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「海がきこえる」
2025年7月4日公開
出演:飛田展男、坂本洋子、関俊彦
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
この小説が本当にいつ書かれたんだろうと思わず思ってしまうくらい、自分自身の大学生の頃と本当にシンクロする。初めてアパートに入った時の高揚感、何も縛られない自由と、無力さ、そして突然部屋で寝ている大学の先輩女性に思わず焦る主人公。友人との関係や距離感、そういう都会の何かに高揚しつつ、地元に帰った時の安堵感。この小説は全てを網羅している。立ち止まることを許されていた大学生、きっと川の流れをゆっくり見ていたような気がする。自分は、どういう人生を歩むんだろうと、自分に期待しつつ、不安にもなったものだ。今でこそ、堂々と、大丈夫だよ、立派にやってるから、とその当時の自分に伝えてあげたい、そんな暖かい眼差しを感じる小説だ。
アイの形がテーマとなっている続編は、若くて大人になりきれない、いろいろ割り切れないからこそのまっすぐな行動を、ある種の肯定感とともに描いていく。天真爛漫に見えるリカコも、相手を打ち負かす嫌味な言葉も使えるようになっているし、モリサキもまた面倒なことにと言いながら、リカコの鋭い言葉に、時にイラッと、時に安心感を覚えている。アイってさ、どんなに面倒で、嫌味を言われても、どれだけ離れて行っても、それでも変わらないものなんだと思う。いつまでも、一緒にいれたらそれでいいって思えるものなんだ。
Posted by ブクログ
4/7〜4/15
うーん!積読してたのを念願の読破!
映画を見てとっても感動したので、2を買って読んでみた。1から読めばよかったな〜。うーん、買おう。
杜崎が魅力的に見えるのはりかこと付き合ってるからで、杜崎にはりかこが、りかこには杜崎が、パズルのようにカチッとハマってるんだよな〜。
りかこのワガママも強気な発言も、そんなことを言ってほんとは寂しがってるなとか、八つ当たりしてるだけだな、かわいいやつだな〜って見てる、愛のある杜崎の視点から本を読めるのめちゃ良いですよ〜。
あと水沢の話のあたりも良かったな〜。
アイってきっと広がっていくものなんですね…。
Posted by ブクログ
本作は続編であり、それぞれの大学時代を現在進行形で描いている。(1巻は大学に進んだ拓の回想と現在が入り混じっている。)
やはり本作品は登場人物それぞれの魅力が強い。
しかも、それぞれ異なる魅力のため人物への思い入れも強くなる。
前作からそうだが、拓が意外と女性の心情に疎かったのは読者もやきもきさせられて面白い。また、この時代は明確に付き合う付き合わないを言葉で決断するのではなく、海外のように会う回数を重ねることやお互いの雰囲気から自然とそのようになるということを知らなかったので驚きだったが、今よりも自由な雰囲気を感じて羨ましく思った。また、何よりも驚いたのは当時の大学生(作品の人間だけなのかもしれないが)が、素材や形にこだわっておしゃれを日頃からしていたことだ。あの時代の大学生は比較的裕福な家庭が多いとかあるかもしれないが、シルク素材のジャケットを着れるなんて、少なくとも私は考えられないし、そんな大学生が街で浮かない時代であることが何より素晴らしい。。
この作品は当時の時代における男女の友情や恋愛のことを知ることができてとてもよかった。ただ、この作品が全てではないことはしっかりと頭の念頭に置いて、参考程度の認識にしておきたいが言葉で人に感情を伝えることの難しさといまの時代がどれだけ楽なのか痛感させられた。
これからは、できる限り直接思いを人に伝えられるよう語彙力と思考力を磨いていきたい。
Posted by ブクログ
1巻を入手できたことでやっと2巻を読むことができた。
1巻では、里伽子も千沙も男を振り回す女性で同じタイプだと思っていた。
2巻を読むうちに、全く違うタイプだと思えてくる。彼女らは男性を振り回すタイプでも、里伽子は両親のことから派生することに目を背けようとして、拓を振り回していくが、人の痛みがわかるのではないだろうか。
千沙は妻子持ちとの不倫の解消から精神不安定に陥り、人の痛みには鈍いのでは?と思うようになってきた。
バブル絶頂、90年代前半を舞台にした青春であり、出てくる大学生の男子は皆いい人ばかりでした。
歳を重ねた今、読んであまり理解できていないけれどまた読んだらもっと理解できるのだろうか。
安斉のおばあは嫌いでした。
「海がきこえる」
2025年7月4日公開
出演:飛田展男、坂本洋子、関俊彦
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