氷室冴子のレビュー一覧

  • 海がきこえる〈新装版〉

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    ジブリアニメ化された海がきこえるの原作です。
    映像作品より少し?内容が増えていると記憶しています。この間リバイバル上映されたジブリ版では多くの10代から20代の若い方がいらっしゃってたので、アニメが良かった方は是非原作である本作も読めば楽しめますし、2巻へと続けて読めると思います。

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    2025年11月15日
  • 落窪物語

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    平安時代を舞台にしたシンデレストーリー。
    物語前半では不憫な生活を強いられていた
    落窪姫が周りの協力でハッピーエンドを
    迎えられてよかったです。

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    2025年11月07日
  • 銀の海 金の大地 1

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    あなたは、”古事記”に興味があるでしょうか?

    “712年にまとめられた日本最古の歴史書”とされる「古事記」は、その8年後にまとめられた「日本書紀」と共に、日本の古代史を研究する上では必読書といえるものです。とは言え、それよりも後の時代の「源氏物語」でさえ現代語訳なしでは読めないのと同様に、「古事記」を原文で読むなど夢のまた夢でもあります。”わかりやすい”という枕詞を伴った解説本が多数出版されているのは読みたいけど読めない、そんな思いの中にある人が如何に多いかを物語っているとも言えます。

    そして、作家さんの中にも「古事記」に魅せられた方がいらっしゃいます。2008年6月に亡くなられた氷室冴子

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    2025年09月24日
  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

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    あなたは、10日間不在にして帰ってきた家の鍵が開いていたとしたらどうするでしょうか?

    いや、どうするでしょうか?なんて呑気なことを言っている場合ではありませんね。ただちに、110番、警察に連絡すべきだと思います。そもそも中には誰かが潜んでいる可能性さえありますから、部屋に立ち入ること自体がリスクだと思います。

    では、それでも勇気を出して扉を開けた先にこんな光景が広がっていたらどうするでしょうか?

     『7畳大の洋室の窓ぎわに置いたベッド、そのベッドのうえに津村知沙が寝ていたのだ。黒い袖無しの麻っぽいニットワンピースを着たまま、ベッドカバーの上にどたりと横になって、すこし口をあけて、ぐうぐう

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    2025年09月20日
  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

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    一気に女のドロドロドラマ、、ではあるんだけど、なぜだかこちらの方が好き。少女が自分の身を守るために纏ってた鎧が剥がれたように見えて、弱さを曝け出す強さを身につけたように見えて、好ましかった。愛があるから、だよね。
    私も銀座のクリスマスで海がきこえるかな。

    「一方でとても悲しい辛いことがあって、けれど一方ではちゃんと現実の小さな楽しみもあって、そうやって何かが動いていくのだ。現実のばかばかしいくらい小さい楽しみや、嬉しいことに出会って、元気になってくれるといい。」

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    2025年09月21日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    この空気感、、、原作も映画も好きだ。
    先に映画を観たので読み進めるとあの風景が思い浮かぶ。

    私の青春にあんなドラマはなかったけど、狭い世界で生きている時の居心地の悪さや選択肢のなさを思い出す。
    特に昔は逃げる事が許されなかったし、選択肢がなかったように思う。

    里伽子のことを「ああ、こういう子いたなー。」で終わらせたくないと、なんとなく思う。
    関わりたくはないけど。

    この物語の刹那的な煌めきをずっと味わっていたいから、続編は読まないことにする。

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    2025年08月30日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    映画見て、「なんで俺はこんな自分勝手な女の子に振り回される話が好きだったんだっけ?」と思ったので、おそらく中学生ぶりくらいに再読。
    映画とは結構違うところがあり、拓が東京行ってからの話はほぼカット。りかことの再会も映画とは全然違う。
    りかこが自分勝手なのは同じだが全編拓の視点でかかれているので、拓と同じ気持ちになってなんとなく許してしまう。
    拓が本当にいいやつで、ちょっと人に甘いところや腹が立った時に見境なくなるところはあるが、すごく優しくて、ちゃんと人のことを考えるやつなのが好きだ。

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    2025年08月23日
  • 冴子の母娘草

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    初読だと思っていたけれど読んだ覚えがあるエピソードがいくつか出てきて、初文庫化されたときに読んだような気がしてきました。でもそれから30年近く経ったこともあり当時よりは母娘両方の気持ちがわかるように思えました。

    これが典型的な昭和の母娘の話だとは思わないけれども、自分の妻と妻の母親も似たようなやりとりをたまにしていてやはり時代的なものもあるのかな。

    最後のエピソード『番外編・そしてコンサートの夜』は今読んでもすごくいい話で自分が好きな氷室冴子さんがすべてここにつまっています。

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    2025年08月22日
  • 銀の海 金の大地 6

