氷室冴子のレビュー一覧

  • 新版 いっぱしの女

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    時を経てなお生きる言葉のひとつひとつが、呼吸を楽にしてくれる――。大人気小説家・氷室冴子の名作エッセイ、待望の復刊! 解説 町田そのこ

    そんなものかなと生きてきた。

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    2021年08月10日
  • なんて素敵にジャパネスク 1巻

    無料版購入済み

    がさつ

    絵柄の古さは否めないけれど、お話はテンポがよくておもしろい。主人公がいくらなんでもがさつ過ぎてお姫様に見えない。お転婆でももう少し品があればもっといいのに…

    #笑える

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    2022年09月29日
  • さようならアルルカン/白い少女たち 氷室冴子初期作品集

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    学生時代にガッツリはまった、今は亡き氷室冴子の初期作品を集めた短編集。
    ただただ懐かしく、10代の頃に読んだ作家さんを30年経って読んだら、どんな気持ちだろう?と手に取ったが、「初期作品集」だけに自分が読んでいた頃より、さらに前の作品で懐かしさの感慨もなく、何となく読み終えてしまった。
    基本短編だが、タイトル作でもある「白い少女たち」のみ中編で、これがデビュー作だそう。知らなかった…
    他の短編集は、その後に見られる少しユーモラスな感じもあり、さらっと読めるが、「白い少女たち」は今ではありがちな設定を1970年代に描いていたことを思うと、青春小説の原点のように感じる。
    この前に読んでいた本の中に

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    2021年02月04日
  • なんて素敵にジャパネスク 1巻

    無料版購入済み

    平安もの

    原作は氷室冴子のコバルト文庫。
    なので口語体で現代風にアレンジしてあるので読みやすく、平安時代を知るのにおすすめです。

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    2021年01月31日
  • 多恵子ガール

    匿名

    購入済み

    なぎさボーイを女の子視点で書かれた物語。
    昔は自分とはだいぶ違う多恵子ちゃんにちょっと苦手意識があったけれど、今読み返してみると愛おしいキャラでした。
    多恵子ちゃんはまっすぐで健気で人一倍気配りができて、きっと素敵な女性に成長したんだろうなと目を細めて再読しました。


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    2022年12月28日
  • なぎさボーイ

    匿名

    購入済み

    氷室冴子さんと渡辺多恵子さん、ともに懐かしくて購入しました。
    子供のころ読んだときの渚君の印象と大人になった今とでは異なりますが、それでも色あせない名作です。

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    2022年12月28日
  • 月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!

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    面白かった。
    話の筋としては面白かったんだけど、話し言葉に外来語が入ってきたり妙なハイテンションだったりするのが、やっぱりティーンズ向けなんだなと限界を感じて残念。軽薄な感じがしてしまう。少女漫画のノリ。
    ただ話の展開は面白かった。とりかへばや物語。

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    2021年01月01日
  • ジャパネスク・リスペクト! 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』トリビュート集

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    大好きだった氷室冴子さんのなんて素敵にジャパネスクのアンソロジー。文体というかノリが、おぉコバルト文庫だ、と懐かしくもあったが、今の自分には懐かしい以外の要素はないなあと感じてしまった。

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    2019年07月18日
  • シンデレラ ミステリー

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    シンデレラ迷宮 ミステリー版 ジェイン編、といったところでしょうか。
    前作「シンデレラ迷宮」よりも圧倒されるところは残念ながらなかった。
    ヒロインの成長がまた一歩踏み出された…そんな感じ。
    氷室さんのあとがきで何だかしんみりしてしまった。

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    2018年01月29日
  • なんて素敵にジャパネスク

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    なかなか平安を舞台にしたものがないから、新鮮で、かつテンポよくすすみ楽しく読めた。キャラクターも多すぎず、ごちゃごちゃしてなくていい。言葉以外は、わりと平安文化にのっとっていて、勉強になる。鷹男さん…いい殿方で。

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    2014年11月26日
  • 冬のディーン 夏のナタリー(2)

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    挿絵の、ショートヘアお嬢様系や、長めおかっぱボブが可愛い。美帆の葛藤が良いです。
    …表紙と同一人物?格好良すぎやしませんか!?

