浅葉なつのレビュー一覧

  • 神様の御用人7

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    御用人シリーズ第7弾。今回は最も有名な三姉弟、天照大御神、月読命(ツクヨミノミコト)、須佐之男命。他の二柱と比べてあまりにも知られていない月読命を竹取物語異聞と絡めにて紡がれた長編。荒ぶる貴神須佐之男命に大国主命は近づかないように言ったのだが、人間である良彦に背負わせたくないと思った友情は本物だ。この巻は冴えわたる満月を見るたびに須佐之男命の兄を思う気持ちを思い出してしまうことになりそうなほど心に沁みた。次回はモフモフ方位神の失われた記憶?

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    2019年06月23日
  • 神様の御用人6

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    御用人シリーズ第6弾。今回は良彦は東京にきました。大手町にある平将門の首塚。桔梗さん成仏できてよかった。建御雷之男神(たけみかづきのおのかみ)は自ら剣神にした経津主神(ふつぬしのかみ)が幸せだったかそれでよかったか気になっただけだった。神の御用の奥にある思いに気づかなくてはならない御用は大変だ。宗像三女伸の古事記と日本書紀では次女と末女の場所と順番が違う。今の宗像大社は日本書紀の本文と同じように、沖津宮に長女の田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮に次女のたぎ津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮に末女の市杵嶋姫神(いちきしまひめのかみ)が祭ってある。順番がかわった理由は切ない話だった。

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    2019年06月23日
  • 神様の御用人7

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    7冊目は月読命、出雲大社や須佐神社など個人的に思い入れの深い土地は出てくるものの、黄金率が低すぎてモフ不足は否めない。月読命がなぜあまり祀られていないのか、というシリーズでもかなり巨大な謎に御用人良彦が立ち向かう。しかも黄金抜きで。とはいえ、ラノベらしく爽やかに軽くてとてもエンジョイできた。
    最後にモフモフも記憶をなくしている、というような一節があり気になる。

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    2019年06月15日
  • 神様の御用人5

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    御用人シリーズ第五弾。邇邇芸命(ににぎのみこと)は鏡の玩具の神面に話しかけるばかりで木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)は淋しかったんですね。女心のわかる穂乃花は大活躍でした。それにしても姉の石長比売(いわながひめ)もついてきて醜いから追い返したことによって寿命が決まったということだったんですね。有名な倭建命(やまとたけるのみこと)がユーモラスな姿ででてきてどうなることやらとおもったら未来に目をむけることによって御用をすませることができた。大地主神(おおとこぬしのかみ)で地鎮祭の意味がわかった。えべっさん、蛭児大神(ひるこのおおかみ)が草履をはいてここでないどこかを探す様子に目が離せなかっ

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    2019年06月13日
  • 神様の御用人7

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    限りある史実を紐解いて、その中からオリジナリティ溢れる物語を紡ぎ上げる浅羽さんの技量に感服です。
    今回は日本神話で最も有名な3姉弟、天照大神、月読命、須佐之男命の物語。
    古事記にも日本書紀にも殆ど記されていない月読命の謎が、想像力豊かに語られます。
    まさかこれ真実では…と思ってしまうほど説得力のある隠された神話に唸りました。
    相変わらずの神タラシ能力を発揮する良彦と、完全に親友枠に入った大国主の関係が素敵。
    今回モフモフの活躍が少なかったけど、それもモフの愛ゆえで尊い。
    最高に面白いシリーズです。

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    2019年06月07日
  • 神様の御用人6

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    久しぶりに読みましたが、良彦の自然体がとても良い。

