あらすじ
特別な人。たとえば、誰にどんなふうに見られてもいいけど、世間の目なんかかまっちゃいないけど、その人に変に思われたくない、その人の目には、とびきりの自分が映っててほしい。そんなふう? そんな人なら、いる。いるけど。――シャイなクセに肩肘張って、勝手にあたふたしてるあの「なぎさ」くんを、多恵子の目で覗いてみれば…? というわけで、『なぎさボーイ』姉妹編待望の登場です!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何度読んでも、泣くんですよね~。
これ絶版になってないのかしら?
たえこちゃんと、渚君の瑞々しい恋愛がまぶしいです。
読むと10代にタイムスリップできちゃう
貴重な一冊でーす。
渚ボーイと合わせてどうぞ
Posted by ブクログ
なぎさボーイを読んだらこっちも読まなくてはっと読みました。
多恵子視点。年齢的にもヒットしていたので、思いっきり多恵子視点で考えていました。女の子はいろいろ考えているんだーっと、なぎさ氏に読ませてやりたかったですよ。
Posted by ブクログ
中学生のころ、勉強もせず 読んだ本です。
ドキドキしながら 何度も読みました。
やきもきするところもあり、
懐かしいなー、また 読んでみたいです。
Posted by ブクログ
特別な人と好きな人ってなんだよ。
なぎさ少年、君がそんなバカらしいことを言うとは。
語弊を恐れずに言うなら、なんで男の子って馬鹿なの?それが通るわけねーだろ、って言い訳を真面目に言うよね。
自身の心を真っ直ぐに見つめた結果だかなんだか知らないが、そんなの何の価値も無いから。
といいつつ、なぎさ少年の事をさらに好きになる多恵子の気持ちもわかるわけです。
Posted by ブクログ
中学生・高校生のなんてことない日常を、こんなにみずみずしくかけるなんて、やっぱり氷室さんは天才!すごいなぁ
「少女小説」という少女小説です。
大人になる過程での痛みとか、自己嫌悪、他人とのかかわりあい、恋、嫉妬、友情。
素晴らしい青春小説の一冊です。
Posted by ブクログ
作者ご本人が「書いていてやんなちゃった」とおっしゃった多恵子ちゃん。確かに同感(笑)かと言って、自分は同じじゃないと言い切れないところが、氷室さんのうまさなんだろうな。
私も高校生の頃はこんな風にいじいじしたり、人を試していたり、おせっかい焼いたりしてました(苦笑)
匿名
なぎさボーイを女の子視点で書かれた物語。
昔は自分とはだいぶ違う多恵子ちゃんにちょっと苦手意識があったけれど、今読み返してみると愛おしいキャラでした。
多恵子ちゃんはまっすぐで健気で人一倍気配りができて、きっと素敵な女性に成長したんだろうなと目を細めて再読しました。
Posted by ブクログ
青春の悩みですよ、忘れて久しいよなぁ、と遠い目。
「お菓子な片思い」を読んだ時のように初恋の苦しさを味わえる…、そして、あ、味わった事ねかったな、と思い出すのでした。
槇さんには、なぎさくん以外でもいいかな、という人に巡り合ってほしいです。
Posted by ブクログ
なぎさボーイも読み終えての感想。
なぎさボーイ、多恵子ガールというのは、2人のカップルのそれぞれの視点からみた、中学生~高校生時代の恋愛模様。
男も女もどうでもいいところで悩んでるな。実は互いのことじゃなくて自分一番大事だね!としみじみ。自分も学生時代はそうだった。
作家は大人になってから、子供特有の「視野が狭く感情に流される視点」をどうやって思い出すんだろう? 不思議。