氷室冴子のレビュー一覧

  • 冴子の母娘草

    Posted by ブクログ

    分かり合えそうで、分かり合えない『母娘』という関係性。歯がゆい気持ちとか怒ってしまう物言い、冷静かつ細やかな分析がおもしろかった。価値観のおしつけはしんどい〜

    0
    2025年12月29日
  • 銀の海 金の大地 4

    Posted by ブクログ

    悲劇しかない…面白いけど辛い。
    ☓☓、本当に人気あっただろうね。ファンも作者も辛かったようだ。
    波見王、また出てくるかな。

    近江の地名がいっぱい出てきて嬉しい。
    蒲生などは高速道路でよく通るから知っている地名だ。
    既知の細かい地名が出てくると、自分とこの時代との繋がりをかんじてグッとくる。
    真秀は野洲に住んでるのか。

    0
    2025年11月29日
  • 銀の海 金の大地 3

    Posted by ブクログ

    はあはあ…怖い
    不穏オブ不穏。まだまだ続きそうなこのムード。
    カガメの言ってたことが怖いし、まだ何かなんだか壮大な背景は見えてこないし、ミチノウシはやっぱり良いと思いました。怖いけど。解説の町田さんもミチノウシは夫にしたいと話してた。同意オブ同意であります。

    こんなに母系の力の強い時代でも、ヒコイマスやらを始めとした男たちの力づくのヤリモク、ヤリ捨てが溢れてて吐きそう。
    未遂シーンは毎回死ぬほど嫌なものとして描かれていて、読者のこちらも怖くなる。そこに筆力が割かれてるの、女性作家への信頼と言う他ないですね。
    感想は、がんばれ、真秀、です…。
    まだヒーロー役の少年の良いところがほぼ出てこないん

    0
    2025年10月31日
  • 銀の海 金の大地 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伝説の古代ファンタジー、ここから始まる!

    真秀は病気の母と目も耳も不自由な兄と、息長の里で必死に生きている。ある日、母が佐保の一族だと聞いた真秀は、その一族への思いを強くしていく。

    古事記が下敷きになっているそうだ。テレパシーで通じ合う兄と妹、何を考えているのかわからない美知主と真若王など、気になるところがたくさんあるファンタジー。1990年代に書かれたとのことで、確かに幼い頃に読んだ少女小説の気配を感じる。とにかく炎のように苛烈な真秀のキャラクターが強い。どうやら恋の相手は次の巻から登場のようだ。

    0
    2025年10月12日
  • 銀の海 金の大地 2

    Posted by ブクログ

    なるほど、このための1巻だったのかー、という感想。
    ここで話がかなり動き出した。
    登場人物もそろいつつある。

    苛烈なキャラクターが多くて、読むとクラクラしてしまう。
    夢中になると、こちらは息を止めてしまいそう。

    生理用品のない、長い長い時代に、女性たちはこんなふうに休めていた(⁇)のはある意味羨ましいなと思った。
    それが当たり前だった+女系の支配力も強い時代だった。
    今みたいに、生理なんて存在しないような顔して生きていないといけないのもなかなか難しい。
    (あ、古代ローマ時代には生理ナプキンもタンポンもあったらしいけど)

    作者のあとがきを読んで納得したし笑った。
    挿絵の飯田晴子さん、ここま

    0
    2025年10月12日
  • 銀の海 金の大地 1

    Posted by ブクログ

    ずっと手を出すか迷っていた大作についに手を出してしまった…。
    未完の大作とはなかなか苦しいものだ。

    ドキドキするが、クララ白書で育った私には、氷室冴子=ほぼ神なので期待大である。
    ちょうど最近、福永の古事記を読んだところでタイムリーな内容でもあった。

    まだ1巻は序章も序章で、登場人物紹介にすぎない。
    あんまりストーリーも動かない。
    それにしてもこんな軽い文体だったのか。
    (セリフ「何よっ?」みたいなやつ)
    それにびっくりしてしまった。


