氷室冴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
京都マンガミュージアムで一生懸命読んだけど、長い!閉館までに読み切れず、泣く泣くまた次の機会を待つことに。宝塚もどきの音楽学校に入学した仁科夕紀が、才能を見いだされ異端の脚本家に女優として育てられていく。よくある成長もので、落ちこぼれで普通の女の子が、自らの理想を追う先生にしごかれて花開く物語。始まりはエースをねらえ!だけど、過程でどんなドラマが生まれるかが各作家の腕の見せ所ってもんでしょう。せっかく夕紀が娘役としてやっていこうと決めたのに、先輩にはいじめられるし先生にまで突き放されるし。デビュー作がよすぎてその後鳴かず飛ばずの役者ってありそうだなあ。それで終わっちゃうと漫画にならないので、ヒ
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Posted by ブクログ
友人から借りた!
氷室さんが原作で、昭和62年に漫画化。同い年。
いや~、よくある男女逆転・・・おてんば娘の根源はここか?というぐらいな平安物!!
『とりかえばや物語』
名門の大臣には違ったタイプの二人の奥方がいて、同い年の男女の子供をさずかるわけで。
体の弱かった男の子は、よくある成人まで乙女でうんちゃら説で育てられて、都でも評判の謎多き美しいであろう姫に成長。
元気な女の子は、長じても元気な男装のおんなのこで、元服したがっちゃって・・・
そっからはお上がでてきてさ。
横恋慕とかでてきてさ。
最後にはうまく収まってさ、みたいな。
わたしの好きな形。
20年以上前の話なのだから、面白い -
Posted by ブクログ
“「右近少将、高彬さまに申し上げます。三条の内大臣のお邸、すべて焼失いたしました。三条の内大臣さま、御子息の融さま、御子女の瑠璃姫さまの行方は、まだわかっておりません。ただお一人、北の方さまは御無事ですが、煙で目を痛められた由」
「他には」
「不信な点が二、三あります。どうも放火らしいと専らの噂。そして、唯一焼け残った門柱に、呪詛状と覚しき札が打ちつけられていたとか」
あたしは息をのんだ。
呪詛状って、なによ。なんで、うちが呪詛されるのよ!
「何と書いてあった」
「焼け残ったところだけで、よくはわからぬながら――」
使いの者の声が、一瞬、怯んだ。
「『瑠璃姫 怨』と読めると……」
その瞬間、ゆ -
Posted by ブクログ
“「いや、ぶっちぎりの仲だと怒鳴るあたり、瑠璃さんらしいと思ってさ」
あたしはカッと赤くなった。
「あ、あれは、あんたと口裏を合わせただけよ。ああでも言わなきゃ、どうにもならなかったでしょ」
「……ふーん」
高彬はすっと笑うのをやめ、いやにまじめな顔でじっとあたしを眺めた。
あんまり長いこと黙ってあたしの顔を眺めるので、不覚にもますます顔が赤らんでくる。
高彬はようやく、口を開いた。
「なんだ、思い出したわけじゃなかったの」
「思い出す?何を」
あたしがぼんやり尋ね返すと、今度は高彬がほんのりと顔を赤らめた。
「べつに、いいよ。忘れてしまってるんなら、無理に思い出すこともない。昔の約束だし」
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