山本やよいのレビュー一覧

  • 亡者のゲーム◆ハーパーBOOKS創刊記念◆無料立読み版

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    最後まで読みたい

    典型的なミステリー作品ではありますが、なかなか一筋縄では解決しない事件と、それに携わる人々の人間関係が浮き彫りになる、面白い作品だと思います。情報収集などにあちらこちらへと動き回りがんばるガブリエルにはエールを送りたいです。

    #カッコいい #怖い

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    2022年02月01日
  • カウンター・ポイント

    購入済み

    親戚~

    今回はヴィク自身のつながりの事件捜査。作品がおおくなるほど親戚やら何やら結構多いのよね~、初めの頃は、えっ?いとこなどと驚いていたが今では驚かなくなったし、シリーズが続くことを願いつつ、自分がそのうちヴィクの歳を超えてしまいそうで怖い(笑)

    #シュール #カッコいい

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    2021年11月09日
  • クロス・ボーダー 上

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    ハードボイルドですねえ!おまけに主人公は女の探偵

    親友の甥が 殺人事件の犯人と思われ

    同時に 自分の姪が行方不明になる。

    同時に捜査しなくちゃいけない。

    おまけに 若い子は大人を信用してないから さっぱり本当のことを喋らない。

    行方不明になった姪の妹が 目の前で攫われる。

    可愛がってた犬が犯人をおって戦い 大怪我をする。

    犬好きな私には 犬の安否の方が気にかかる。

    しかし この主人公 どこまでそんな体力があるのか?

    と思っちゃうんだけど なんかこの人 初めてこの本で会った人のは思われない

    なんか 身近な感じがする。

    ともあれ 久しぶりの外国の話し

    人の名前 覚えられなく

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    2021年10月20日
  • フォールアウト

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    オズの魔法使で知られるカンザス州ローレンスを舞台にした本作でも、お馴染みのメンバーは健在。ぺピーなどはいつもよりも登場場面が多いほど。いつもと違う生活で、ヴィクはいつも以上に絶体絶命の大ピンチ。恋人ともうまくいかず、八方塞がりの状態から、さてどうなるか。黒人差別や反核運動、土壌汚染など大きな社会問題に対しても、個人ができることは「信頼できる人と力を合わせる」ことだけなのかも…などと、ふと我が事として考えてしまった。

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    2021年09月02日
  • 教皇のスパイ

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    ネタバレ

    ガブリエルシリーズ最新作。ローマ教皇が突然亡くなり、コンクラーベが行われる。教皇の最側近の司教は死亡原因等に不信を持ち、ガブリエルに助けを求める。作者は全てフィションであると明言しているが、ローマ・カトリック教を支配しようとする聖職者、極右政治家の欲望があらわになるにつれ、現実にありうるのでは思ってしまった。本作の主要なテーマはユダヤ教とキリスト教にある。ユダヤ人はなぜディアスポーラとなったのか。何故長い間迫害の対象となったのか。全てはキリストの死に始まるがそれは事実なのか。歴史というものは、時の権力者によっていかようにも書き換えられてたきたという事を改めて思った。
    著名な経済学者であるポール

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    2021年05月09日
  • オリエント急行の殺人

    A

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    まだ読んでない人がうらやましい

    まだ読んでない人がうらやましい
    というのにふさわしい本です。
    二回目に読んでも面白いけど、
    やはり初めて読んだときの衝撃にはかなわない。
    初めて読む人は大切に読んでください。

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    2021年04月17日
  • 夜明けを待ちわびて【mirabooks】

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    世話をしていた大家の死去に伴い、彼の息子に連絡をした看護師リジー。かつて父から暴力を受けていたため、戸惑いつつ彼女の元を訪れたショーン。やっと本気の女性に逢えた彼は、お金目当ての女性に嫌気がさしていた為に、大富豪であることを隠す。そのせいで、何度もリジーを傷つけるショーンはホンマにアホでイラッとさせられるけど、リジーの父の思い出を壊さぬ様、本当の父を隠し通す所なんか、根は良いやつなんだと思う(そんなメンドくさいヒーローは大好物)。彼の正体を知り、騙された事より、父を援助しなかった事を怒ったり、裏切られてもショーン兄弟の過去を知って真剣に思いやれるリジーは本当に素晴らしい女性であり、看護師だと思

