浅葉なつのレビュー一覧
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タイトルから、軽い山ガールのお話かと思ったら全然違くて、山知識ゼロの主人公が、古びた山小屋でバイトする日々の、ドタバタしながらも自分を見つめ直す、自分探しの青春ストーリーでした。王道の展開ながら、結構グッときました。
山小屋での仲間たちとのテンポ良い会話やドタバタ、登山や山小屋生活でのキレイごとではないあるあるな出来事、そして山々に広がる草花、岩肌、木々の緑や稜線、雲海や日の出の美しい風景描写が素敵でした。
主人公が仕事の厳しさ、自然の厳しさに触れ、仲間やお客さんと触れ、自分がどうなりたかったのか、考えてゆく心の様が、最後にホッとさせてくれて良い読後感でした。
タイトルのイメージとは違って、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ亡くなったピアニストの父への反感からよろず屋をやっている青年に、音楽で感動させて欲しいと音楽学園の女子高生天才ピアニストが依頼してきて、という話。
亡き父が拘ったピアノ曲がある意味全ての鍵で、青年の想いも少女の悩みも解決に導いていくことになるのだけど。
いあまあ、なんとなく展開は読めたけれど、依頼の達成時の展開がちょっと納得いかないというか、小説で音楽を扱う難しさを感じてしまった。
あと主人公自身がその達成にあんまり自立的に関わってないのがスッキリしなかった所もある。
なんというかもう一工夫欲しいよね。
流石に作者のデビューしたての頃の作品なのでしかたないかな。 -
Posted by ブクログ
日本神話や神様好きな私にはこのシリーズはドンピシャ。
なので新シリーズ開幕は嬉しい。
『神様の御用人』新シリーズ
といってもまだ見習いだけど。
なぜ御用人になれないのかは暗中模索中。
新コンビは17才の桜士郎と保護者枠の白狼?の青藍。
桜士郎と青藍の新コンビが神様の願いをきくため東奔西走。
このシリーズの面白いところは日本神話や古事記、民話に因んだいろいろな神様が登場するところだ。
毎回、どんな神様が登場するかワクワクしてしまう。
しかも神様がイケメンでジーンズ姿だったり、食べ物に釣られたりと人間以上に人間味に溢れる八百万の神様とその願いに振り回される姿に思わずクスッと笑ってしまう。
神 -
Posted by ブクログ
ネタバレビブリア古書堂の事件手帖が含まれていたので。
「神×本」をテーマにしたアンソロジー。
ビブリア古書堂は安定の面白さだったが、
神様の御用人が含まれていたのは嬉しかった。
下町の和菓子屋さんの話は刺さっても良かったと思うが、
ちょっとちがった。
個人的には聖書をテーマにしていた「ハレルヤ出版編集部」が面白かった。
アダムとイヴの息子、カインとアベルの捧げもののうち、
アベルの方しか受け取らなかったことを
「肉好きだからな!」と神が一言で切って捨てたのとか。
「俺は二次創作には寛大だから」と発言したり、
全知全能なのに金に困っているとか。
矛盾だらけの聖書について突っ込むのは野暮なことと思いつ