氷室冴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前読んだ「なんて素敵にジャパネスク2」から開いたうえに、
間の「ジャパネスク・アンコール!」がとんでいてなのですが、
間の「アンコール!」が番外編的なので何とか
2と繋がりました。
2の後、瑠璃姫は静養に行ってたんですね。
はじめの守弥と子萩の一遍は、番外編的だけど
どちらも可愛い姿が見れて良い♪
一応続きにも繋がっていく話にもなってます。
特に守弥の思わぬ役得ぶりは凄い。
瑠璃姫にアンコール!はコミカライズ版のラストにあたる部分
(現在コミカライズ中の「人妻編」の前にあたる)
なので、マンガ版でも読んでおり、懐かしさもひとしお。
「あの」瑠璃姫をも唸らせる「夏姫」。
彼女の抱える想いが切ないことは知っていましたが、
やはりホロリと…でも「裏の夏姫」ですからたくましく
生きていくことでしょう。
何か高彬が気の毒でしたが、最後が幸せ(この本でも)なので
いいかな?(笑) -
Posted by ブクログ
ジャパネスク5巻目です。
ついに帥の宮(そちのみや)編スタートですね。
私的に好きな敵キャラだったりする、笑。
悪名高い瑠璃姫(るりひめ)も、ついに高彬(たかあきら)と結婚して、新妻としても生活が始まった。
浮かれ気分の瑠璃姫のところに、高彬が宮筋の姫を預かって欲しいと頼んでくる。
高彬の乳兄弟・守弥(もりや)の身分違いの恋人だというのだ。
怒涛の展開後の小休憩みたいな感じで、のほほんな人妻生活な内容でした。
独身時代は色々あったけど、人妻になったからには、これからは落ち着いた一般的な奥方の生活を望んでいた瑠璃姫。
だけど、根がお転婆な瑠璃姫には難しいみたいです、笑。
吉野で出会った守弥と再開した瑠璃姫。
彼の恋人だと思われる煌姫(あきひめ)を預かることになったのは、守弥に恩を売って高彬との仲を認めてもらう魂胆があったからなのです。
煌姫は宮筋のお姫さまなので、血筋だけなら瑠璃姫より上なんだよねー。
宮筋って要するに王族の血をひいてるってことだよね?
零落してとっても貧乏な姫さまなので、瑠璃姫のところに世話になることになったのです。
そして、新キャラ帥の宮(そちのみや)は名前だけ登場です。
瑠璃姫の周りで何やら不穏な動きをしている宮さまです。
明らかに瑠璃姫を奪おうとしているだろう的な動きに、高彬は嫉妬しまくりです。
なんだか嵐の前の静けさって感じの巻です。 -
Posted by ブクログ
1977年、第10回「小説ジュニア」青春小説新人賞佳作入選作。
「さようならアルルカン」
ラノベの片鱗はちっともなく、少女向けの純文系。
まわりの人とあわせるために道化役(アルルカン)の仮面をつけてしまう女の子二人の話。
そうなの。
女の子って、どこか自分を演じてる、ってとこあるよね。(のりピーはいきすぎとして)
それも大人になっていく過程で。とても無理をしている形で。
それを楽に、自然体になっていけば、立派な大人ってとこかな。
繊細な少女の心を描いた、素晴らしい作品。
「アリスに接吻を」
鏡に見とれる女の子。子どもから大人への体の変化、心の変化。
自分が子どもと見られるもどかしさ。かといって大人になるのも不安。
親せきのお姉さんは結婚し、クラスメートは教室でキスをして。
自分は、兄の友達からからかわれている、という状態。
すごいね。こういうことってあるよね。
「妹」
これは、、、すごいダークでした。
なんか救いがなくて、氷室先生もコメントに困ったのか、あとがきでも触れておらず。。。
姉に対する屈折した気持ち、父からの愛情がないと思ってしまう気持ち。
これも、多少なりともあるよね。少女視点の家族の物語。
「誘惑は赤いバラ」
幼なじみの女の子同士が仲良すぎて、自立したほうがいいんじゃないか?って話。
男の子と付き合うのはしんどくて、女の子同士のほうが気楽で楽しいよね、でもそれじゃ大人になれないんじゃないか?ってこと。
無理矢理お酒を飲んだり、男の子と付き合ったりする、友達の女の子がよかった。
高校生のBFの試合を見に行って、お姉さんたちにからかわれてシュンとなるところも。
みずみずしい青春だなあ。