    空色勾玉も十二国記も守り人シリーズも、みんなこの後にあるんだなあ…。

    1巻の登場人物では、ミチノウシとかイオヨリちゃんにほのかに好感をいだいたけど、た

    0
    2025年10月12日
  • 銀の海 金の大地 9

    Posted by ブクログ

    佐保に禍がもたらされたのは誰のせい?
    ややストーリーが停滞している印象。ここでついて行けるかどうか問われている。
    読み手としては真秀や佐保彦の気持ちや、今起こっていることをもう少しテンポ良く見せて欲しいけど。
    周りの人の気持ちが物語の深みを出す巻。

    0
    2025年09月20日
  • 海がきこえる〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    10代後半の原風景という感じ。杜崎視点で物語が進むが、個人的に斜に構えた男が好きではないので杜崎の少々カッコつけた文体(彼の話し言葉で書いてある)が鼻についたが、そんなところも含めて「若いなー!」と思った。
    里伽子の大人びてるけど親に対して反抗心や寂しさを持っているところ、慣れない土地で周りに対して虚勢を張っているところも10代の繊細さを感じて懐かしい気持ちになった。
    これが東京とか地方都市じゃなくて高知が舞台なのがいい。
    続編ありきの話かなと思うので次の話も読んでみたい。

    0
    2025年09月04日
  • 銀の海 金の大地 8

    Posted by ブクログ

    物語の舞台は淡海を出て大王がいる大和へ。そして佐保を目指す。
    佐保彦が大人になっていく。真秀が神に近づいていく。
    思い通りにならないこと、叶えたい夢、願い。
    自分の幸せ、相手の幸せ。過去の恨み、後悔。
    人生で学ぶ色々な感情や思いを一気に読まされた。

    0
    2025年08月21日
  • なんて素敵にジャパネスク(4)≪不倫編≫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高彬一筋の、根は真面目な瑠璃姫なのに、不倫編?!

    途中瑠璃姫の不貞を匂わせる投げ文を見た高彬が乗り込んでキレるという、えっ!高彬そういうキャラだっけ?キレるタイプとは結婚したら危ないのに、瑠璃姫大丈夫?!という展開あり。
    しばらくしていつもの高彬と会話&ラブラブする瑠璃姫を心配してしまう。
    大丈夫か、この新婚夫婦…!

    煌姫はさすが、脇役ではおさまらない。
    次巻のたくらみが楽しみ。

    0
    2025年08月17日
  • 海がきこえる〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    勝手な先入観でストーリーを想像してたけど
    読んでみたら全然違って
    土佐弁は心地いいし、友だちのことを気にして好きな子にすきなように行動できなかったり
    りかこはとにかく傲慢だしわがままだけど
    一種の愛情不足と思春期という難しい時期で
    その感じも分かったり。

    主人公がみょうにきどってないもころも
    がつがついかないところも好きだった

    0
    2025年07月17日
  • 海がきこえる〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    今年の夏にリバイバル上映されるのを知り、去年見れなかったリベンジを果たすために予習を兼ねて読みました。
    1章が長いのとクセ強な土佐弁に少し読みづらさはあるものの、当時の10〜20代の甘酸っぱさを感じられ、時代背景のファッショナブルさも相まって、改めてこの時代良さを知ることができました。
    この後2巻を買って読むので、同じ厚みのものをまた読むのかと思うと少し億劫ですが、リバイバル上映までの楽しみにしたいと思います。

    0
    2025年06月19日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

    Posted by ブクログ

    氷室さんの本も未読で、家庭小説というジャンルもほぼ未読、でもとてもおもしろかった!
    とても軽快な口ぶりで、同じ枠にくくられそうなジャンルの中で、それぞれの作家の特徴や、なにを愛しているのか伝わってきてよかった!

