氷室冴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前読んだ「なんて素敵にジャパネスク2」から開いたうえに、
間の「ジャパネスク・アンコール!」がとんでいてなのですが、
間の「アンコール!」が番外編的なので何とか
2と繋がりました。
2の後、瑠璃姫は静養に行ってたんですね。
はじめの守弥と子萩の一遍は、番外編的だけど
どちらも可愛い姿が見れて良い♪
一応続きにも繋がっていく話にもなってます。
特に守弥の思わぬ役得ぶりは凄い。
瑠璃姫にアンコール!はコミカライズ版のラストにあたる部分
(現在コミカライズ中の「人妻編」の前にあたる)
なので、マンガ版でも読んでおり、懐かしさもひとしお。
「あの」瑠璃姫をも唸らせる「夏姫」。
彼女の抱える想いが切 -
Posted by ブクログ
ジャパネスク5巻目です。
ついに帥の宮(そちのみや)編スタートですね。
私的に好きな敵キャラだったりする、笑。
悪名高い瑠璃姫(るりひめ)も、ついに高彬(たかあきら)と結婚して、新妻としても生活が始まった。
浮かれ気分の瑠璃姫のところに、高彬が宮筋の姫を預かって欲しいと頼んでくる。
高彬の乳兄弟・守弥(もりや)の身分違いの恋人だというのだ。
怒涛の展開後の小休憩みたいな感じで、のほほんな人妻生活な内容でした。
独身時代は色々あったけど、人妻になったからには、これからは落ち着いた一般的な奥方の生活を望んでいた瑠璃姫。
だけど、根がお転婆な瑠璃姫には難しいみたいです、笑。
吉野 -
Posted by ブクログ
1977年、第10回「小説ジュニア」青春小説新人賞佳作入選作。
「さようならアルルカン」
ラノベの片鱗はちっともなく、少女向けの純文系。
まわりの人とあわせるために道化役(アルルカン)の仮面をつけてしまう女の子二人の話。
そうなの。
女の子って、どこか自分を演じてる、ってとこあるよね。(のりピーはいきすぎとして)
それも大人になっていく過程で。とても無理をしている形で。
それを楽に、自然体になっていけば、立派な大人ってとこかな。
繊細な少女の心を描いた、素晴らしい作品。
「アリスに接吻を」
鏡に見とれる女の子。子どもから大人への体の変化、心の変化。
自分が子どもと見られるもどかしさ。かとい