浅葉なつのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本や映画、ドラマなどで感動することはたくさんあります。
だけど、どんなに心に沁みても、目が潤んでも、喉の奥がキュってなっても、涙が流れずに終わってしまう作品が多いです。
ですが、この本はクライマックス前には涙かポロポロと流れ出すほど、感動する物語でした。
1つの曲が、登場人物たちの固まってしまった心や止まってしまった時間をもう一度動かします。
感動の涙の訳が、人間模様なのか、音楽の描写なのか、互いの心が繋がっていく為なのかは分かりません。それ以外かもしれません。もしかしたら全部かもしれません。
色んな想いが生まれてくる、とても良い物語だと思います。
*
普段聴く音楽は、POPやロック、ジャズが多くて、
“クラシックは聞いてみたいけど取っ掛かりが…”というような感じでした。
この本を読んだあと、「シャコンヌ」と言う曲を聴いてみました。
小学校や中学校の音楽の授業ぶりに、しっかりとクラシックを聞いた気がします。
“クラシックっていいなぁ”って、今まで無かった感想がもてました。こんな思いが湧いたことに、とても驚きました。
この本は、物語の中で感動したり新しい世界を見たりするだけではなくて、本の枠を超えて、新しい感動に出会うチャンスをくれる作品だと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ神様の御用人の新シリーズ。
もともとの神様の御用人シリーズに全然追いついていないらしいが、
読んでしまった。
どうもクロスオーバーというか、神様の御用人シリーズに登場していたらしいが、
そこを知らなくても全然大丈夫だった。
新主人公は、生まれながらに神様が見える「天眼」で、
大国主神の紙芝居や絵本、かるたと言った英才教育の結果、
御用人を目指している高校二年生。
もふもふ枠は白狼、ちょっと毛量多め。
体が極端に弱いため、この白狼に引きずられることもしばし。
まだ御用人として認められないため、
見習いとして神様たちの悩みを解決していく。
蚕の神様に頼まれて猫を探すとか、
神様の改名をかけてかるた勝負とか、
趣味を探して神様とカルチャーセンター巡りとか、
破天荒ぶりはさすが見習い?
中でも、
巨大な虫取り網をかついで、
ちゅ~る他を装備して猫探しに向かう神様が面白かった。