    食べ物はともかく、ドレスの描写は全然ピンとこないのを歯がゆく思っていて、著者のような幼少期を過ごしていたのならまだしも、そんな子どもは今かなり少ないのではと感じていた。でもだからこそ、挿絵やアニメーションやドラマ化と一緒に慣れ親しむような体験をできていたらよかったな。

    0
    2025年06月14日
  • 海がきこえるⅡ アイがあるから〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    「海がきこえる」の続編。
    里伽子と拓がどうなってるかな?って気になってた。
    高校時代の真っ直ぐな青春ってところから、当たり前のようだけど、成長しただけ人間関係が複雑化してる。
    拓は、器用に立ち回れるタイプじゃないけど、
    里伽子が里伽子でいられるのは、
    拓がいるからなんだよなー。
    なんだかんだ、いい関係性。

    この本を読んでる時に、くるりの「男の子と女の子」が思い浮かんだ。
    僕の優しさもだんだん歳をとる。
    この先、二人はどうなっていくんだろう?
    高知の海、忘れないでほしいなぁ。

    0
    2025年06月14日
  • 海がきこえる〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    読み始めてすぐに、あーこの感覚は知ってるかもって、思った。
    一人暮らしを始めた頃の、ちょっと頼りないけど、好奇心が後押ししてくれる感じ。
    ヒロインの里伽子は、ちょっと勝ち気で、わがままで。でも、強がっているようにも見えて。そんな女の子って、クラスでも魅力的だったりしたものだ。
    近藤勝也さんのイラストも素敵。
    90’sのあの頃はいい時代だったな、って懐かしさにひたれて、都会的なものに憧れていた頃の自分を思い出した。

    0
    2025年06月12日
  • マイ・ディア 親愛なる物語

    Posted by ブクログ

    氷室冴子さんの愛した少女小説についてのエッセイ。
    「秘密の花園」「あしながおじさん」…中でも「赤毛のアン」が大好き。
    孤児だったアンが、マシュウとマリラの愛に包まれ、島の人々と交流しながら成長していく姿に感動したなぁ。
    本書を読んで当時の気持ちを思い出し、プリンスエドワード島のみんなにまた再会したくなりました。

    帯のギンガムチェックとイラストもかわいい、すてきな1冊です。

    0
    2025年05月17日
  • 銀の海 金の大地 1

    Posted by ブクログ

    『海がきこえる』以来2作目の氷室作品。

    自分の感情を思うままに表し、好き嫌いをはっきりと示して、強い意志を持って主体的に生きる真秀というキャラクターに共感できるかどうかによって、この作品の評価が大きく分かれるのかなぁっと感じました❗️

    個人的には、真秀はちょっと苦手なタイプのキャラクターなので、正直SNSで騒がれている程面白いとは思えませんでした。

    ただ古代という、とても限られた時代と地域の中で、次はどんな展開になるのだろうとワクワクさせてくれる雰囲気は流石、コバルト文庫の看板作家さんです❗️

    真秀が今後、どのような波乱に満ちた人生を歩みのかがとても気になるので、続きもチャレンジしてい

    0
    2025年03月02日
  • なんて素敵にジャパネスク(3)≪人妻編≫

    Posted by ブクログ

    煌姫という美人で高貴な姫様が登場。

    巻頭の登場人物紹介でだいぶネタバレしてるんではないかと思う。
    三巻では展開しきれなかったことが書いてあったよ...

    四巻は不倫編とのこと!
    瑠璃姫にどんな展開が待っているのか楽しみ。

    0
    2025年02月20日
  • 銀の海 金の大地 1

    Posted by ブクログ

    中学時代にはまりにはまった氷室冴子さんのファンタジー本。復刊記念に再読しましたが、けっこう入り組んだお話…。中学生の私、よく読んでたな

    0
    2025年02月09日
  • 海がきこえる〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    (映画を最初に見てたからかも)映画の方が綺麗にまとまってる感じがした。津村知沙のキャラクターはとても良いと思う。

    0
    2025年02月07日