氷室冴子のレビュー一覧

  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

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    『海がきこえる』の続編。周りの女性たちに振り回されてばかりの杜崎拓は「the 都合のいい男」って感じ(笑)
    里伽子や津村知沙が好き勝手に杜崎のことをたぶらかすことができるのも、2人とも美人という強みがあるからなんだろうな〜と思うけど、この続編では2人の弱さや脆さが描かれていてすごく人間味を感じます。
    20歳前後のキラキラした感じがとても羨ましいお話でした。

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    2023年07月21日
  • 新版 いっぱしの女

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    氷室冴子さんのエッセイ。
    私は学生時代、小説を読まずに漫画に浸かっていたので、大人になるまで氷室冴子さんの作品を読んでなかった。そして大人の私の感想は、独特の空気感と女の子たちの心情や言動がとても好きだ、だった。
    そんな氷室冴子さんのエッセイ。
    作品に通ずる、愛の深さと潔さと多彩さを感じた。深くもあり、けれど一瞬にしてそれが飛散するような儚さもある。でも、ゼロにはならない、ような。そんな、感じ(私の感じた雰囲気の話なので、それを伝えようとしてたというわけではない、と思う、多分)
    どん、と胸に重みを感じる言葉がたくさんあった。そしてほんの少し、昔だったり今の私が思い浮かんでくることも。

    そして

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    2023年07月09日
  • 冴子の東京物語

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    最初に刊行されたのはまだ昭和時代だったので今ならありえないまさに昭和な話もありつつ、数十年経った今でも通じる話もあり懐かしさとエバーグリーンさが入り混じった気持ちで読み直しました。氷室冴子さんがご存命だったら今はどのようなエッセイを書くのかなぁなどとも思ったり。

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    2023年04月18日
  • ジャパネスク・リスペクト! 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』トリビュート集

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    本家ジャパネスクをリアルタイムで読んでいた世代です。どのお話も漫画もハズレなくおもしろかった!氷室冴子さんへのリスペクトをめちゃくちゃ感じました。とくに10年後の瑠璃姫・高彬のお話と煌姫たちのお話は文体もそっくり。コバルトは優秀な作家さんが続いていたのですね。ご本人が読んだら喜んだだろうな。

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    2023年02月24日
  • なんて素敵にジャパネスク 人妻編 11巻

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    ネタバレ

    ついに決着の時…。

    ほんと、女っていざという時に肝が据わってるというか…男性である高彬には理解し難い強さがあるんでしょうね。
    そんなわけで、女御様一の女房・大弐は命を懸け、高彬の妹・由良姫は女の命(=髪)を懸けて、帥の宮と女御様の命乞いをする。
    こんな時でも変わらない調子の煌姫には本当に救われるわ~。笑

    いつでもお役目第一の高彬だけど、今回ばかりは忠節を曲げて、二人を遠くへ逃がす算段をつけてくれることに。(後の藤宮様談によれば、このような働きをしたのは“瑠璃姫に惚れた弱み”とのこと♡)
    でもよく考えたら吉野君の時もそうだったしなぁ…やっぱ、より惚れた側が負けみたいなもんなんでしょうかね?笑

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    2022年12月30日
  • 冴子の東京物語

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    氷室さんが20代後半から30才になるにかけての時期にしたためた名エッセイ。当時の空気感、氷室さんの人柄、すべてがぎゅっと詰まっていた。基本的に笑いありでサクッと読めるけど、ところどころに見られる世間に対する痛烈な皮肉が効いている。この方が今の世の中を見たら何を書くんだろうと考えると、若くして亡くなってしまったことがほんとうに惜しい。

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    2022年11月12日
  • 新版 いっぱしの女

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    氷室冴子さんの作品を初めて読んだが、日々の鬱憤や違和感を、こんな風に自分の言葉にしていることってすごいな、と思う。元は1992年に刊行された本だが、30年経ても良くも悪くも変わらないことはたくさんあり、すんなりと読めた。

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    2022年06月15日
  • 新版 いっぱしの女

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    女が生きる上で感じている違和感を描くエッセイ。
    時代が変わっても変わっていない部分が大きいことに驚く。

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    2022年05月29日
  • ジャパネスク・リスペクト! 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』トリビュート集

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    没後10年ということに驚き。もうそんなに経つんですね。
    そうするとジャパネスクを読んだのはさらに遡ること何年前・・・?
    もう内容忘れたんじゃないかなと思いつつ読み始めたところ、全てが懐かしい。瑠璃姫あきひめやゆら姫ちゃんと覚えてました(笑)
    うーん読み返そうかな

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    2022年04月08日
  • 新版 いっぱしの女

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    30年前に刊行された本とは思えない。

    いつの時代も同じように生きづらい。
    氷室さんのカラッとした語り口が痛快でクセになる1冊。

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    2022年03月27日
  • 新版 いっぱしの女

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    さようならアルルカン、白い少女たち、クララ白書、アグネス白書、シンデレラ迷宮、シンデレラミステリー、恋する女たち、雑居時代、少女小説家は死なない!、ざ・ちぇんじ、なんて素敵にジャパネスク、なぎさボーイ、多恵子ガール……

