山本やよいのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ハードボイルドですねえ!おまけに主人公は女の探偵
親友の甥が 殺人事件の犯人と思われ
同時に 自分の姪が行方不明になる。
同時に捜査しなくちゃいけない。
おまけに 若い子は大人を信用してないから さっぱり本当のことを喋らない。
行方不明になった姪の妹が 目の前で攫われる。
可愛がってた犬が犯人をおって戦い 大怪我をする。
犬好きな私には 犬の安否の方が気にかかる。
しかし この主人公 どこまでそんな体力があるのか?
と思っちゃうんだけど なんかこの人 初めてこの本で会った人のは思われない
なんか 身近な感じがする。
ともあれ 久しぶりの外国の話し
人の名前 覚えられなく -
Posted by ブクログ
ネタバレガブリエルシリーズ最新作。ローマ教皇が突然亡くなり、コンクラーベが行われる。教皇の最側近の司教は死亡原因等に不信を持ち、ガブリエルに助けを求める。作者は全てフィションであると明言しているが、ローマ・カトリック教を支配しようとする聖職者、極右政治家の欲望があらわになるにつれ、現実にありうるのでは思ってしまった。本作の主要なテーマはユダヤ教とキリスト教にある。ユダヤ人はなぜディアスポーラとなったのか。何故長い間迫害の対象となったのか。全てはキリストの死に始まるがそれは事実なのか。歴史というものは、時の権力者によっていかようにも書き換えられてたきたという事を改めて思った。
著名な経済学者であるポール -
購入済み
まだ読んでない人がうらやましい
まだ読んでない人がうらやましい
というのにふさわしい本です。
二回目に読んでも面白いけど、
やはり初めて読んだときの衝撃にはかなわない。
初めて読む人は大切に読んでください。 -
Posted by ブクログ
世話をしていた大家の死去に伴い、彼の息子に連絡をした看護師リジー。かつて父から暴力を受けていたため、戸惑いつつ彼女の元を訪れたショーン。やっと本気の女性に逢えた彼は、お金目当ての女性に嫌気がさしていた為に、大富豪であることを隠す。そのせいで、何度もリジーを傷つけるショーンはホンマにアホでイラッとさせられるけど、リジーの父の思い出を壊さぬ様、本当の父を隠し通す所なんか、根は良いやつなんだと思う(そんなメンドくさいヒーローは大好物)。彼の正体を知り、騙された事より、父を援助しなかった事を怒ったり、裏切られてもショーン兄弟の過去を知って真剣に思いやれるリジーは本当に素晴らしい女性であり、看護師だと思
-
Posted by ブクログ
無茶が過ぎて怪我ばかりする刑事レイ。夫を失う恐怖に耐えきれず、理由も言わず別れを告げたグレースは6年後、私立探偵となっていたレイの住む街に戻ってきた。ある朝、殺人を目撃してしまい犯人に見つかり、グレースはレイのもとに逃げ込む。未練を残していた2人。レイによる警護の中で、お互い昔の苦悩を繰り返してはいけないと思いつつも…。刑事として危険をおかしていたレイの信念も、レイから逃げたグレースの気持ちも痛いほど分かる。グレースの気持ちを実体験してやっと分かるなんて、レイ、鈍すぎ!色々おバカちゃんなのに憎めないレイが良い♡レイの元妻②と③とのパーティが面白かった!レイの元同僚のルーサーが男前過ぎる!惚れて
-
Posted by ブクログ
なかにし礼さんの本で紹介されていたのを読んでこの本のことを知りました。なかにし礼さんが大興奮で書かれていたとおり、すごくおもしろかった。
すべてのページが実話ならではの驚きに満ちた本でした。
裁判のゆくえ、判決がどう出るか、という、大筋が興味深かったのはもちろんですが、それ以外にも、非常に考えさせられた点がいくつも。
最初にああそうなのか、と驚いたというか、腑に落ちたのは、第二次世界大戦時の状況に対する思いがユダヤの人々と日本人とはまったく違うということ。いや、考えれば当たり前なんだけれど、私には目からウロコだった。
ホロコーストで多くのユダヤ人が犠牲となった、という事実が、ユダヤ人の間 -
Posted by ブクログ
シカゴの女探偵ヴィクことV.I.ウォーショースキーのシリーズ。
カンザスでも旋風を巻き起こします。
前作で登場した女の子バーニーに頼まれ、窃盗の疑いをかけられた青年を探すことになったヴィク。
行方をくらませては疑いが深まってしまうのだが、老女優とカンザス州の町へ向かったらしいのだ。
老女優の故郷は、かって核ミサイル配備への抗議行動が行われた町。
初めてのカンザスでの捜査は勝手が違うが、愛犬ペピーを連れていったので、行く先々で可愛がられ、場が和んだり。
女優の暮らした地域を調べようとするが、いきなり死体を発見したのから始まり、次々に過去の出来事の不審な点を探り当てていく。
聞き込みに行った住 -
Posted by ブクログ
シカゴの女探偵V.I.ウォーショースキーのシリーズも、17作目。
ますます魅力的で果敢なヴィク、また大活躍。
ヴィクが育ったシカゴでも貧しい地域の話や、これまでのキャラが多く登場し、このシリーズらしい雰囲気を味わえます。
昔の隣人フランクから、25年前の事件を再捜査してほしいという思いがけない依頼が来る。
高校の頃に一時、恋人だったこともある彼。
25年前に、彼の母が起こしたとされた事件は冤罪だったと。
彼の母というのがヴィクの一家に嫉妬し、何かといわれのない非難をしていた女性なのだが。
一通り調べようとしたヴィクでしたが‥?
一方、ヴィクのいとこで人気者だったブーム=ブームには親友だった -
Posted by ブクログ
もしかしたら星5は若干甘いかな。
久しぶりに読んだヴィクなので。
でも、お話は破綻がないですし
ヴィクが行動的で、格好いいのは◎。
今回はヴァンパイアの降霊術に嵌った
少女たちが殺人事件に巻き込まれ
それを収拾するところからお話が始まります。
事件をおってゆくと、心を病んだかつての
大学での友人が依頼してきた調査とも
繋がりがあることがわかります。
今回は精神病院が出てきて、そこで療養
する人のためにもヴィクは戦うのですが…
パレツキーらしく、光の当たらない所で
涙を飲んでいる人のことも軽んじないのは
流石です。
今の50代の女性って、まだまだ
魅力的で、発信力がありますね。
ちょ -
Posted by ブクログ
ネタバレホロコーストは本当にあったことなのか?
実際の真実はどうだったのか?
実際に2000年イギリスの法廷で争った内容が
この冬映画が日本でも上映されるということで
とりあえずその前に本を読んでみようかと。
すげー面白い!
面白いというかなんというかリアルというか。
原告はホロコースト否定の歴史家
被告はホロコーストを学び教える大学教授&出版社
裁判って一言で言っても
プロフェッショナルチームがいたからこそ
勝てた裁判なのかもしれないなーとか。
歴史を嘘偽した者は許さない!
ホロコースト生存者が傍聴席で
見守る姿がすごい生々しい。
1人のマダムがホロコーストで腕に入れられた
収容所番号の入れ