氷室冴子のレビュー一覧

  • シンデレラ迷宮

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    ごく普通の15歳の少女だったはずの利根(リネ)は、目覚めると見知らぬ洋館にいた。名前以外の事をほとんど思い出せない利根を取り囲んでいたのは、彼女に招待されたという踊り子のオディール、姫君ゼランディーヌ、そして奥方と王妃。四人それぞれの家に滞在する内利根はそれぞれの抱えた苦しみを知る。それは利根もよく知っている感情で……。引きこもり(……)には大変共感出来る話です。

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    2009年10月07日
  • なんて素敵にジャパネスク 人妻編 1巻

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    なんて素敵にジャパネスクの続編。
    時は平安、元気でぶっ飛びの瑠璃姫と真面目で帝に忠誠心が熱い高彬が結婚に至るまでも、それはそれは大変で。人妻になっても、やはり何事も起きないわけがなかったという感じです。
    平安時代という設定だけでも楽しめます。
    わたしは、守弥が好き。あの狼狽ぶりがからかいたくなるのよねぇ(笑)

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    2009年10月04日
  • ざ・ちぇんじ! 1巻

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    絵が気に入って買ったら話も面白かった!新釈とりかえばや物語の古典漫画。妖しの恋(ほんとはノーマル)に悩む宰相の中将が好きでした。文庫版で全2巻。(私が持ってる花ゆめ版全4巻はもう廃刊かも)

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    2009年10月04日
  • 多恵子ガール

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    作者ご本人が「書いていてやんなちゃった」とおっしゃった多恵子ちゃん。確かに同感(笑)かと言って、自分は同じじゃないと言い切れないところが、氷室さんのうまさなんだろうな。
    私も高校生の頃はこんな風にいじいじしたり、人を試していたり、おせっかい焼いたりしてました(苦笑)

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    2009年10月04日
  • なんて素敵にジャパネスク 1巻

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    この本を読んだのは遥か昔なんだけどこの物語のおかげで古典の成績よかったです。 笑
    なんど読み返してもおもしろい。

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    2009年10月04日
  • ざ・ちぇんじ! 1巻

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    というわけで、これもマンガ持ってます。着物の柄って書くの大変だろうなぁ。平安ルックが違和感なく見える山内直実の絵は好きです。

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    2009年10月04日
  • なんて素敵にジャパネスク

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    中学生の頃、これを読んで平安時代用語を覚えました…懐かしい。昔のイラストの方が、味があって好きだったんだけど。

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    2009年10月04日
  • 冬のディーン 夏のナタリー(3)

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    あとがきを見ると、キャンパス編も出るはずだったらしいが、これ以降、出ていない。続編が読みたかったです。

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    2009年10月04日
  • 冬のディーン 夏のナタリー(1)

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    大学受験に失敗したのに、ついテレビの合格インタビューを受けてしまったワタル。思っていたよりもテレビの威力はすごいのだった…。
    ワタルが考えすぎる兄で、弟のタケルがジェームス・ディーンばりの反抗を見せるのですが、それぞれの気持ちがわかって、からまわりからまわりのお話しです。

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    2009年10月04日
  • アグネス白書I

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    クララ白書の続編。しーのもめでたく高校生になり寄宿舎はアグネスに名前が変わります。
    しーのは天才と前評判の高い編入生とルームメイトになりますが‥。
    憧れの先輩、徳心スター達もマッキーの変人ぶりも健在。今読んでも楽しい小説です。

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    2009年10月04日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    90年代の青春小説ですが、今読んでも全然色褪せることなく読むことができました。
    大学生になった主人公が高校時代を振り返りますが、子供以上大人未満のくすぐったさが存分に出ていたのと、同じような時代に青春を謳歌した自分にとっては、懐かしさも感じる一冊でした。

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    2026年06月03日
  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

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    大学生の脆さと強さを強く感じる作品だった。

    前作の海がきこえるの続編である本作では、大学生として東京の地で慣れない生活を送る拓と彼を取り巻く多くの人々との関わり合いによる物語だった。
    自分を守るために虚勢を張る2人の女性を中心に、それに振り回される2人の男子大学生という構図が目立っていたと思った。大学の先輩である田坂さんという境遇は違えど、女性に振り回される同士としてのキャラクターがいることで、拓を中心に巻き起こる事件にひとつ温かみを持ちながら読み進めることができた。

    大学時代に経験する虚無感と情熱がよく表現されていて、ワクワクする作品だった!

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    2026年06月02日
  • 銀の海 金の大地 9

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    余命わずかな母・御影に安らかな死を迎えさせようと、真秀は真澄と共に母を連れて、ついに佐保を訪れる。それは次期首長である佐保彦が認めたことではあったが、予言された「滅びの子」が現われたことに、佐保の人々は畏れおののいて……?

    そんななか、佐保彦の妹・佐保姫だけは、真秀たち母子にいたわりの心を寄せ、真秀たちが滞在する春日の狩屋を望む地へ、兄に願い幾たびも訪れていた。
    瓜二つの容姿を持つ、佐保姫と真秀。
    真秀は、佐保彦が己を助けてくれたのは、自分を助けたかったのではなく、妹に似ていたからだろうと、あえて佐保彦を怒らせる激しい言葉を放ってしまう。こみあげてくる思いがなんなのか、真秀自身にもわからない

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    2026年05月18日
  • 銀の海 金の大地 8

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    真澄に続き、真秀までもが強大な霊力に目覚めてしまった…!
    それを知った美知主は、真秀たちを淡海から出すまいと配下に命令するとともに、佐保の一族を息長の手中に取り込むべく、佐保彦にある「交渉」を持ち掛ける。
    脅しにも似たその言葉に佐保彦は何と答えるべきが逡巡し… 
    そして真秀は、真澄、御影を連れて、淡海を旅立つ覚悟を決めて…!

