山本やよいのレビュー一覧
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法廷闘争の形をとった叙事録。小説という方もおっレるが個人的に異なると思う。いくばくか端折っていると思うものの、4年間にわたるリップシュタット教授の視点から見た景色。
「私自身の意見が誤った形で伝えられるのを黙って聞いていなくてはならないのがいかに神経を減らすことにか」と述べる通りの時間が続く。
⇒真実と偽りをはっきりさせることが闘いの争点。
もとはと言えば~ホロコーストにヒトラーが関与している事の否定を英 歴史家アーヴィングが裁判で訴えたことに始まる。
相手方は歴史学者リップシュタット、罪状は名誉棄損。
あとがき、付記を覗いても540頁余に及ぶ対策の殆どは日々行われる法廷の回顧。
真偽を -
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ネタバレ探偵ウォーショースキーの20作目。
やはりヴィクはシカゴでないと。
元夫の姪と親友ロティの甥と、
相変わらず身内の事件に奮闘している。
姪の姉妹は姉が行方不明、甥の方は殺人事件の容疑者。
それぞれ、大富豪だちのカリブ海でのいかがわしいバカンス、
シリアの古代遺物の密輸入へと広がり、
ヴィクはオリエント研究所の窓からぶら下がったり、
森林の小屋に閉じこめられたり、
最後にはカナダの国境を超えて川に流されていた。
元夫はお金持ちになっているのに、
その姪たちがホームレスで悲惨な生活を送っていたという設定は、
かなりショッキングだった。
(下巻へ続く) -
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ハードボイルドですねえ!おまけに主人公は女の探偵
親友の甥が 殺人事件の犯人と思われ
同時に 自分の姪が行方不明になる。
同時に捜査しなくちゃいけない。
おまけに 若い子は大人を信用してないから さっぱり本当のことを喋らない。
行方不明になった姪の妹が 目の前で攫われる。
可愛がってた犬が犯人をおって戦い 大怪我をする。
犬好きな私には 犬の安否の方が気にかかる。
しかし この主人公 どこまでそんな体力があるのか?
と思っちゃうんだけど なんかこの人 初めてこの本で会った人のは思われない
なんか 身近な感じがする。
ともあれ 久しぶりの外国の話し
人の名前 覚えられなく -
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ネタバレガブリエルシリーズ最新作。ローマ教皇が突然亡くなり、コンクラーベが行われる。教皇の最側近の司教は死亡原因等に不信を持ち、ガブリエルに助けを求める。作者は全てフィションであると明言しているが、ローマ・カトリック教を支配しようとする聖職者、極右政治家の欲望があらわになるにつれ、現実にありうるのでは思ってしまった。本作の主要なテーマはユダヤ教とキリスト教にある。ユダヤ人はなぜディアスポーラとなったのか。何故長い間迫害の対象となったのか。全てはキリストの死に始まるがそれは事実なのか。歴史というものは、時の権力者によっていかようにも書き換えられてたきたという事を改めて思った。
著名な経済学者であるポール -
購入済み
まだ読んでない人がうらやましい
まだ読んでない人がうらやましい
というのにふさわしい本です。
二回目に読んでも面白いけど、
やはり初めて読んだときの衝撃にはかなわない。
初めて読む人は大切に読んでください。 -
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世話をしていた大家の死去に伴い、彼の息子に連絡をした看護師リジー。かつて父から暴力を受けていたため、戸惑いつつ彼女の元を訪れたショーン。やっと本気の女性に逢えた彼は、お金目当ての女性に嫌気がさしていた為に、大富豪であることを隠す。そのせいで、何度もリジーを傷つけるショーンはホンマにアホでイラッとさせられるけど、リジーの父の思い出を壊さぬ様、本当の父を隠し通す所なんか、根は良いやつなんだと思う(そんなメンドくさいヒーローは大好物)。彼の正体を知り、騙された事より、父を援助しなかった事を怒ったり、裏切られてもショーン兄弟の過去を知って真剣に思いやれるリジーは本当に素晴らしい女性であり、看護師だと思
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無茶が過ぎて怪我ばかりする刑事レイ。夫を失う恐怖に耐えきれず、理由も言わず別れを告げたグレースは6年後、私立探偵となっていたレイの住む街に戻ってきた。ある朝、殺人を目撃してしまい犯人に見つかり、グレースはレイのもとに逃げ込む。未練を残していた2人。レイによる警護の中で、お互い昔の苦悩を繰り返してはいけないと思いつつも…。刑事として危険をおかしていたレイの信念も、レイから逃げたグレースの気持ちも痛いほど分かる。グレースの気持ちを実体験してやっと分かるなんて、レイ、鈍すぎ!色々おバカちゃんなのに憎めないレイが良い♡レイの元妻②と③とのパーティが面白かった!レイの元同僚のルーサーが男前過ぎる!惚れて
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なかにし礼さんの本で紹介されていたのを読んでこの本のことを知りました。なかにし礼さんが大興奮で書かれていたとおり、すごくおもしろかった。
すべてのページが実話ならではの驚きに満ちた本でした。
裁判のゆくえ、判決がどう出るか、という、大筋が興味深かったのはもちろんですが、それ以外にも、非常に考えさせられた点がいくつも。
最初にああそうなのか、と驚いたというか、腑に落ちたのは、第二次世界大戦時の状況に対する思いがユダヤの人々と日本人とはまったく違うということ。いや、考えれば当たり前なんだけれど、私には目からウロコだった。
ホロコーストで多くのユダヤ人が犠牲となった、という事実が、ユダヤ人の間 -
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シカゴの女探偵ヴィクことV.I.ウォーショースキーのシリーズ。
カンザスでも旋風を巻き起こします。
前作で登場した女の子バーニーに頼まれ、窃盗の疑いをかけられた青年を探すことになったヴィク。
行方をくらませては疑いが深まってしまうのだが、老女優とカンザス州の町へ向かったらしいのだ。
老女優の故郷は、かって核ミサイル配備への抗議行動が行われた町。
初めてのカンザスでの捜査は勝手が違うが、愛犬ペピーを連れていったので、行く先々で可愛がられ、場が和んだり。
女優の暮らした地域を調べようとするが、いきなり死体を発見したのから始まり、次々に過去の出来事の不審な点を探り当てていく。
聞き込みに行った住 -
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シカゴの女探偵V.I.ウォーショースキーのシリーズも、17作目。
ますます魅力的で果敢なヴィク、また大活躍。
ヴィクが育ったシカゴでも貧しい地域の話や、これまでのキャラが多く登場し、このシリーズらしい雰囲気を味わえます。
昔の隣人フランクから、25年前の事件を再捜査してほしいという思いがけない依頼が来る。
高校の頃に一時、恋人だったこともある彼。
25年前に、彼の母が起こしたとされた事件は冤罪だったと。
彼の母というのがヴィクの一家に嫉妬し、何かといわれのない非難をしていた女性なのだが。
一通り調べようとしたヴィクでしたが‥?
一方、ヴィクのいとこで人気者だったブーム=ブームには親友だった