氷室冴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ライトノベルというか、青春小説というか。何だろう?と考えてみて、正真正銘の「少女小説」だと気がついた。
少女特有の悩み、葛藤、劣等感、社会や異性に適応しきれていないあやふやさを、シンデレラ症候群、迷宮、森にかけてうまく書いてある小説。
あいかわらず、読んだ後、「うまいっ!」と思ってしまう、氷室先生の本。
ほぼ遺稿となってしまった「銀金」がリアル世代の私だけど、昔っから氷室先生の書いてるものは同じなんだと分かりました。
ミステリー仕立てなところ、国と国とかの政治話がからんでくるところ、愛すべき女の子がたくさん出てくるところ・・・。
河合隼雄がシェイクスピアと森について語ってる本を読んだ次に読んだ -
Posted by ブクログ
中高一貫女子校で繰り広げられる抱腹絶倒の毎日。
クララとは、中等部生のための寮。女の子ばかりの寮生活というのも、あこがれだった。
ユニークなあだ名を持つ個性的な登場人物も印象的。
気がつけば、数々の名(迷)台詞は、今も日常の会話の中で使っている。
私の精神的バックボーンの一部を構成しているらしい。
今回、久しぶりに読み返して、大笑いした。
「美しさでドーナツが揚がりや油はいらないわよ」
この台詞ひとつで、息子と二人、5分ぐらい笑いがとまらなかった。
なんのこっちゃと思った人は、本書を読んでください。
今風のイラストで新装版が出ています。