    舞台は東京に移しての御用は、平 将門。恨みを晴らしてほしい人物がまさかの・・・。

    個人的には、3話目の宗像3女神との話が良かったかな。巫女の気持ち、3女神から巫女への助けてあげられなかった気持ちが少し切なくもあった。

    穂乃花のお兄ちゃんに御用人であることを告げたことにより、孝太郎にも知れ渡るのか今後の展開が楽しみだ。

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    2019年06月04日
  • 神様の御用人4

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    御用人シリーズ第4弾。今回は初めての長編。天道根命(あめのみちねのみこと)が思い出せなかった怖くてたまらない過去は、天道根命にとって後悔と寂しさを改めて思い知ることだった。良彦が出した答えは事実だけでなく、相手に共感し、思いやりをもって解決する方法でとても心が温かくなった。困っている人をほっておけない良彦が本採用決定はあたりまえだ。力を取り戻した天道根命は名草戸畔(なぐさとべ)の子孫に影響を与えてくれそうだし。大団円。長編なかなかよかった。

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    2019年05月30日
  • 神様の御用人3

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    御用人シリーズ第三弾。デザイナーの天棚織姫神(あめたなばたつひめのかみ)にワンピースを作ってもらった穂乃香の笑顔を見ることができてよかった。角力をとった大山祗(おおやまづみ)の稲の精は人間世界にすっかり溶け込んでいた。高龗神(たかおかみのかみ)の柄杓を探してほしいという願いにでてきた八家の末裔で穂乃香にあこがれている遥斗はまたでてくるのかな。田道間守命(たじまもりのみこと)の話では二千年の時を経て成し遂げることができたのは良彦のおかげで、思わずぐっときた。早起きと直訴なんて安いもんだといった良彦の成長が感じられた。穂乃香がお菓子作りをしたことがなかったり、狐の方位神が太ってしまったりますます楽

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    2019年05月12日
  • 神様の御用人4

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    ネタバレ

    浅葉なつさんの御用人シリーズの第4巻です。
    もう8巻までは出てるのですが、そこはじっくりと楽しみながら読むのが好きなので、ぼちぼちと..

    神様も困ってることがあるんです。神様を敬う者が減ったため、その信仰心を糧としていた神様の力が弱り、自分自身では些細なことも出来なくなってしまった神様の御用を、フリーターの 「良彦」 が解決していくと言うお話しです。

    今回は短編物ではなく、最後まで繋がった長編歴史ミステリーのような展開で、謎解きが面白くいつもと違う感覚で楽しませていただきました。

    普段は協力してくれる狐神 「黄金」 も、今回は意味ありげにほとんど助けてはくれなくて、良彦が自らの力で謎だっ

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    2019年03月24日
  • 神様の御用人4

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    「忘れるな」

    そう言い残した想いを辿る今回の御用。
    何を忘れずにいればいいのかも忘れてしまった。
    残ったものは、神としてのーー絶対の使命感。


    「その想いは大切にしなさい」
    「憧れたり祈ったりするだけじゃ、望む未来は降ってはこないわ。あなたの人生を決めるのは神じゃない。あなたの意志よ」
    「自分で選び取りなさい。それをあなたが望むなら」

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    2018年09月24日
  • 神様の御用人3

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    ネタバレ

    以前から読んでる 浅葉なつ さんの神様の御用人シリーズの3です。
    前回から登場の内気で控えめだけど一生懸命の穂乃花ちゃんがとてもいい子^^
    何かと御用人の協力してくれて、以前よりも明るくなってきたみたいでますます好感度が増しました(^O^)

    今回も御用人の良彦に神様から「服を売りたい」「相撲がとりたい」「柄杓を探して」「お菓子を作りたい」と無理難題の願い事が・・・ でも読んでいくといつものように神話が素になった話しの展開で、その願いそのものが願い出なく、忘れてしまった事や無くしてしまった事がお話の重要な鍵となっています。
    『橘の約束』で、田道間守命様が垂仁天皇と二千年ぶりに会うシーンでは良彦

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    2018年08月25日
  • カカノムモノ2―思い出を奪った男―(新潮文庫nex)

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    今回はある意味身内だけ。割れた鏡を直すだけではなく、普通の暮らしを知らない碧が人間らしさに触れる話。桐島に対する涼の不穏な動きが次作で明らかになりそうで、また碧が傷つくのでは…。

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    2018年06月26日
  • カカノムモノ(新潮文庫nex)

