【感想・ネタバレ】冴子の母娘草のレビュー

あらすじ

「母娘の闘いは、大変だ。笑えるくらい、愛が噛み合わないことがある」(町田そのこ)――それは北海道に住む母と二人きりで向かった鳥取へのご先祖様墓参ツアーから始まった。二人の旅路はトラブル満載。結婚問題をめぐる数年来の母娘デスマッチのゴングが鳴る。話すほどに事態は混迷。母親がテレビの結婚相談に出演したことを知った娘は憤り、ついに絶縁状をたたきつけ……。自立した社会人として生きたい小説家の娘と、「人並みの女の幸せ」を望む専業主婦の母。恋愛、結婚、離婚、オンナの仕事、友情、そして世間。人生観をめぐる母と娘の衝突と和解の数々を、笑いあり怒りあり涙ありで綴るパワフルエッセイ。待望の復刊!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

さすがの巨匠、大変読みやすく状況や心情がとても面白くかかれていました。
私も母ともっと出かけるべきだった

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2025年02月25日

Posted by ブクログ

なんて素敵にジャパネスクを、約30年以上前に中学生男子校寮生活の時に読みました。それ以来のたまたま、本屋さんで手にした氷室さんの作品です。軽快に読み進んでしまいましたが、ずっとこのペースで読み続けたい、私にとってはおいしいデザートを一口で食べてしまった、そんな作品です。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

爆笑!みたいに読んでる人も多かったけど、私はうんうん頷きながら読んだ。たしかに笑えるところも多いけど、悔しくてたまらない場面でも、(特に感情的でありつつも)父や母の論理を慮って対応しようとする筆者の考え方や態度に見習うところが多かった。

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2022年05月23日

Posted by ブクログ

初読だと思っていたけれど読んだ覚えがあるエピソードがいくつか出てきて、初文庫化されたときに読んだような気がしてきました。でもそれから30年近く経ったこともあり当時よりは母娘両方の気持ちがわかるように思えました。

これが典型的な昭和の母娘の話だとは思わないけれども、自分の妻と妻の母親も似たようなやりとりをたまにしていてやはり時代的なものもあるのかな。

最後のエピソード『番外編・そしてコンサートの夜』は今読んでもすごくいい話で自分が好きな氷室冴子さんがすべてここにつまっています。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

母と娘の関係性って一筋縄ではいかないなと改めて思った。
どんなに許しがたいことがあっても、他人じゃ無いからなかなか無縁にはなれない。
母のアクの強さといじらしさと、冴子さんのいろんな感情や諦めが身につまされた。
空港のトイレとか、自分も似たような状況なのでついのめり込んでしまった。

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2025年04月08日

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