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    2014年07月27日
  • 多恵子ガール

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    青春の悩みですよ、忘れて久しいよなぁ、と遠い目。
    「お菓子な片思い」を読んだ時のように初恋の苦しさを味わえる…、そして、あ、味わった事ねかったな、と思い出すのでした。
    槇さんには、なぎさくん以外でもいいかな、という人に巡り合ってほしいです。

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    2015年01月15日
  • なぎさボーイ

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    渡辺多恵子だ!と驚き。これまでの中で、一番登場人物とイラストがしっくりきている気がします。
    そして、ミステリアス槇さん。その得体の知れなさはこれまでにない貴重さでは。どのぐらいミステリアスって、富田月子さんが思い浮かびました。

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    2014年06月29日
  • 落窪物語

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    不幸なお姫様と白馬に乗った王子様の、わかりやす〜い恋愛物語。
    しかも、お姫様はどこまでも心優しくて、いじめ役もいて・・・
    氷室冴子の現代訳のせいか、少々下世話
    何千年も昔から、メロドラマの王道は変わらず!と思いました。

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    2014年03月26日
  • シンデレラ ミステリー

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    父さんが古い家から持ってきた本。どうやら続編っぽい。

    利根は現実逃避癖があって、自分の内面世界で、以前(前の巻)冒険をして成長して元の世界へ戻ってきたのかな?

    充実してる現実。だからもう、あの世界へ行くこともないと思ってたのに、内面世界へ。

    内面世界の友達ジェインが行方不明になっていて、その原因が新しく出会った人たちにあるのではと探ってく。

    利根すら気づかない深層心理と、この世界の出来事の根幹はリンクしてるっていうのが面白いなぁと思った。
    自分で心を暴いて、結論を出して帰ってくるっていう、すげー自己解決方法なんだよね、コレ。

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    2014年02月02日
  • さようならアルルカン

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    文学系の短編集。普通にありそうな女の子たちの、心の繊細さを綴っていくような内容。

    『さようならアルルカン』は、皆に誤解されがちな女の子が、自分から道化(アルルカン)になってしまう話。
    彼女の図書カードを追っていくとかはなんか好きだった。

    『アリスに接吻を』は、『あなた』って、こっちに話かけてくるような文書がじわじわくる、鏡視点の話。

    『妹』は姉へのコンプレックスが、思いも寄らない結末を招く話。

    『誘惑は赤い薔薇』は子供っぽい自分を捨てようと、背伸びする話でした。

    ぶっちゃけ、普段読まない真面目系なんで、好みではなかったなぁ。

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    2014年01月29日
  • 月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!

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    ネタバレ

    短編4編。長編1編。
    『月の輝く夜に』『少女小説家を殺せ1、2」『クララ白書番外編」
    『ザ、チェンジ!前、後編」

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    2012年12月23日
  • 月の輝く夜に

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    静かに進んで行くお話だった。ざ・ちぇんじ!とかなんて素敵に〜が元気な姫君のお話だったから、意外。でも、貴志子はおとなしい姫君と思いきや、言うこと言うし、好きな人がいながらも父親ほどの年齢の男を通わせるし。みんな思い通りにはならない。「生きていく」のに政治的な思惑に動かされてしまったり、想いを隠さなければならなかったり。きっと有実と貴志子はそのまま続いていくんだろう、お互い隠していたことを知っても。

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    2012年10月22日
  • シンデレラ ミステリー

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    ネタバレ

    改めて読み返して、こんな話だったっけ…と。自己中満載だね(いや、自分の世界だから構わないのだけど)友人同士で異性の好みがかぶると大変だよなぁと思いつつ読みました。続編なので、王妃や姫君やオディールの幸せになったところも見られるのかな?と思ったら結局ジェインだけでなんだかなぁ。せめてオディールだけでも、どうなったか知りたかったと今更ながら。リネとジェインのみの一冊って感じで少々物足りなく…思ったのは、やっぱり大人の目で再読したからかな?

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    2012年09月30日
  • 月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!

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    氷室冴子さんの単行本未収録本を含む4作をまとめた一冊。
    どちらかというと、元気いっぱいの頭が切れる女の子が活躍する話が多かったけど、表題作『月の輝く夜に』は淡々とした静かな話だった。自分の思惑や政略の通りにするために妬み、貶めるループが凄かった。小説の方がその様子が色濃く出ていたと思う。平安時代の恋愛のやり取りと言うよりも政略をメインにしていたところが残念。

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    2012年09月26日