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    タイトルを漢字にすると加加呑む者。加加呑むってがぶ飲みすることだそうで、人の穢れを継続的にがぶ飲みしなければならない呪いに縛られた主人公と、うさんくさいフリーカメラマンの相方が良いコンビ。人の嫌な感情が溢れる話ばかりなのは仕方がないとして、設定やキャラが気に入ったので続きが楽しみ。

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    2018年06月18日
  • 神様の御用人6

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    2018.03

    高速バスで東京にやってきた。
    良彦くん。
    交通費負担で孝太郎くんに誘われるとかもう何か裏があるとしか思えない(笑)

    そして、漏れなく関東の神様からの御用が舞い込み、せっせと親身になって動く良彦くん。ほんとに良いヤツ!!

    まさかの人物登場でこれからどう絡むのか気になります。
    それにしてもあとがきにも書かれていたけど、バイトの身である良彦くんの交通費捻出ネタが毎回楽しみ。
    地味だけど、こういう現実的な設定がとても好きです。それから、良彦くんと出雲の神との掛け合いがツボです。

    1. 東国の武者 平将門 東京・神田明神
    2. 神様と兄と妹と タケミカヅチノミコト 茨城・鹿島神

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    2018年03月30日
  • 神様の御用人7

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    シリーズ第七作。そろそろマンネリ気味…なところに取り上げたのはイザナギから生まれた三貴子の天照太御神、月読命、須佐之男命。
    中でも古事記や日本書記で記述が少ない月読命。
    それだけ解釈の幅や想像の余地があり、作家さんとしてもドラマの作り甲斐があるだろう。
    さらにそこに竹取物語異聞まで絡めるとは。
    チャラ男・大国主命が今回意外とシリアスに頑張ってるのが興味深い。

    御用人・良彦の試練と穂乃香の新しい出会いもある一方、黄金ら神様側の不穏な空気も感じる。
    今後の展開はどうなるのか。
    個人的にはシリアスな黄金よりもスイーツ大好きモフモフ方位磁石な黄金の方が好きなんだけど。

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    2018年01月22日
  • 神様の御用人3

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    今回は本当よかった。三柱と四柱がとても好き。胸が熱くなって、外で泣きそうになってしまった。
    みんな本当、いいなぁ。いい子、と言うとちょっと違うけど、でも、いい子だなぁもう、てなってしまう。

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    2017年12月21日
  • 神様の御用人5

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    御用人代理人から本採用になったものの、あまり代わり映えしないなぁ…と思いきや、何ですか?最後の
    「今までとは比にならぬほどの、神の深遠たる苦悶と嘆きを背負うこととなるぞ」という終わり方。
    う〜ん、次巻が気になる…
    ここまで引っ張って来たのだから見せてください。深遠な神の世界を!

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    2017年11月10日
  • 神様の御用人3

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    このままの調子で神様の御用を聞いていくだけ…?と思っていたら、最後の「夜話」で良彦に御用人の役目が回って来る事になったきっかけを作った青年の話が出て来ました。
    話の大筋も動くのでしょうか?
    期待出来そう。

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    2017年11月06日
  • 神様の御用人7

    購入済み

    成長?

    みんな、それぞれ成長しているんですね。

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    2017年10月01日
  • 山がわたしを呼んでいる!

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    「神様の御用人」シリーズよりも前に書かれた作品。山に登ったことがなくても、主人公と一緒にお勉強できます。夏山シーズンにぴったり。
    ひらひらと場違いな服装で、山小屋の何たるかを全く知らずに、アルバイトにやってきたあきら。(女の子です)怒ってばかりいる大樹と、マニュアルなしでは行動できない曽我部くん、セクハラ親父の武雄、医者だという何故か山伏の格好をしている宮澤。個性的な山男とおっさんたちに囲まれて、とてもやってらんない、と山を降りようと決心したところで、武雄が骨折。人手不足から仕方なく山に残ることになったのだが・・・。
    イケメンカメラマンの福山(まんまだね)に山の美しさを、大樹には厳しさを教え込

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    2017年07月17日