    一方、大和国中では、伊久米の大王に嫁いだ美知主の大姫・氷葉洲姫が、大王の子を身籠もりつつ、悶々とした日々を過ごしていた。その煩悶の訳は、美しい異母妹・歌凝姫。淡海から突然やってきた妹が、あるいは他の美しい女たちが、夫である大王の心をとらえるのではないかと危惧した氷葉州姫

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    2026年05月14日
  • 銀の海 金の大地 7

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    滅びの子である真秀を憎んでいたはずの佐保彦。
    だが彼は、真秀の命を救うため、淡海を後にしようと決断していた。同じ頃、美知主の捜索により、真秀をさらわせた人物が判明。真秀は無事に救出され、美しい歌凝姫への妄執から、真秀の誘拐を企てた穴太の邑長・忍人は惨殺された。

    その頃、佐保から野洲へ、早馬が訪れていた。
    現われたのは、佐保の長老・穂波。霊力を失っていたはずの大闇見戸売が未来を予言し、その事実を確かめるために淡海へ来たという。さらに、佐保彦の未来について、本人にも伏せられていたある「占」があったという事実を穂波から告げられ、兄夏や速穂児らは色めき立つが……。
             オレンジ文庫紹介

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    2026年05月11日
  • 銀の海 金の大地 5

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    佐保彦の腹心・燿目が、真澄の霊力をその身に受け、無惨に焼け死んだ。
    真秀は燿目を死なせたのは自分だと我が身を責めて苦しんでいた。
    そんな彼女に近づいてきたのは、新たな佐保彦の伴人・月眉児。
    彼女のたおやかな容姿と優しい言葉に真秀は慰められ、その幻影を生む力が燿目と再会させてくれたことで、月眉児に心を許そうとする。だが、それは月眉児の企みだった。
    策謀を見破った波美王の手で、真秀はその場から助け出される。だが、波美王は突然真秀を息長から連れ去ってしまう……何者かが、波美の一族に真秀の誘拐を依頼していたのだ。
    真秀が誘拐されたことを知った美知主らは、水面下で新たな駆け引きを始める。
    一方、淡海に留

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    2026年05月07日
  • 銀の海 金の大地 3

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    大王の使者として息長を訪れた佐保彦から「滅びの子」と詰られ昏倒した真秀は、若き日の日子坐がなした恐るべき陰謀、そして日子坐と母・御影の出会いを神夢にみる。目覚めた真秀の前に現れたのは、佐保彦の伴人・速穂児だった。速穂児によって佐保の人々が自分のことも御影のことも、兄・真澄のことも疎んじていると思い知らされた真秀は、衝動的に佐保彦のもとへ走るが、かえって激しい憎悪を浴びせられる。打ちひしがれ、我を失った真秀を抱き上げたのは、美知主の弟であり、息長の首長である真若王だった。だがそれは、真秀を救うためではなく…!?
    果てしない憎しみの連鎖に囚われ、互いを憎まざるを得ない真秀と佐保彦。
    なのにどうして

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    2026年04月30日
  • 銀の海 金の大地 2

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    初潮を迎えた真秀は「月の忌屋」に籠められた。十日後、ようやく外界へ戻った真秀は、真若王や息長の男たちの邪な視線に晒されることになる。絶体絶命の真秀の危機を救おうとする真澄に、おそるべき霊力が目覚めーー。必死に逃れようとする真秀の前に現れたのは、ずっと焦がれていた同族「佐保」の若き王子・佐保彦だった。しかし佐保彦は真秀が御影の子と知るや「滅びの子」と罵り鞭打って…次々と襲う、苛酷すぎる運命に真秀はどう立ち向かうのかーー?
              オレンジ文庫紹介文

    氷室さんは、大和言葉を思わせる語りを織り込みながら、『古事記』の神話的で断片的な世界に、確かに人が息づいていたのだと思わせる。

    若い

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    2026年04月29日
  • 銀の海 金の大地 1

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    夢のなかで、真秀は船にのっていた。これは夢だと、夢のなかでわかっている。

    舞台は古代日本――湖の国・淡海。14歳の少女・真秀(まほ)は、複雑な生い立ちのため人々から疎外されながらも、病で寝たきりの母・御影(みかげ)と、目も耳も不自由だが不思議な霊力をもつ兄・真澄(ますみ)とともに気丈に生きていた。ある日、真秀は母の病にきく薬をもらうため丹波行きの船に乗るのだが。「古事記」を愛した氷室冴子が手加減なしで書いた、超弩級のエンターテインメント小説!
    -オレンジ文庫紹介文ー

    解説は書評家の嵯峨景子さん

    古事記中巻、垂仁天皇の段、沙本毘古の叛乱をベースとした長編小説。
    雑誌『Cobalt』に199

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    2026年04月27日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

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    後半にある氷室冴子の手紙として記されてた氷室冴子自身の幼い頃の豊かな日本の原風景の暮らしが心に残った。

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    2026年03月16日