浅葉なつのレビュー一覧
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萩原良彦(はぎわらよしひこ),25歳フリーター。神様の御用を聞く御用人に任命され,アルバイトの合間に各地を飛び回っている。
方位の吉兆を司る方位神の黄金(こがね)。甘いものには目がない,もふもふの狐神。
長編で,今回の御用神は月読命(つくよみのみこと)。銀の双眼は冴え冴えと光り,長い銀髪は後ろで一つにくくり,透き通るような白い肌。
そして,月読命の記憶は,その日を限りに消えてしまう。
そんな月読命からの御用は,弟の須佐之男命(すさのおのみこと)に恩返しをしたいというものであった。
☆
須佐之男命は,神様の御用人でも度々出てくる,畏怖,畏敬の念の対象とも言える神様。
そんな怖い神様だけでなく,大国主神(おおくにぬしのかみ),須勢理毘売(すせりびめ),大気都比売神(おおげつひめのかみ)など,過去に出てきた神々も登場。
この話では,何かを知っている黄金が,良彦と距離をおいているので,可愛いもふもふの狐神の登場シーンは少ないかも。
さらに,大主神社の娘,吉田穂乃香と高校の同学年の松下望との話も絡んできます。
とても壮大な物語でした(ざっくり)。
でも,神々の話なのに姉弟愛とか家族愛だとか,いろいろ考えました。
案外,神様も人に近いものなのかもしれない。
付録の神様系図,ぱっと神様たちの関係がわからない人にはとても便利です。
いやあ,神様たちの漢字がもう難しいし。しかも神様の漢字表記はたくさんあって,サクッと変換できないし。レビュー書くのに困ります(笑)。 -
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25歳フリーター,萩原良彦(はぎわらよしひこ)。神様の御用人として,金欠ながらあちこちを飛び回っている。
お目付け役の黄金(こがね)。御用人ではあるが,まだまだ頼りない良彦に,知識を授けているありがたい相棒。が,甘いものになるところっと態度がかわります。
御用神は平将門(たいらのまさかど),建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ),田心姫命(たごりひめのかみ)。
孝太郎についてくるかたちで東京に来たけれど,その孝太郎は大学の同窓会に行ってしまった。
土地勘もなく,黄金が望む和スイーツの店も開店前で手持ち無沙汰にしていたとき,偶然ある男性に会う。その人には,怨霊として恐れられている平将門が,それも落ち武者の姿で取り憑いていたのだった……。
☆
読んでいくうちに,あっ,そういうことなのねーと明らかになっていくところもあるので,あまり書きませんが,神様がみんな個性的。神々しい部分と,こんな人いるよねっていう神様ながら人間臭いところもたくさんあります。
作品全体を通して,人の子が,心から神様への畏敬の念をもち,目に見えない神々と心を通わせることができたら……という願いのようなものを感じます。 -
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前作で,晴れて御用人代理から正式な御用人となった萩原良彦(はぎわらよしひこ)。25歳フリーター。せっかく「本採用」になったけれども,交通費は自腹,待遇は変わらず。
方位神である,もふもふの狐神,黄金(こがね)。良彦のお目付け役となっている。神様なのに甘いものには目がない。
この巻では,邇邇芸命(ににぎのみこと),倭健命(やまとたけるのみこと),大主界隈の大地主神(おおとこぬしのかみ),蛭児大神(ひるこのおおかみ)の御用を承った。
また,大主神社の娘で神様が見える天眼の能力を持つ吉田穂乃香,大主神社の権禰宜で,良彦の幼馴染である藤波孝太郎も登場。
今回は短編連作でしたがそれぞれの話で,神様と人の子との関わりが描かれています。
孝太郎が好き過ぎる大地主神など,神様からの圧もキャラも強い。(でも孝太郎には見えてない)
で,くろのくろさんの表紙絵は相変わらずめちゃめちゃ綺麗。紅葉が美しい。 -
