良かった。映画の広告イベントで他の満月珈琲店に関係する人とも繋がったし、新しい満月珈琲店に間接的に関係する人。マダムの飼い猫がヴィーナスになったのか。他の猫?たちの過去も明らかになるのかな。
もう一つの短編も可愛いお話でした。
Posted by ブクログ
久しぶりに読んだので、、、
どなたかしら〜!?ってなってしまいました。
読みながら、あぁ~!あぁっ!?と。
「変容」を司る冥王星。見る人により姿が違って見えるのは不思議。
登場人物たちが別れや出会いの中で、自分らしく生きて、そして今に至る。厳しさと優しさのある話でした。
「自分を律し自分の足でしっかり立つ」
Posted by ブクログ
冥王星。『破壊・再生』『死生観』『個人・社会に影響を及ぼす』星。
今回は冥王星をキーワードにしたストーリー。
2巻目に出てきた鈴宮さんが転職した先の北海道で知り合った『マダム』が
『満月珈琲店』を知っていた。
『マダム』の人生はまさに天国と地獄のストーリー。
そんな中で『満月珈琲店』に出会い、
『嵐』が過ぎたあとは新たな世界へと変化だと…。
その年ごとに「耐え時なんだな」と感じることもある。
その時は『嵐』がきているんだなと思うようにしました。
「自分を律し、自分の足でしっかり立つ」
『満月珈琲店』は背中を押してくれる言葉が、星のように鏤められていますねぇ...。
Posted by ブクログ
破壊と再生を司る冥王星(ハデス)の話し
生き死にとか宇宙とか、ちょっと今までよりスケールが大きい
2巻に登場した鈴宮小雪が、満月珈琲店の不思議な経験を投稿した事から話は広がっていきます
藤森光子(マダム)の体験はかなりヘビー
マーキュリー(水星)の過去もわかります
今は嵐の中にいるんだよ
太陽(マスター)の言葉は心に残ります
Posted by ブクログ
「変容」を司る冥王星がテーマということで、ちょっぴり重めのテーマだった。
でも、満月珈琲店のメンバーと美味しそうなメニューはいつも通りでほっこりした。
今までの登場人物も出てきたけど、自分でも恐ろしくなるくらい忘れていて…
シリーズものは間をあけるとダメだなぁ。
Posted by ブクログ
この子前にも出てきたようなと思うものの、すぐピンと来るほど読み込んでいないので既読本3作で確認。2作目に出てきた女の子だった。本当の願いごとを忘れないように書き留め、変わろうと自ら行動する小雪は立派だ。マダムの過去は壮絶だったが、試練は乗り越えられる人間の元に訪れる。変容の渦中で辛い思いをしていると前向きには考えられないが、その後の幸福に目を向けて乗り越える大切さを教えられた。雲海のクラムチャウダーはさぞかし美味しかっただろうな。
Posted by ブクログ
今回もよかった。
ああ、満月珈琲店が実在していたらいいのに。涙
美しい光景が目に浮かび、
また、悩み苦しむ人が地に足をつけ、前を向いていく様子に、私も力づけられる。
助けてあげてほしい、
そんな風に思ってもらえるような、
そんな人間に私もならなくては。
Posted by ブクログ
今回の舞台は北海道。前の作品たちとはまた違った雰囲気。"集う"という言葉が頭に浮かぶ。今までの登場人物たちが総出演してるし、星の遣いたちも集まった。満月珈琲店で元気を貰った人たちのその後が分かって良かったな。みんな前を向いて生きてる。読んでて私も元気を貰えた。
何かのきっかけで人生が変わる。そのきっかけに気付くのは、自分自身。自分を見つめ直し、自分がどうしたいのか、何が必要なのか考えること。目標に向かって努力する。私自身はどうだったんだろうか?などなど毎回考えさせられる。
私は、このシリーズは『猫の恩返し』がメインテーマだと勝手に思ってるんだけど、今回はとくにそう思った。藤森光子こと"マダム"の話がせつなすぎる。飼い猫"ミーコ"の「どうか、彼女を、姉を助けて。」が泣きそうになった。家で読んでたら絶対に泣いてた。シリーズに出てくる猫たちの想いで、毎回私は潤んでしまう。