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    真秀の成長がより強く感じる巻。運命に翻弄されるしかない時代。自分の生まれと血筋によって運命が決められる世界。そんな中にあって、波美王の、自分の中にある王国の誇り高い王になれというメッセージは響いた。氷室冴子が少女たちにどのようなメッセージを送っていたのかがよくわかる言葉だと思う。
    真秀だけではなく、そのほかの女性陣も印象的だった。歌凝姫、小由流。お互い間接的に絡んでいて、一人の男も視点が異なれば見える姿も異なってくる。群像劇的な様相が強くなってきた本作だけど、何が真実かはわからないが、自分の見えている世界しか信じることができないという波美王の考え方が潔くて好きだと思う。

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    2025年08月15日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    子供の頃、家にあったビデオを観ていた。
    元々ジブリ作品が大好きなこともあり、何度も繰り返し観ていた。当時は小さかったので意味はよく分かってなかったような気がする。
    懐かしくなり書店で見つけて購入。
    思春期特有の心情や人間模様が何ともリアルだし、生々しさもあるが何故か爽やか。

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    2025年08月20日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    先日、映画のリバイバル上映を観たので数十年ぶりに再読
    90年代の風俗がいきいきと描かれている
    若い頃はあまりピンとこなかった、むしろ苦手だった武藤里伽子や津村知紗がとても愛おしく思った
    氷室冴子という偉大な青春小説家をしみじみと思い出した

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    2025年08月11日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    良すぎた。既視感のある青春時代の悶々とした感じや、胸が苦しくなる登場人物の描写。所々、過去と行き交うので「?」となったりしたけど、読んでいるとわかるから問題なし。夏に読んで正解!大きくなったら我が子にも読んでもらいたい1冊。

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    2025年08月06日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    ネタバレ

    映画をみてから読んだので、映像がはっきり浮かんで、以前から興味のあった高知にもっと行きたくなった。
    青春群像劇と言ってしまえばそうだけど、どうしてこうも切なさを帯びているのだろう。
    物語の語り手である杜崎の幼さと諦めのバランス感が映画よりも普通の高校生だな〜と感じた。映画ではもう少しどちらにも振れているようにみえて、この時代に描かれる男の子にしては、素直に周りと接しているのは、氷室冴子ならではなのかな。

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    2025年07月29日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    最近リバイバル上映があり、初めて映画を見た。ジブリでまだ見てない作品があったんだ!という驚きと共に見たこの作品は、昭和レトロのような雰囲気がとても印象的だった。携帯もネットもない世界の青春って、恋愛って、こんな感じなんだ…… 電話で連絡取り合うんだ…… なんか羨ましいな。そんな気持ちが芽生えた。
    原作があるのを知り、小説を読んでみたら、映画製作がいかに丁寧に作られていたかがよくわかった。心情の描写を丁寧に言葉(台詞)にしてくれていたことに気づく。
    やはり映画には描かれていなかった場面もあり、さらに続編もある!とのことで、手にして良かった。
    どこまでも優しい杜崎くんが幸せになれますように。

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    2025年07月27日
  • 銀の海 金の大地 7

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    タイトルの意味に少し触れられている本編。そういう事なのかと予想の範囲内。でも、それとは別に込められた何かがありそう。
    真秀と真澄の繋がりがまさに佐保にとっての滅びであるのか?その滅びは永遠なのか?終わりの始まりなのか?と思う全11巻の折り返し地点。

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    2025年07月20日
  • 銀の海 金の大地 3

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    日子座の恐ろしい陰謀と御影との過去を神夢で知り、佐保に憎まれ、真秀の意思とは関係なく過酷になっていく状況と真秀を含む周りの人達の激情に読んでいて苦しくなって疲れた。
    それでも続きが気になって仕方がなかった。

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    2025年07月07日
  • 銀の海 金の大地 6

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    波美王の「おまえは真秀という名の王国のただ一人の王だ」「人にあけ渡すな。だれの支配も許すな」という言葉は、今の時代にも響く。家族のために生きてきた真秀が、自分のために生き抜く決意をする。
    この後も彼女や周囲の人の厳しく辛い物語が続くのだろう。

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    2025年06月22日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

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    表紙のイラストが素敵です。
    メインとして登場するわけではない『赤毛のアン』や『若草物語』『秘密の花園』なら読んだことがあるけれど、この本の中で紹介されている本は知らないものばかりでした。
    でも、氷室冴子さんの文章を読みながら読みたくなりました。

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    2025年06月12日
  • 銀の海 金の大地 5

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    心の傷は見えないからこそ、思いの外深い。
    真秀と真澄の純粋さ(幼さ)と、周りを取り囲む悪意とのコントラストが結構キツイ巻だったかもしれない。真秀の無事を祈るし、素直に祈れない彼の気持ちがどうこの先変わっていくのか、楽しみに次巻を待つことにしよう

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    2025年05月25日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

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    202504/もう氷室先生の新刊が読めないさみしさはあるけど、嬉しい復刊。赤毛のアンの新アニメ放送されているこのタイミングというのも、広まるきっかけになりそう。「リンバロストの乙女」という作品は知らなかった、是非読みたい。

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    2025年05月16日