氷室冴子のレビュー一覧

  • 少女小説家は死なない!

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    ノリ、テンポ、スピード感……。
    すべてが揃っていて、面白かったです。特に、後半のたたみかけは笑わずにはいられない!
    時代を感じる文体ながらも、今の時代に通用する面白さ。読めてよかったです!

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    2026年06月07日
  • 銀の海 金の大地 11

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    6月6日は 氷室冴子 さんの忌日、藤花忌。
    2008年、51歳。小説家として熟成されていく、まさにこれからという年齢でした。

    『銀の海 金の大地』を、私はリアルタイムでは読んでいません。
    「転生ファンタジー」という副題の趣旨もわからないまま、最終巻まで読み終わりました。

    この巻のあとがきは1996年に書かれていて、まずこの作品が未完であることが確認されます。まだ「真秀の章」が終わったばかりなのです。

    そしてここで、作品全体に関わる「転生ファンタジー」という構想の意味も明かされます。
    これから読まれる方もいらっしゃると思いますので詳細は避けますが、氷室さんが用意していた壮大な構想には驚かさ

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    2026年06月06日
  • 少女小説家は死なない!

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    このコメディを書き上げた熱量に☆4です。4人の少女小説家のモデルがわかる方、教えていただきたいです。

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    2026年06月06日
  • 銀の海 金の大地 10

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    中毒し佐保に留まっていた大王は回復に向かっていた。だが、大王とともに倒れた王子たちそして彼らを見舞う名目で訪れた豪族たちは佐保に留まったまま。
    何より、真秀と真澄――滅びの子の訪れに、佐保の人々は慄いて……。

    その頃、佐保から姿を消した佐保姫は、真秀の力で素性を偽り、自らの意志で大王不在の王宮に残っていた。真秀と瓜二つの佐保姫に出会い、驚愕する歌凝姫、そして須久泥王。
    王宮で、これまで知ることのなかった人の悪意に触れた佐保姫は戸惑い、それでも真秀を慕う真心を失わないのだが……。

    ついに佐保の長老・穂波は、佐保一族が生きのびるため、「滅びの子」たる真秀と真澄を殺そうと決意する。
    今や誰も叶わ

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    2026年06月01日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

    購入済み

    ご自身いわく『愛読書をめぐる、とても個人的な雑談』楽しく読ませて頂きました。冴子先生のエッセイは初めて読みましたが小説の語り口そのままで、やはり好きな作家さんだなと思いました。特に食べ物とドレスについて語った最終章が面白かったです。

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    2026年05月23日
  • 銀の海 金の大地 6

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    めざめたとき、体は動かなかった。

    波美王の手で攫われ、何者かに拘束された真秀。誰が、何のために自分を攫わせたのか。目的がわからぬまま必死に逃げ出そうとする真秀だったが、依頼主の妹・小由流とともに墳墓の中に閉じこめられてしまう。互いを励まし合いながら、少しずつ友情を育んでいく真秀と小由流。その背後では、佐保一族を利用しようとする大和豪族たちの駆け引きが激化していた――。
              オレンジ文庫紹介文

    主人公の少女真秀は、その出生、父親は誰であるかが 知れると豪族達との婚姻を取引に使われることになる。
    彼女の望まざるに関わらず、拉致、そこからの逃亡、戦闘。まだ物語が始まって 半月ほど

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    2026年05月08日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    少女小説家といつから言われ始めたのだらうか。坊っちゃんを描いても漱石は青年小説家ではないだろうに。小説家氷室冴子さん。母校の後輩でもあることがとても嬉しい。

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    2026年05月05日
  • 銀の海 金の大地 4

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    真澄と御影のため薬草を採りに出た草原で、真秀は刺青をした謎の男に捕らえられた。彼の名は波美王。暗殺を生業とする闇の狩人だった。彼は、真秀の佐保彦への思いを「禍つ恋」だと忠告して姿を消す。一方、佐保彦の参謀・燿目は、佐保彦の命に従い、「滅びの子」である真秀たち三人を殺そうとしていた。突然燃え上がる炎に襲われた真秀と真澄。それを見た佐保彦は…!?
              オレンジ文庫紹介文

    氷室さんの 「銀の海 金の大地」は、古事記がベースとされていますが、
    古事記に書かれなかったその周りの世界、
    地方勢力、中央との政治的な繋がりと
    実態を模索しているみたいですね。

    国造りの後、王族は各地を治めて

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    2026年05月03日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    本を読んで、映画を見たくなった。
    主人公拓と里伽子のイラストは、私のイメージとは少し違った。
    修学旅行がハワイなんだー、と思ってしまった。いいなぁ。私もものすごく昔だけど、国内。

    心に残ったのは、里伽子が「あたし、かわいそうね」と言ったシーン。
    若い頃の傷つきやすさとか、不器用さがリアル。

    氷室冴子さんは何作か読んだ。
    『さようならアルルカン』で『いのちの初夜』を知り、『ざ・ちぇんじ!』で『とりかへばや物語』を知って、読んだことを思い出す。
    裏表紙に2008年逝去と書かれていて驚いた。たぶんその頃ニュースで見たはずなのだが、覚えていなかった。若いなぁ。
    まだまだ作品を読みたかった。

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    2026年04月19日
  • 月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!