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    2020年03月15日
  • 幾度もの季節を重ね

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    無茶が過ぎて怪我ばかりする刑事レイ。夫を失う恐怖に耐えきれず、理由も言わず別れを告げたグレースは6年後、私立探偵となっていたレイの住む街に戻ってきた。ある朝、殺人を目撃してしまい犯人に見つかり、グレースはレイのもとに逃げ込む。未練を残していた2人。レイによる警護の中で、お互い昔の苦悩を繰り返してはいけないと思いつつも…。刑事として危険をおかしていたレイの信念も、レイから逃げたグレースの気持ちも痛いほど分かる。グレースの気持ちを実体験してやっと分かるなんて、レイ、鈍すぎ!色々おバカちゃんなのに憎めないレイが良い♡レイの元妻②と③とのパーティが面白かった!レイの元同僚のルーサーが男前過ぎる!惚れて

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    2019年09月19日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    女私立探偵のウォーショースキーが主人公のハードボイルド小説。依頼人から人探しを依頼されるが、その過程で男の死体を見つけてしまう。犯人は誰なのか、殺された理由を探しているうちに、ギャングと関わることになる。そこからのウォーショースキーの活躍が面白い。ハードボイルド探偵として、タフで芯が一本通った格好いい活躍をする。男の優しさとは違う女性ならではの優しさを見せるし、男以上のアクションもする。ウォーショースキーのキャラが映えていて楽しい。シリーズとして人気があるのも頷ける。他の本も読んでみたい。

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    2019年06月28日
  • サマータイム・ブルース[新版]

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    ヴィクシリーズを読んだのははじめて。ハードボイルド女性探偵物としてはオーソドックスな造りだなあと感じたが、たぶんこの作品がジャンルの元祖だからだよね。書かれたのは1982年。いま、ハリウッドで「強い女性」が活躍する作品が増えているけど、こういう作品が源流にあるんだろうなあと感じた。ヴィクはかっこいい。

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    2019年05月31日
  • 赤の女 下

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    ウィーンで事が起こり、スイスや英国で、加えてイスラエルで色々と展開し、やがて舞台は米国のワシントンへ…文字どおりに二転三転しながら事態が進む…諜報の世界の厳しい凌ぎ合いが展開する…
    そういう世界の中で蠢く人達が掘り下げられる物語だが…何か夢中になってしまうモノが在った…

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    2019年05月28日
  • 赤の女 上

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    “諜報機関”の関係者が活躍する国外の小説の翻訳…以前には随分読んだが…最近はやや長く御無沙汰していた…偶々眼に留め、入手して紐解き始めたが…かなり夢中になった!!

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    2019年05月28日
  • フォールアウト

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    懐かしいメンバーがみんな元気でよかった。
    ただ、だんだん登場人物の名前が覚えられてられなくて困る。

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    2019年05月21日
  • 否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い

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    なかにし礼さんの本で紹介されていたのを読んでこの本のことを知りました。なかにし礼さんが大興奮で書かれていたとおり、すごくおもしろかった。
    すべてのページが実話ならではの驚きに満ちた本でした。

    裁判のゆくえ、判決がどう出るか、という、大筋が興味深かったのはもちろんですが、それ以外にも、非常に考えさせられた点がいくつも。

    最初にああそうなのか、と驚いたというか、腑に落ちたのは、第二次世界大戦時の状況に対する思いがユダヤの人々と日本人とはまったく違うということ。いや、考えれば当たり前なんだけれど、私には目からウロコだった。

    ホロコーストで多くのユダヤ人が犠牲となった、という事実が、ユダヤ人の間

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    2019年03月19日
  • フォールアウト

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    シカゴの女探偵ヴィクことV.I.ウォーショースキーのシリーズ。
    カンザスでも旋風を巻き起こします。