    ちょいとマセた小学生が児童文学に飽き足らず、大人の階段のぼる読書にハマるにうってつけのコバルト文庫。
    そういえば、シンデレラ迷宮のあとがきに登場人物ジェーンの由来があって『ジェーン・エア』を手に取ったのだった。11歳だった。

    復刊エッセイ。
    いっぱしの女として。独立して生きていく上で、断絶する社会と、友人たちとの違和感。少女小説家は世間とどう抗っていたのか。その怒りと行動に

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    2021年10月14日
  • 新版 いっぱしの女

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    30年前の作品とは思えないほど現代に通じるフェミニズム&シスターフッド。そのような言葉はまだないのでレズと表現されているのに時代を感じる…
    ただ、「男は奢って当たり前」という価値観はこの頃には最新だったというのが驚きなんだけど、本当か?!

    30歳過ぎて(私はまだ過ぎてないけれど)女友達が昔とちょっと変わってしまった淋しさ、男は男でオトナぶっていて、それを冷ややかに見たい一方で自分だけオトナになれていないようなやはり淋しさ、でも自分はプライド持って生きてるしどこかに仲間だっているんだから、という意地に大いに共感、元気が出た。
    なんなら最後の対談の貧乏暮らしエピソードにもめちゃくちゃ元気

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    2021年10月08日
  • 新版 いっぱしの女

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    子供のころよく読んでたコバルト文庫。その中でも特に人気で、映像化もたくさんされているのがこの著者。久しぶりに新版が出たと知って、懐かしくなって読んでみた。

    30年近く前に出版された本を、2021年に新装版で出版したもの。解説(町田そのこ)が追加されている。町田そのこと言えば、今大人気の「52ヘルツのクジラたち」の著者だ!

    氷室冴子は小説以外も読んでいたので、この本ももしかしたら昔読んだのかもしれない、覚えてないけど。
    30歳前後で独身、小説家という自由業、そして女であるということでの世間の風当たりの強さなどが書かれている。今では結婚しない人も多いし、当時もセクハラという言葉はあったみたいだ

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    2021年09月26日
  • 新版 いっぱしの女

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    氷室さんの作品は実は読んだことがなかったが、面白そうだと思って手に取った作品。まず、この作家さんの物事に対する視点と、語彙力、表現力に驚かされた。流れるように読めるのに、深くて、そしてすごく面白い。これが33歳で書かれたもの、ということに驚愕。自分は33歳よりも大部年上なのに、例え作者と同じようなことを感じたとしても、このように表現する言語能力を持ち合わせていない。まあ作家さんと素人の自分を比べることがおこがましいですが。。

    内容としては、作者の考えていることを、実体験で起きた出来事を基に描いていく構成で、その対象となる映画やらを知らないとついていけない部分もあるが、それでもなお楽しめる。な

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    2024年06月03日
  • 新版 いっぱしの女

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    202109/新版で再読。1992年の刊行、なのに今もこの時とあまり変わっていないことにショックを感じつつ。まだまだ氷室冴子たくさん読んでいたかったなあ…。

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    2021年09月15日
  • ざ・ちぇんじ! 1巻

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    中学生、高校生、そして今は50

    何歳で読んでも楽しい


    勢いがあって、どーなるの?と
    先を知っててもワクワク。

    古文への練習として読んだなぁと懐かしく思った。

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    2021年09月09日
  • 新版 いっぱしの女

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    30年前のエッセイだからといって「さっぱり理解できない」なんてことは無いらしい。
    時代が変わっても同様のもどかしさや面倒臭さはあるのだなあと。
    特に『ミザリー』と『一番とおい他人』の章が痛い。
    旅行先で一緒になった老婦人が囁いてくれた“人生の秘密”は覚えておきたいと思った。

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    2021年09月05日
  • 新版 いっぱしの女

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    ネタバレ

    1992年発行の単行本を新版として再刊行。

    懐かしい。私にとっては『なんて素敵にジャパネスク』の原作者さん。小説は原作として読んだかな?というぐらいの記憶しかないのが申し訳ない(;'∀')

    「詠嘆なんか大嫌い」…昔の女友達にたまに会うとこういう感じ(現在の愚痴をずーっと言う)になるのかなぁ。もう会ってないのでなんとも言えない。

    「一番とおい他人について」…女性の「それ分かる(共感)」について。

    「レズについて」…女が女にあこがれること、について。女性が「こうなりたい」と思うときの対象って女性なのが普通なのでは?

    「なるほど」…セクハラについて。この時代の一部の男性

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    2021年08月13日
  • クララ白書I

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    1980年に出された本なんだって!

    未だに古さを感じさせない、女子高生たちのドタバタを
    コミカルに描いてる

    初めて読んだ時は、中学生だったのに
    今ではアラフィフの主婦…

    高校時代を思い出したなぁ

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    2021年06月28日
  • 月の輝く夜に

    購入済み

    切ない…

    『なんて素敵にジャパネスク』が好きで、ちょっと何か読みたいと思って手に取りました。読んでよかったです。

    ハラハラしたりキュンキュンしたりの『なんて素敵に〜』とは違って、とっても切ない…

    でも、切なさの余韻に浸るのもたまにはいいかも。

    #切ない #深い

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    2021年04月29日