この『メタモルフォーゼの調べ』でシリーズ終了なのかと思ってたけど、新刊が出てるみたい。楽しみ。
Posted by ブクログ
この本が世に出た時は、未来のお話だったんですね。私が読んだ今は既に水瓶座世代。同じ思いの仲間と世界を創りあげる世代。どんな世の中になっていくんでしょうね。楽しみ。
Posted by ブクログ
Metamorphose 「変身、変形、変容」
冥王星の破壊と再生の話。今回のお話は少し重くて辛ったです。
最後はいつものほんわかした気持ちになるんですけどね。
嵐の中に放り出されたら風に飛ばされないように「自分の足でしっかりと立つ。自分を律し自分で立つ。それが自律であり自立」
「自然体で誰かを救える人間でありたいし、困った時、苦しい時、誰かに『助けてあげたい』とか『助けてあげて欲しい』って思ってもらえるにんげんでありたい」
この二つのことば、ひびきました。
Posted by ブクログ
今回は、破壊と再生を司る星、「冥王星」について書かれていました。
冥王星がもたらす変容は「決して元には戻れない」もの。
冥王星がそのような星、太陽系外、銀河のエネルギーをまとっているとは、全く知らず。
「風の時代」がどのような時代になるのかはわからないけれど、「今この時代の移り変わりに生まれてきている人たちは、皆選ばれて、そして選んできている人たちです。それに気付くことができたら自分の足で立ち、変化に厭わず、どんな嵐も越えていきます」
風の時代、どんな時代になるのだろうか。
Posted by ブクログ
今回のテーマは冥王星。
さそり座の支配星でもある。
冥王星は「破壊と再生」が代表的なキーワードとなります。
この場合の再生は元には戻れないという意味も含まれます。
「破壊と再生」って言われても漠然としすぎていて、想像できないですよねぇ。
この小説では「破壊と再生」がわかりやすく描かれていました。なので、「破壊と再生」ってどういう事なんだろう??って思う方は読んでみるとイメージつかめると思います。
私自身は小説のような大きな変化はありません。
(小説は大映ドラマのような描き方だった)
でも、人生を振り返ってみると、小さい事は起きているような気がします。(その変化を乗り越えて今があるともいえる。)
何が?と言われると言語化できないのですが、「あの時のアレ!」によって人生が大きく変化した、というのはあるのです。
なんだかフワッとした感想だなー。笑
占星術を学んでいる私としてはストーリーよりも天体の雰囲気が知れる事が目的なので、いい読書体験ができました♪
Posted by ブクログ
わがままな事を言えば、ちょいと短くて物足りないかな。
冥王星がようやくお出ましで、どんな話かなと期待して読んだけど、ちゃんと優しさのある話でよかったと思う。
冥王星の力が、どこか危なっかしさもあるのは、他と違った軌道を持つからなのかな、と勝手に解釈したりする。司る領域が恐ろしくもあるけど、その先に安寧も感じられ、そのパワーはやはりポジティブなのだ。
最初の原っぱで出てきた珈琲店、どこにつながるのか分からなかった。自分がちゃんと読めてなかったのかな?
Posted by ブクログ
今作は冥王星をメインに据えて、話が進んでいった。前作までの話に触れたり、星座の図があったりとシリーズを読んでいる人が楽しめる作りになっていた。星座や占いとか信じない性格だが、少し興味を示せるようになったのはこの作品のおかげです。ただ前作までのような、ほっこりする感じを求めて読んだが、今作ではあまり感じずに残念だった。
Posted by ブクログ
やはり星読みがなければ…4作目にして同じ感想になってしまう。
『旅立ちと入道雲のソフトクリーム』は短いが一気に気持ちが昂って涙が出た。
今までのシリーズと話を繋げるのは少し強引なところなのでは?と感じてしまった。
おまけの短編も良かった。