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    懐かしさの意味も込めて星4。ざ・ちえんじ、1983年コバルト文庫!いやはや、私が少女(笑)だった頃、読んだなぁと。すごく読みやすくて良かったですわ。作品としては、月の輝く夜に、の方が風情ありますねぇ。少女小説家、、クララ白書、、は要らなかったなぁ。氷室冴子先生、既にお空の方なんですねぇ、、、。

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    2026年04月18日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

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    愛読書は『赤毛のアン』
    シリーズ通してこれまで何十回も読んできたし
    モンゴメリの『丘の家のジェーン』や『パットお嬢さん』、『エミリーはのぼる』そのほかあれもこれも読んだ
    ほかの作家さんのお話もかなり読んできたのよ
    でもでも、この本を読んだら知らない作品の多さにびっくり
    読んだ本も読んでない本もあらためて読みたい
    というのが本の感想なのだけど、
    この本で一番胸に響いたのは付録の手紙。
    そこに書かれているのは、私の体験と似ているし
    今の私の心情に重なるところが多い。
    祖母の世代は着物や洋服を作って着ていた
    わたしは母が編むセーターを着て学校に通っていた
    どんな柄がいいと母に注文だしたりしてね
    母の

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    2026年02月19日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    ネタバレ

    ジブリ作品が大好きで、原作もかなり評価が高いと知っていたので、すでに購入してお家で眠らせていた本。アニメは見たことがないので、観てから読もうと思っていたが、なんとなく「青春」の本が読んでみたくなって、一気読みしてしまった。今私がちょうど登場人物と同じくらいの年齢(=大学生)なので、この機を逃さずにはいられない!?ので、絶対DVD買ってやる!!なんで、金ローでやってくれないの!?( ;∀;)

    不思議な感覚の本だった。主人公の目線に立って話を読み進めていたら、あっという間に読み終わってしまった。普通里伽子が自分勝手で、いやな奴だなーと思いそうだけど、不思議とそう感じず。素直じゃないけど、かわいい

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    2026年02月08日
  • 続ジャパネスク・アンコール!

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    『守弥のジャパネスク・ダンディ』
    『小萩のジャパネスク日記』
    『瑠璃姫にアンコール!』
    の3編からなるスピンオフです。

    守弥も小萩も本編を通して魅力的な人物でしたので、スピンオフで主人公となり、各自の目線で物語が語られるのがとても面白かったです。
    これで瑠璃姫は読み納めなのが残念です。
    女が弱い時代なのに、ジャパネスクに登場する女性は賢くて行動的でかっこいい人ばかりでした。
    とても面白い平安絵巻でした。

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    2026年01月02日
  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

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    拓や田坂さんはこの先どうするのか。
    彼女達が脆くて危ういからこそ成立している関係でもある。
    彼女達がいつか本当に大丈夫になったとき、新しい恋人ができ、彼らのアイが不要になったとき、
    彼らどう折り合いをつけるのだろう。
    そんな続編を読みたいと思った。

    アイは無償であるからこそアイなのか
    素敵な大切な宝物のような時間だったなとずっと心に閉まって生きていくのだろう

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    2026年01月02日
  • ジャパネスク・アンコール!

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    ジャパネスクのスピンオフ的な作品です。
    守弥と煌姫のコンビ?結成の経緯がわかります。
    なにかと知恵が働く守弥でも、さすがの煌姫のほうが何枚も上手でたくましい。
    血筋が良くて美人で頭も良いなんて、最高ですね。
    瑠璃姫は直接登場しませんが、ジャパネスクの世界を楽しめました。

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    2025年12月30日
  • 銀の海 金の大地 11

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    復刊につき約30年ぶりに再読。
    古代日本が舞台。様々な一族が出てきて、姫や王子達の恋があり、男女の出会いが国の行く末を狂わせてゆく。

    丹波の将軍美知主がかっこよすぎる。彼は佐保一族を手に入れて、自分の一族が大和という一つの国にまとめあげてみせるという熱い野望があり、目標達成の為には手段を選ばない。その知性と冷静な判断力。10代の頃にこの物語を読んでいた時は、主人公真秀の恋の行方に気を取られて美知主の魅力に全く気づいていなかった(笑)

    6巻で波美の一族、波美王の言葉で「おまえは真秀という名の王国の、ただひとりの王だ。王なら、その領土をいのちがけで守れ。けっして、人にあけ渡すな。だれの支配も許

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    2025年12月21日
  • 銀の海 金の大地 11

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    毎月の楽しみもこれで完結。リアルタイムで読んでいた方々は本当に待ち遠しかったんだろうな。

    真澄には特に思い入れはなかったなのだけれども最後に人間らしさが現れて少しだけ好きになりました(遅すぎ)。

    波美王と須久泥好きとしては番外編二つも良かったです。

    ああ、来月から楽しみがひとつ減ってしまうな…。継体天皇の文献でも読むか。

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    2025年11月22日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    ジブリアニメ化された海がきこえるの原作です。
    映像作品より少し?内容が増えていると記憶しています。この間リバイバル上映されたジブリ版では多くの10代から20代の若い方がいらっしゃってたので、アニメが良かった方は是非原作である本作も読めば楽しめますし、2巻へと続けて読めると思います。

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    2025年11月15日
  • 落窪物語

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    平安時代を舞台にしたシンデレストーリー。
    物語前半では不憫な生活を強いられていた
    落窪姫が周りの協力でハッピーエンドを
    迎えられてよかったです。

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    2025年11月07日
  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

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    一気に女のドロドロドラマ、、ではあるんだけど、なぜだかこちらの方が好き。少女が自分の身を守るために纏ってた鎧が剥がれたように見えて、弱さを曝け出す強さを身につけたように見えて、好ましかった。愛があるから、だよね。
    私も銀座のクリスマスで海がきこえるかな。

    「一方でとても悲しい辛いことがあって、けれど一方ではちゃんと現実の小さな楽しみもあって、そうやって何かが動いていくのだ。現実のばかばかしいくらい小さい楽しみや、嬉しいことに出会って、元気になってくれるといい。」

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    2025年09月21日