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Posted by ブクログ 2023年08月12日
恋は盲目、あばたもえくぼ。
拓は里伽子にアイがあるから、その身勝手さにどれだけ振り回されても最終的には許すことができる。大沢氏が津村知沙のことを「痛々しくて放っておけない」と感じたのも、きっとアイのかたちのひとつなのだろう。初めて読んだ高校生のときとは違い、齢をかさねたぶん読後の余韻や登場人物の印象...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月19日
拓がいい奴すぎる。そして拓の男友達は田坂さんや北原さんも含めてみんないい奴すぎる。みんなありったけのアイがある。拓の親くらいの年齢なのに自分も拓になりたいと思ってしまった。
自分はずっと津村知沙派で里伽子はずっと好きになれなかったけど、最後の最後はあれ?好きかもとなって作者の思うツボでした。
そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月16日
1巻を入手できたことでやっと2巻を読むことができた。
1巻では、里伽子も千沙も男を振り回す女性で同じタイプだと思っていた。
2巻を読むうちに、全く違うタイプだと思えてくる。彼女らは男性を振り回すタイプでも、里伽子は両親のことから派生することに目を背けようとして、拓を振り回していくが、人の痛みがわか...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月13日
東京を舞台とした大学生編。1990年代の空気感が、モワモワと蘇ってくる。携帯のない時代ならではの物語。
「銀金」と共に、作者が存命していてくれたら続きが読めただろうに思ってしまうシリーズ。
大人になった拓と里伽子の姿も見てみたかった。
余談ながら、『海がきこえる』のその後を考えると、90年代半...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月21日
『海がきこえる』の続編。周りの女性たちに振り回されてばかりの杜崎拓は「the 都合のいい男」って感じ(笑)
里伽子や津村知沙が好き勝手に杜崎のことをたぶらかすことができるのも、2人とも美人という強みがあるからなんだろうな〜と思うけど、この続編では2人の弱さや脆さが描かれていてすごく人間味を感じます。...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月24日
1990年代、女の子に連れ回される男の構図も今はないものだから新鮮だった。爽快でもなく、ハートフルでもないのに読み終えた後にじんわりくるのは、アイという主題と、里伽子が見せた弱みと、手を繋いだ二人を読めたからか。
作中のおばあちゃんのビデオを見た後の気持ちと同じような気持ちになることを狙って作者は作...続きを読む
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