    前作で登場した女の子バーニーに頼まれ、窃盗の疑いをかけられた青年を探すことになったヴィク。
    行方をくらませては疑いが深まってしまうのだが、老女優とカンザス州の町へ向かったらしいのだ。

    老女優の故郷は、かって核ミサイル配備への抗議行動が行われた町。
    初めてのカンザスでの捜査は勝手が違うが、愛犬ペピーを連れていったので、行く先々で可愛がられ、場が和んだり。
    女優の暮らした地域を調べようとするが、いきなり死体を発見したのから始まり、次々に過去の出来事の不審な点を探り当てていく。
    聞き込みに行った住

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    2018年10月27日
  • カウンター・ポイント

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    シカゴの女探偵V.I.ウォーショースキーのシリーズも、17作目。
    ますます魅力的で果敢なヴィク、また大活躍。
    ヴィクが育ったシカゴでも貧しい地域の話や、これまでのキャラが多く登場し、このシリーズらしい雰囲気を味わえます。

    昔の隣人フランクから、25年前の事件を再捜査してほしいという思いがけない依頼が来る。
    高校の頃に一時、恋人だったこともある彼。
    25年前に、彼の母が起こしたとされた事件は冤罪だったと。
    彼の母というのがヴィクの一家に嫉妬し、何かといわれのない非難をしていた女性なのだが。
    一通り調べようとしたヴィクでしたが‥?

    一方、ヴィクのいとこで人気者だったブーム=ブームには親友だった

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    2018年03月06日
  • セプテンバー・ラプソディ

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    ネタバレ

    マルティナから続く家族や、ロティの祖父母の悲しみが心に重くのしかかり辛かったけれど、後半ダロウまでが登場してテンポ良く続くハッピーエンディングに泣いてしまった。

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    2018年01月23日
  • セプテンバー・ラプソディ

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    V.I.シリーズ第16作目。
    1930年代に宇宙線物理学の分野でパイオニア的な研究を行い、ウィーンの放射能研究所の研究員だったオーストリアの物理学者マリエッタ・ブラウの存在からインスパイアされて書かれた作品。
    今回はドラッグ絡みの事件かな?と思いきや、まさかこんな展開が待ってるなんて!なのはやはりさすがのサラ・パレツキーなのだ。

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    2018年01月22日
  • ナイト・ストーム

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    もしかしたら星5は若干甘いかな。
    久しぶりに読んだヴィクなので。

    でも、お話は破綻がないですし
    ヴィクが行動的で、格好いいのは◎。

    今回はヴァンパイアの降霊術に嵌った
    少女たちが殺人事件に巻き込まれ
    それを収拾するところからお話が始まります。

    事件をおってゆくと、心を病んだかつての
    大学での友人が依頼してきた調査とも
    繋がりがあることがわかります。

    今回は精神病院が出てきて、そこで療養
    する人のためにもヴィクは戦うのですが…
    パレツキーらしく、光の当たらない所で
    涙を飲んでいる人のことも軽んじないのは
    流石です。

    今の50代の女性って、まだまだ
    魅力的で、発信力がありますね。

    ちょ

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    2018年01月15日
  • 否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い

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    ネタバレ

    ホロコーストは本当にあったことなのか?
    実際の真実はどうだったのか?
    実際に2000年イギリスの法廷で争った内容が
    この冬映画が日本でも上映されるということで
    とりあえずその前に本を読んでみようかと。
    すげー面白い!
    面白いというかなんというかリアルというか。
    原告はホロコースト否定の歴史家
    被告はホロコーストを学び教える大学教授&出版社
    裁判って一言で言っても
    プロフェッショナルチームがいたからこそ
    勝てた裁判なのかもしれないなーとか。
    歴史を嘘偽した者は許さない!
    ホロコースト生存者が傍聴席で
    見守る姿がすごい生々しい。
    1人のマダムがホロコーストで腕に入れられた
    収容所番号の入れ

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    2017年12月21日