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萩原良彦(はぎわらよしひこ),24歳フリーター。ひょんなことから神様の御用人に選ばれ,もふもふの狐神の黄金(こがね)とのコンビで,あちこちの神様に呼ばれて御用を聞き届けている。
今回の舞台は,和歌山。4巻目にしてどっしりとした長編に。
天道根命(あめのみちのねのみこと)の御用を伺いに来たけれど,御用はないと一度断られる。
だがしかし,社から出ると,こそこそと先回りしてきた天道根命に捕まり,御用を聞くことになった。
その内容は,天道根命が夢に見る女性のこと。その簪(かんざし)をつけた人が一体誰なのか探してほしいというものだった。
天道根命が失ってしまった記憶のこと。
それから,良彦が高校生のときに練習試合などでも対戦した,和歌山の野球の強豪校で,将来有望だと言われていた選手の大野達也のこと。
神様と,人の子の,それぞれの状況が明らかになるうちに,姉弟の情とか思いとかを考えさせられました。
また,ちょこちょこ絡んでくる大国主神(おおくにぬしのかみ)や須勢理毘売(すせりびめ)など,期間でも出てきた神々が,神様のはずなのに,どこか「こんな人いるよね~」的な人間臭さがあって好きです。
もふもふの黄金(こがね)の安定の可愛さ。
またくろのくろさんの表紙絵がなんとも美しいです。 -
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神様の御用人10
黄金が戻って良かった。良彦の真っ直ぐな揺るぎ無い想いが黄金や黒龍までも救う事は想像していなかった。流石、御用人!もうこの御用人シリーズが終わりだなんて!明日から何を支えに生きていけばいいのでしょう…。最後、良彦と穂乃果ちゃんの微妙な空気で終わっちゃったと思ったら、なんだか次の御用人は小学生?まさか?2人の子供?黄金に愚鈍!と罵られていたのに…良かったー!安心して眠れます。
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最終巻
ダウンロード後一気に読破!何だか今のご時世にシンクロしているようで複雑な心境ですね。作者もそれを踏まえての最終話執筆したのかな。御用人の純粋な心持ちが伝わってくる秀悦な作品になりましたね。現実の世界情勢も魑魅魍魎の支配層から黄金を救い出して明るい明日を作りましょう。 次の作品も楽しみにしております。拝
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良彦!黄金!
兄弟龍に、「喰われて」しまった黄金。
黄金を助けたくて、相変わらず突っ込んでいく良彦。ハラハラです!!
2人(いや、1人と1匹…違った、1人と1柱)の結び付きがこんなに強くて尊いものだったなんて!知ってたけど、知らなかった。当たり前みたいに一緒にワチャワチャしてたから、気付かなかった。
大神様も、のほほんと登場してきた。
さて、どうなるんだろう?これが解決したらシリーズ完結しちゃうのかな?それは淋しいけど早く続きが読みたい!! -
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神様の御用人9
何だか大変な事になってしまった!黄金の本当の姿は金龍とか、黒龍と身体を分けた兄弟で、食べられてしまったなんて! きっと黒龍も人であった頃の慈しみを思い出して下さい❗️お願いします。黄金を返して!
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神様の御用人
1巻からの愛読者です。南米在住の為BookLive!は私の大切な本屋さんです、有難うございます。
さて、本題ですがこの本は続巻が待ちきれない一冊です。御用人と八百万とのやり取りもそうですが、この手の本に有りがちな堅苦しさが全く無く逆に神々への親密感さえ感じさせてくれるストーリー展開にハマっております。おまけに作者の意図に現実世界との共時性も伺えるのが秀悦ですね。ストーリー展開に今の世界情勢を置き替えても良いようで、作者の本音を聞いてみたい所ですね。現実世界の今後がどう展開して行くのか、そして次巻にそれがどう影響して行くのかが楽しみです。今後のご活躍を地球の反対側よりお祈りしております。拝